持病持ちが故に体調がすぐれず、気分が沈むことも多い麦巻さとこ。しかし、さとこは引っ越し先の大家さんと出会ったことで薬膳に興味を持ち始める。
食べ物の知識を生活に取り入れたさとこは、徐々に日々の生活に余裕を見出すことができるように。
生活を送る中で、「少し疲れているかも…」と感じる方に是非読んでほしい作品です。
本作は身体に良い食事を通して、少しずつ豊かになっていく日常を描いています。作中のごはんも美味しそうで、すぐに実践したい豆知識もたくさん登場します。
ここ数年間、健康であることがいかに大事か、身にしみて感じました。そしてなにより自分の身体を大事にすることが、なんとなく心地よい。
さとこのように、少しずつ自分の力で前向きになりたい方にピッタリな一冊です。
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Posted by ブクログ 2022年10月28日
精神科の訪問看護師をしているのだけど、こういう看護がしたいのだ、と思う。平坦な道ではないかもしれないし、ナビでは示されない道かもしれないけど、それでいいのだ、と静かに思うような世界。
匿名 2024年02月18日
死にたいなーんてのは嘘のところに泣きました。
私もよく昔は死にたいと思ってました。
今も疲れすぎるとそう思います。
でも口に出したり書いたりするときに死にたいは言いたくないので消えたいと言い換えてます。
みんな苦しくてみんな一生懸命生きてるんですよね。
みんないろいろ抱えて生きてるんだなってほっこりする。
みんな自分のいい面しか見せないけど、誰にでも悩みや悩みとまではいかず、モヤモヤがあったり。旬のものを食して丁寧な生活がしたい！
匿名 2023年08月02日
いろんな人が登場しましたねー。
それぞれのストーリーがあって、面白かったです！
麦巻さんが薬膳に詳しくなってたり、副業に挑戦してみたり、、進化してますね。
司さんは、まだ謎めいてるなぁ、、
相変わらずゆる〜く日常が描かれています。
大きく辛い事は起こりませんが、各キャラクター達のそれぞれの日常での躓きがゆる〜くかつ丁寧に描かれていて、感情移入したり、そういう事もあるのか、と納得したり。とても丁寧でいい作品だと思いました。
Posted by ブクログ 2023年05月08日
2巻もさらにほっこり。団地に住み始めて広がる、人とのつながり。女子高生から、92歳のおばあちゃんまで。わたしも団地にすんでいるけど、こんなふうに温かい人とのつながりを持てたらいいなあと思った
なんとなく読んだ１つです。昭和、平成、令和という時代の流れを生きていく上でスマートに熟せる方、乗り越えて頑張る気力も体力も備える事が出来ない方。
それぞれの事情を抱えながらも、毎日朝は来ます。
ささやかな幸せって忘れがちですが、この空間では心地良い環境が描かれていて、のんびりする気持ちになりまし...続きを読むた。
Posted by ブクログ 2023年01月03日
冬には黒い食材ね…黒酢は常備しているしよく使うけど、意識してゆこう。春は怒りの季節か〜
さとこさん、揺らぐこともあるけど、強さもあって、しなやかで素敵だな。
お粥もっと取り入れてみようかな。もうすぐ七草がゆの日よね。ちょうどいいな。
疲れて何もしたくな〜い！という時でもするするっと読めます。登場人物は良い人なんだけど嫌なところもしっかり持っていて、でもドロドロはしていない。その温度感が心地よいです。落ち込んだとき、前を向きたいときに読み返したい1冊です。1巻の空気感が好きだった方は、引き続き買って損はないと思います！
はっきりとはしない体調不良を感じた時に試したくなる食事がたくさん出てきて、思わずおかゆを作りたくなりました。それから季節の野菜も取り入れてなんて考えてると作らなくても少しだけ健康になれた気がしました。
1巻2巻と買ってしまいました。何気ない日常でありながら、他人同士の繋がりを感じる、ほっこりするお話でした。なんか疲れた時に何度も読みそうな予感。
ちょっとした問題や悩み事って誰でもあるのは当たり前で、頑張り方も人それぞれなんですよね。全く自分と一緒ってわけではないけど、私にはしっくりくる感じで良いです。次も楽しみです。
Posted by ブクログ 2022年05月03日
1巻よりも先に読み始めて、途中まで読んでから1巻を読んで、また戻って読み続けた。
いきなり温泉に行くから、何だろうと思ったけど。
仕事、仕事で、何のために生きているのだろうと考えると、仕事なんかしてられなくて、でも仕事をしなければ生活もできなくて。
美味しいものを食べて、温泉につかって、のんびりした...続きを読むい。
Posted by ブクログ 2021年11月17日
一回目読んで、１巻を穴が空きそうなくらい読んだワタシとしてはむむむって感じになったのですが、２回目読み終わってはやくはやく続きをくださーいってなりました。人間関係ってめちゃくちゃ密接かわりと淡白かどっちかのパターンが多いと思ってて、この会社と団地は密接の方だと思うし、それがいい感じに描かれていると思...続きを読むいます。麦巻さんは自分の範囲をめちゃくちゃわきまえすぎてて前の会社で虐めをうけたことを黙ってたりしてたけど、それについて怒ってくれる友だちとかいるのがわかってめっちゃ嬉しかったり。ちなみにワタシは唐さんが醤油ラーメン頼んだとこで吹きました笑。
主人公の持病からの生活の変化、何気ない日常風景、自分にも置き換えられるような生活にとても興味が持てました。少ないお金の中で生活をやりくりしながらも、自分を気にかけてくれる優しい人達がいれば生きていけるのかなぁと思い始めています。
Posted by ブクログ 2022年03月13日
前向きに考えてても上手くいかない状況が続くとネガティブになったり、人に優しくなれなかったり、少し体調が悪いだけで気持ちはすり減るので、たまに爆発するような気持ちは分かる気がする。もちろん、八つ当たりだと感じさせてしまう事だと相手にも悪いと感じてしまうが、こうやって、自分の気持ちを吐き出せる場所がある...続きを読むのは少し救いかもと思います。
Posted by ブクログ 2022年02月20日
団地暮らし、やっぱりいいなぁ。
自治会とかで少々めんどくさい面はあるが
それはどこでもそうだろうし。
さとこさんの私生活が落ち着いてきたところで
この巻ではお仕事の話も増えた。
デザイン事務所の社員さんたちも
ちょっといい距離感で接してくれるね。
司青年のニート仲間
八つ頭くんと関わる話が良かっ...続きを読むた。
さとこさんの感じた気持ち
そういうの大切にしたいなって思います。
Posted by ブクログ 2022年01月09日
麦巻さんの心も模様がどんどん軽くなっている感じがする。
でも麦巻さんは油断せず、
自分に自分に合った具合で慎重に向き合っている。
今日、ちょうど知らない道を歩いたら、団地があった。
最近団地のリノベーションを見たりと、
少し憧れがあります。
あと、薬膳料理を見ていたら、
最近、ずっとかなぁ。
お...続きを読む菓子が大好きで、こってりしたものが食べたかったりすることが多い私。
食べた後、疲れたり、気持ち悪くなって、
すぐ横になってしまう。
なんか、私もいいリズムが作れたらなぁと思った。
唐さん麦巻さんが気になるなぁ
1巻から読み始めましたが、自分も疲れやすさや気になる性格なので、主人公の辛さが分かり無理しすぎないようにしようと思いました。薬膳にも興味を持ちました。
しかし、今回はひとつモヤッとしたところが。それは、吉澤さんに対する吊し上げや悪口。
冷たい言い方をしますが、自分がいない分を後輩の吉澤さんが...続きを読む負担していたのは事実であり、その負担はかなりの心身ストレスになります。吉澤さんが我慢してトイレで愚痴りたくもなりますよ。
病気は仕方がない事ですが、主人公や元同僚は自分が吉澤さんの立場になっていないから、主人公はさも悪くないとペラペラと悪口や吊し上げをして非常に不快でした。
吉澤という呼び捨ても時代錯誤で、作者も編集者も吉澤さんの立場の経験がないからあの描き方になったのだと思いました。
そこさえなければ、楽しめましたので残念です。
シリーズ作品レビュー
