• ONE PIECE モノクロ版 60

    一般に潜む悪意

    この刊では主に、ルフィ、エース、サボが、どんな境遇環境の中であがき、絆を深めていったかが描かれています。
    そしてこの刊で印象的なのは、海賊ではなく、一般人(貴族)の悪意だと思います。
    ONE PIECEは基本的に、行く島々で横暴を働く海賊の悪意に対して、麦わらの一味が立ち向かうというのが流れですが、この刊においては、貴族達が自分達さえ良ければ他はどうなろうとしらない、罪悪感さえないという、単純な悪者の悪ではなく、普通の暮らし(貴族ですが)をしている者が無自覚に行う悪を描写しています。
    それに対して幼いサボが感じる憤り、やるせなさに、胸がぐっと痛くなります。
    そして同時に現実にも似たこと...続きを読む

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  • 呪術廻戦 1

    鬼滅の次にくると

    鬼滅の刃の次にヒットすると最近やたらとネットニュースで目にしますが、全く別物だと思いますし、鬼滅の刃が好き、だからこの作品も好きとハマるかはわかりません。
    展開は面白いなと思いますし、リタイアすることなく読めますが、キャラクターの魅力という点で、鬼滅みたいにキャラクターへ感情移入できるかというと、そこまでかと思います。
    ストーリー展開重視の方には面白い作品だと思いますし、キャラクター重視の方にはちょっと弱い作品かと思います。

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  • 鬼滅の刃 1

    言わずもがな

    今最もメディアを賑わせてる作品です。
    初っ端から主人公が置かれる状況はすごく過酷ですし、多少の違いはあれど出てくる登場人物はみんな鬼によって辛い想いをした人達ばかりなので、根底に流れる鬼への想いは悲しく重いものがありますが、重たくなりすぎないよう、主人公や登場人物がいい具合にズレてるところがあり、緊張感をいい意味でほどいてくれるので、子供から大人にまで愛される作品になってるんだろうなと思います。

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  • SPY×FAMILY 1

    これはヒューマンストーリー

    スパイと殺し屋の夫婦、設定自体は似たようなものは、ドラマや映画でも今までもありました。
    でも、読んで見て思ったのは、これはコメディでもあり、ヒューマンストーリーでもあるということです。
    ツッコミどころ満載の愛すべき偽り家族なので、笑いの要素はもちろん、本人達の無意識無自覚で芽生えてくる愛情にあったかくなる、そんな作品です。

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  • ドラフトキング 1

    野球好きにはぜひ読んでほしい

    スカウトマン目線での漫画があると知り、即購入しました。
    めちゃくちゃ面白いです。
    一癖も二癖もある登場人物はもちろん、よくある選手目線の漫画ではなく、スカウトマン目線だからこその選手の見方、考え方に、あー実際スカウトマンってこんな風に選手を見てるのかなと、現実のドラフトにも想いを馳せながら、あっという間に読み終えました。

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  • チェンソーマン 1

    最初はあんまり

    すごく話題となっていたので、購入しました。
    最初は話も登場人物にも入っていけず、あー失敗したなと思ったのが正直なところ。
    巻数少ないし、まとめて買ったのが失敗やったなと思いながら、せっかく買ったからとりあえず読んだら、なんじゃこりゃ!となりました。
    展開に頭がついていかないし、えっ、この人ってあの人やんね?と確認せずにはいられない。
    気づくと先の展開が気になり、また読み返したくなる部分も出てくる、そんな話です。
    もし試し読みだけで微妙と思っても、もう少し騙されたと思って読んでみたら、意外とハマるかもしれんませんよ。

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  • パリピ孔明(1)

    最高

    こうゆうぶっ飛んだ設定の漫画が大好きなので、フィーリングで購入しましたが、期待を裏切らなかったです。
    孔明のブレなさと、現代文化への適応能力の高さに笑ってしまい、どう軍略を軍師ことマネージャーとして使っていくのか、本当に面白い作品です。
    新刊出たら追っていくこと、決定!

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  • ゴールデンカムイ 1

    予想外にハマってしまった

    名前は聞いたことあったので、ミーハー心で読んでみました。
    名前しか知らなかったので、ストーリーに関する予備知識0のため、アイヌとか刺青人皮とか予想外の世界にびっくりはしたものの、アイヌ文化を説明臭くならずに、話に溶け込ませるので、全然読書スピードが遅くならず、一気に読めました。なにより、主人公が見せるちょいちょい乙女な一面が、いいギャップを生み出し、純粋に面白い、そんな作品です。

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  • キングダム 1

    合わないと思っても

    映画化もされてたし、友達が絶対読んだ方がいいと言うので購入。ちなみに映画は見てません。
    正直、最初は絵があまり好きじゃなく、主人公も登場人物にそこまで魅力を感じなかったので、友達の強い勧めがなければ、1巻の途中で読むのをリタイアしていたと思います。でも、勧めもあったので読み進めていくと、主人公の成長にワクワクし、活躍を応援したくなる、ファンになっていました。今では新刊の発売が待ち遠しくなる作品です。合わないと思った方も、1巻で離脱せずぜひ 2巻3巻と読み進めてほしい、そんな作品です。

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  • 宇宙兄弟(1)

    続きが早く読みたくなる

    面白いという話を聞き、半信半疑で1巻だけ購入。
    あらすじは見たし、ベタな展開でしょとひねくれた姿勢で読み始めた自分を恥ずかしく思います。
    実際、王道のストーリーだなと思うところも多々ありますが、登場人物1人ひとりの環境、その背景が実にリアルで、そして直面する問題もリアルで(NASAの、宇宙飛行士の現実は知りませんが笑)、社会人なら自分に置き換えてすごく共感できます。だからこそ、主人公はもちろん出てくる登場人物全てがすごく愛おしくて、突きつけられる現実に登場人物みんなを応援したくなり、読み手も葛藤します。気づけば、最新刊まで購入していた、そんな力を持った作品です。

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