あらすじ
築45年、家賃5万円。たまにおいしいごはんつき。持病のために、週4回のパートで生計をたてている麦巻さとこ。団地の大家・鈴さんと司とののどかな交流のなかで、自分のしあわせを探します。移住を考え直したさとこは、団地で新たな人に出会ったり、東京を散歩したり。自分の体の声を聞きながら、少しずつ世界は広がって…?
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持病持ちが故に体調がすぐれず、気分が沈むことも多い麦巻さとこ。しかし、さとこは引っ越し先の大家さんと出会ったことで薬膳に興味を持ち始める。
食べ物の知識を生活に取り入れたさとこは、徐々に日々の生活に余裕を見出すことができるように。
生活を送る中で、「少し疲れているかも…」と感じる方に是非読んでほしい作品です。
本作は身体に良い食事を通して、少しずつ豊かになっていく日常を描いています。作中のごはんも美味しそうで、すぐに実践したい豆知識もたくさん登場します。
ここ数年間、健康であることがいかに大事か、身にしみて感じました。そしてなにより自分の身体を大事にすることが、なんとなく心地よい。
さとこのように、少しずつ自分の力で前向きになりたい方にピッタリな一冊です。
感情タグBEST3
匿名
ドラマから原作に来ました。
ドラマも毎週楽しみにしてますが、原作はイッキ読みしてしまいました😆それくらいおもしろいです✨
やってみようかな?って思う事も多く、薬膳にも興味が出て来てます。
年を重ねると体の不調が出たり、老後の心配があったり、ふと不安に駆られる事もあるけれど、この本を読むと、不調も心配も不安も付き合っていかないといけないものだし、上手く調整していくものなんだなと前向きになれます。
また、それを実践されている人も描かれていたり、等身大の同年代の人が描かれていたりで、次の巻が出るのが楽しみです✨
嫌な人が出てこないのもポイントが高いです。
色んな作品に触れてきましたが、ホント、秀作なので、オススメしたいです。
今巻もとっても面白かった~~。
丁寧に暮らしていってる人たち、凄いなあ。
自分なりの方法での生活を皆さん自分なりに極めていってて素敵です。
次巻もとても楽しみ!
さとこが会社勤めを辞めて団地暮らしになったいきさつからして苦いものではあるのですが、ほっこりした日常の陰の部分…人の弱さや狡さみたいなところも描かれていてとても深いお話だと思います。いま一番続きが楽しみな作品です。
Posted by ブクログ
持病のために体を労わりながら、団地でほっこり暮らしている麦巻さんの物語5巻目。同じ団地で無理なく自分の好きを楽しんで暮らしているうずらさんとの出会いが良かった。早く続きが読みたい。
Posted by ブクログ
⭐︎ やっと手に入れた24時間を自分のために使える喜び、なんて豊かな
⭐︎ どうして乗り越えられそうなことを怖がっているのかしら
⭐︎ 今は苦手なことを避けて1人静かな生活を送っていたいので
⭐︎ 一生働きづめなんて私の人生って何?
⭐︎ 人生気ままに過ごす時期があってもいいじゃない
都会でも田舎暮らしの様な生活が
田舎暮らしの人の方が収入に貪欲で、都会暮らしの人が、質素な暮らしに心がけていて、なんだか逆の様にも思うけれども、やっぱり都会の方が何かとお金がかかるからかな
Posted by ブクログ
NHKドラマ10で「しあわせは食べて寝て待て」を観て、ドラマからはまって漫画を全巻購入。薬膳とか身体が弱い女性とかうっすらと話のあらすじは知っていたけど、ほとんど前知識なしでドラマを観たら毎週火曜日が待ち遠しくてたまらないほど、とっても良かった。もっと長くこの世界観を味わいたくて漫画にも手を出した。
膠原病にかかってしまい、他の人と同じように働けなくなって正社員を退職し、マンションを購入する夢も諦めて、団地に引っ越してパートとして働いている麦巻さんが主人公。意気揚々と色々なことをやりたいと思っても、体力がついていかない、体調もついていかない、すぐに体調を崩してしまって暗澹とする主人公がとてもかわいそう。でも、色々なことを諦めなくてはいけないけど、諦めたことで手に入るものもある。そういうことを優しく教えてくれるお話し。麦巻さんが勤務するデザイン事務所のみんなもとっても良い人だし、団地のお部屋の大家の鈴さんも色々気にかけてくれて優しい。漫画の鈴さんはコミカルでちょっと世俗的なことも色々考えているおばあさんだけど、ドラマの鈴さんは加賀まりこさんが演じていてとっても素敵な人になってる。そういうほんの少しの違いはあるけど、ドラマは本当に丁寧に漫画の流れを追っていてキャストもぴったりでどちらが先でもとても楽しめると思う。
薬膳のお話しも要所要所に出てくるので読んでいるとうっすらとこういうときはこんな食べ物がいいのかーと知識が自然と入ってくる。とはいえ、そこに特化しているわけではないので全然とっつきにくくなくて読みやすい。5巻は早期退職してSNSに料理をあげているUZURAさんが出てきたり、ずっと嫌な感じの麦巻さんのお母さんの気持ちが見えてきたり、デザイン事務所社長の唐さんの実家が出てきたり、色々な人の背景が深掘りされていてとても面白かった。この漫画を読んでいると、色々な人に色々な事情があって、そんな色々な人が集まって日常って動いているんだよねと人と人とのかかわりの深さを感じて、しみじみと人間っていいなと思える。続きも楽しみ。
面白いです
タメになったり、気付きがあったり、
とても面白かったです。
好き嫌いがわかれるかもですが、
お話に合ってる絵の雰囲気も好きです。
匿名
楽しい。
麦蒔さん団地で暮らしてる気分になります。
些細なことを楽しんだり 悩んだり。
日々が新鮮に見えてきました。
つぎのお話が楽しみです。
匿名
ウズラ
一巻を購入して面白かったので全巻購入。
この巻も安定の癒し&面白さ!
主人公も素敵だけれど、サブで登場するウズラさんの生き方も素敵でした!
Posted by ブクログ
登場人物たちが増えてきて、さとこ以外の脇の人たちの物語もかなり語られるようになった。おそらく作者が最初から想定していた設定だけでなく、作者の想定を超えて登場人物たちが勝手に動き回るようになってきているんだろうと思う。そうなってくると、登場人物たちがお互いに掛け合いみたいなことをやりだすようになるので作品にいいリズムが生まれてくる。作品に脂がのってきた証拠だと思う。登場人物たちはそれぞれ自分の生き方に強い我をもっていて、それらはみな他の人と違ってバラバラの価値観。お互いは適度に影響を受けたりもするが基本はみな我が道を行っていて他の人の邪魔をしたり非難したりしない。そうしながら彼女ら彼らは親しく付き合っているというのが、この作品のもっとも気持ちがいいところ。脇の人物のストーリーを掘り下げていくと、相対的に主人公のストーリーが弱くなってしまい、ということは作品の期初のテーマからずれていってしまいかねないが、本巻ではさとこの家族が登場したりしながら、さとこが自分の生き方を振り返る話も十分描かれていて、コミック1冊の中での主役の比率のバランスも損なわれていない。こういうのは担当編集の方の力も大きいんだと思う。
匿名
今回も身体に良さそうな美味しそうな料理がたくさん登場!
パッと見じゃ分からないけど、心の病をかかえていたりする人、多いんだな、、
麦巻さん、ご近所にインフルエンサーさん住んでて、新たな交流が始まって楽しそう!
料理が苦手なんだけど
料理が苦手でついついレシピアプリで出てくる味付けの濃いメニューを作りがちなんだけど、
読んでるうちにシンプルな味付けで焼くだけでもいいじゃん!って思えてきた。
ゆったりした時間が流れてる感じがあって、このマンガ好き。
読むだけで健康
毎日バタバタと、家事をルーティンのようにこなしているので、この本を読むだけでスローライフをしている気分になりました。
気分が良くなる作品
麦巻さんの落ち込みやすい部分は自分に共通する部分でもあるので、落ち込んでいる彼女を見ていると心配でたまらなくなる。でも、麦巻さんの良い所はその後、自分の機嫌をちゃんと取れるところ。周りの人の力を借りつつちゃんとリカバリーしていて、ホント素敵。
麦巻さんがそういう人だからこそ、周りの人も力になってくれるし麦巻さんも頼られる関係なんだなー
豚肉と野菜のバター炒め大根おろし添え、食べてみよーっと
この巻のラストシーンと予告、続きが気になるわー
Posted by ブクログ
待ちに待った最新巻!
持病のために、週4回のパートで生計をたてている麦巻さとこ。
縁あって、お隣のオーナー鈴さんと司くんと出会い団地住まいに。
そして薬膳と出会い、ままならない日々が少しずつ前向きになっていく。
今回は、うずらさんという自分の世界を持つ女性や、職場の人に支えられて落ち込み気味だった日々に再び光がさす。
唐さんの家族の話や、司の思いなども描かれている。
この本を読むと、本当に気持ちが癒される。そして今の自分の生活を見直す時間が持てるのだ…
来春!ドラマ化なんですって! 嬉しい!!
キャストはまだまだ、だそうです。
うーん、気になります!!
Posted by ブクログ
やっと新刊でました。麦巻さんも素敵ですが、ウズラさんの生き方はとても素敵でした。
ウズラさんは結婚、仕事、子育てを終え、ひとりで生活している。丁寧に楽しく。『やっと手に入れた 24時間を自分のために使える喜び』物凄くわかります。家族の為、子供の為、ガムシャラに働いたので、その言葉、響きました。
ドラマ化も楽しみです。
Posted by ブクログ
さとこさんの暮らしも充分ていねいですよね。オリーブオイルの専門店すてき。味見してみたいな…ウズラさんの暮らしも素敵。見切り品の魚は私も買っちゃう。まぐろのお刺身とか油で煮てツナ作ったり。いや、まぐろはツナなんだけど。唐さんのことも司さんのこともまた少しわかった。私も色が褪せてきた服ひとつ染めてみたい…
Posted by ブクログ
キャラクターのなかではやはり麦巻さんが好き。その次は唐さんが好き。
今回は唐さんの家のエピソードあったのでますます楽しめましたー。
靴を大事にするとか財布を染め直すとか麦巻さんの生活の仕方が素敵で憧れますねー。頑張りすぎるのは疲れるけど、ふんわりならいいなーと思ったりする。
それからドラマ化おめでとうございます!!めっちゃ楽しみです!!
待ってました
新刊!
今回も食べて寝て待つさとこに癒されました。
逃げられない現実を緩やかに受け入れられるのは周りにいる善良な人たちのおかげなのですよね。
充実した時間でした
Posted by ブクログ
自分のできないことを否定せず受け入れることができたら、他人のできることに寛容になれる。
今「期限の取り方」を唱えたり、自己肯定感のヒントに気づかせる本が多い中で、このコミックはその何十冊分もの学びがある。
Posted by ブクログ
都会でも憧れているような田舎暮らしはできるし、逆に田舎でもビジネス思考持って高収入を目指すことができるし、本当に知らないことがたくさんあってこの漫画はそれを私に教えてくれている。
Posted by ブクログ
相変わらず、今回も読んでいてほっこりしました。
けど、さとこも司さんも唐さんも、みんなイロイロあるのだなぁ。
人生、人それぞれ。
マイペースで行けるといいな。
Posted by ブクログ
シリーズ5
待ちに待ったシリーズ
来春TV放送予定とか…これも楽しみ。
何気ない日常だけど悩んだり勇気づけられたり…
そんな日常のなか、身体を元気にしてくれる食べものが出てくるのが毎回楽しみ。
さとこの持病も気になりながら新たな交流も…。
定年後ひとり暮らしをするウズラさんの生活が無理してなくて自然体でいい。
セール品の食材をアレンジして作る料理も興味深い。
人と出会って気持ちも前向きになることは大事なことなんだと思った。
今回大家の鈴さんの登場が少なくてちょっと寂しくなった。
まだまだ元気で料理作ってほしい。
Posted by ブクログ
フィクションだからまあいいんだけど
ウズラさん(インフルエンサー)
住んでる場所ばれてるの気をつけてね……
おうち系インフルエンサーもすぐ当たりつくから
ほんと情報開示気をつけなね……と思う
さてさて
なんかほんとみんなそれぞれ抱えてるものあるよねえ
唐さんのやさしさの源に触れられたのもよかった
私も三人きょうだい、
かつてはたくさん喧嘩もしたけど
大人になって三人いることの強さをすごく感じる
結局どこまでいっても
支え合っていきていくしかないから
持ちつ持たれつでやっていこうな〜〜〜
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NHKでのドラマ化
わかるーードラマ化するなら
NHKだよなーーって感じだ
Posted by ブクログ
移住の希望が叶わず、気落ちするさとこさん。
青葉さんと谷根千へおでかけして
少し心身リフレッシュします。
そこで出た話の流れで
同じ団地に暮らしているらしい
取材対象に一緒に会うことになります。
そのウズラさんという女性は
セール品で上手にイタリアンを作るのですが
以前、心無い書き込みがあったりして
記事に取り上げられるのを恐れている。
でも、実は隠れファンたちに
そっと見守られていたりもする(*´∀`*)
司くんや唐さんのエピソードもあり。
みんなそれぞれに。
Posted by ブクログ
ドラマが話題なので、原作を読んでみた。
なるほど…
食べることって、大事よね。
「薬膳」は参考にしてみようかな…
今年から初めていることがある。
①「甘い飲み物をやめる」
カフェオレや炭酸飲料、果汁のジュースetc…
水かお茶のみ
甘いものが欲しい時は、「液体」ではなく「個体」で
とるようにしている。
②「間食はするけれど内容を考える」
おやつ的なものも食べるけれど、スナックや菓子パ
ン的なものではなく、果物やヨーグルトなど、栄養
のあるもの…をとる。
③「スナック筋トレ」をする
ちょっとした隙間時間…例えば電話中、例えば何か
の待ち時間にちょっとした筋トレ?的な?ものをす
る。スクワットとか、踵上げとか?笑
5ヶ月間続けているが、身体のラインが変わったことは大きな変化。体重は2キロ減。ダイエットなんて大きなことではないけれど、あー、要らないものを減らすだけで、変化するのね〜、ということに気がついた。サトコさんも、持病とお付き合いをする上で身体との対話を食を通じてしている感じが、とても共感できた。
みんな、何かしら「抱えてること」ってあるよね…
「ポジティブ」「前向き」が脚光を浴びる中、低空飛行を維持するような感じ…本の中の「ネガティヴ・ケイパビリティ(できない事を受け入れる力)」が大事だよ、というメッセージは、温かいと思う。
そうそう、いつも前ばかり見てはいられないし…
それで、良し!