【感想・ネタバレ】烏は主を選ばない【新カバー版】のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『烏に単は似合わない』が前提の、対になる続刊。

最後まで読んで、「〜っ!タイトルは、そういうことかー(嘆息)ってなったよね。
最初から、雪哉は、そのまんま若君の忠臣とか流れだなって思ってたんだけど……『何事もなければ』。何事もありましたね。

絶対に譲れない雪哉の矜持と、絶対に譲れない若宮の矜持があって、それが、ポンとラストにのっかる。唸ってしまった。

一巻目は飛び飛びで時間を空けて読んだので、この唸る感動を味わえず、今更ながらに悔しい。


長束派の協力者=長束さん本人説は最初のタイミングで思いついていたので、それ程の驚きはなかったものの、長束さん、中々の役者やな。
そして路近さん、めっっちゃ怖いけど、まっすぐでいい人だね。

是非、この後アニメを観て整理します!!
そして一巻もう一度読み直して復習します。。。

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2024年05月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なかなか怒涛の展開&ビターなラスト!!なので、ちょこっとスッキリしないけれども、それはそれで次巻が気になって良かったです。雪哉&若宮のやり取りがめちゃ楽しい!澄尾も好きです。
スラスラ面白く読めました。
ので、すぐに次読みます。楽しみ楽しみ♪

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2024年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あの時の近習が思ってたより小さかった。
でも小さいからって侮れない。
なんて事ないように言ってる事がとても凄い事。でも本人がなんて事ないと思ってるから呆れてしまう。
ぼんくらのふりが必要だったからとは言え勿体ない。

桜花宮での若宮が来なかった件、2回とも裏ではそんな事があったのか。
これに関しては雪哉がただただ災難。

波乱の御前会議。
若宮を迎えるように勝手になる鈴と勝手に開く門。
これだけで若宮がただの八咫烏では無いと思える。

長束様が若宮の味方だと言う事に凄く納得。
若宮だけではなく長束様の周りも簡単に信用出来ないとは。

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2024年03月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あなたのために、なんて言うやつは信用ならない。
本当に信じて良いのは己の心のみ。
そんな世界だからこそ「お前は信用できる」という言葉が輝くんですねえ。

演技でボンクラになれるくらいに器用で賢くてヒネてるように見える雪哉が、山内に渦巻く陰謀で揉まれるうちに道理だけでは割り切れない年相応の純真さを持ってることがわかってきちゃうのが、なんとも可愛くて切ない。いや可愛いのは序盤からわかってたよ、わかってたけど。
1番kawaiiポイントは大紫の御前に誘われたときに欲しいものとして1に母の手料理、2に金柑を(内心毒突きながら)挙げちゃうところですね。コイツ思ってたより絆されとる!
ラストの取引もよかった。やっぱり雪哉は賢い子だよ。

長束様のことを気に入ってたから中盤で突然阿保そうな会話始めた時は心配になったけど終盤にはカッコいいところを見せてくれたのでよかった。ヒールはこうでなくちゃね。でも最終的には、なんかかわいい人だな?という認識になった。今後の活躍に期待しておきます。

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2024年02月03日

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ネタバレ

皆阿呆を演じているのが本当に策略めいている。作中の「穏健派」と「過激派」がラストでひっくり返った。性格に騙された。1巻で出てきたシーンの裏が読めてようやく納得出来た。姫のことを蔑ろにしてた訳ではなかったのか。雪哉の減らず口とサディスティック若宮のコンビ最強。

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2023年10月28日

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ネタバレ

前作、「烏に単は似合わない」の若宮側の話。

若宮がとった行動の意味が、前作と繋がって面白かった。続編も読みたい。

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2023年10月12日

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ネタバレ

1巻と同時系列で、1巻=桜花宮の姫様側視点、この巻=若宮とその近習(仮)側視点で描かれている。
姫様達視点を先に持ってきたのは素晴らしいな。
逆だと、ちょっとスピンオフ感が出ちゃう気がする。
1巻が大きな序章みたいな感じかな。

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2024年05月17日

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ネタバレ

前巻と裏表になった一冊。
金烏である次代と彼の側仕えとなった少年の物語。

面白いですし、時間もかからずに読めるので読書慣れしていない人にはいいかもしれないのだろうなぁとしみじみ。

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2024年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『烏に単は似合わない』に続くシリーズ2作目。
ただ時系的には1作目と同時期で、いったい若宮はその時何をしていたのかという物語だ。
全然登場してくれない若宮にお后候補さんたちと同様になんでやねん!と思っていたが、なるほど納得。
物語の構造はますます混迷していくが、宮廷物だからこんなものだろう。
そうでないと物語にならないしな。
雪哉と若宮の掛け合いが楽しかった。
しかし、雪哉はこれにて退場?
続きが気になりますが、とりあえずアニメを楽しみたいと思います。
むっちゃんの雪哉、楽しみ~

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2024年03月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!!
複雑に練り込まれた伏線と、何度も出てくるどんでん返しのストーリーに夢中になりました。

雪哉が若宮と距離が縮まるほど言葉遣いがぞんざいになったり、段々と主君のことが好きになっていく過程が丁寧に描かれており、とても楽しめました。

最後に雪哉が若宮の近習を選ばなかったことも、惜しい気持ちもありつつ感慨深いです。

1巻に出てきた姫たちが再度登場した時は嬉しく、あの時若宮サイドはこんなことが起きていたのだと答え合わせをするように読んでいくのが面白かったです。

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2024年02月23日

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