あらすじ
新年を迎え、神田花房町代地に居酒屋「ぜんや」が再建された。女将・お妙の絶品料理がまた食べられる喜びのあまり、馴染みの旦那衆は祝儀を沢山持参するが、お妙はとまどってしまう。一方、武家の次男坊・只次郎は、店の再建にあたって、「ぜんや」をより良く盛り立てていくある方法を提案していた。蕗味噌の握り飯、卯の花の炒り煮、土筆のきんぴら……料理の腕にさらに磨きをかけたお妙と、新たな商いを始めた只次郎がいよいよ急接近!? 傑作人情時代小説第九巻。
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Posted by ブクログ
ついにお妙と只次郎が結ばれた。すごく嬉しい。ここまで引っ張ってもらって良かった。早くにくっつき過ぎても普通というか驚きに欠けるから、ここまで焦らされた方が読んで来た甲斐があって良い。只次郎がお妙のために鶯を嗅ぎ回ってて危ないけど、どう物語が終焉に落ち着くのか楽しみ。