【感想・ネタバレ】Missing12 神降ろしの物語〈上〉のレビュー

あらすじ

その先に待っているのは、魔女の望む世界なのか――。

聖創学院を蝕む、多すぎる種類の怪談。だが、その怪談はある時期から徐々に数を減らし始め、いくつかの特定の噂が囁かれる頻度が、著しく上がっていき……。
一方、文芸部との溝が埋まらないままの武巳は、保健室で“魔女の血”を供する儀式を目撃し、詠子の本当の願いを聞いてしまう。
「世界を、変えるの。私の見る世界に、そのままになるように」
鬼才、甲田学人が放つ伝奇ホラーの超傑作、第12弾。新装版限定書き下ろし掌編付き。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

魔女の見ている世界がようやく垣間見えて、やはり普通の人には理解できない世界だということを理解した。
理解の範疇を超えると、そこにはもう本能的な恐怖しかない。
武巳が遭遇したように。

物語も完結まで秒読み状態なのに、文芸部がバラバラになっているのが気になる。
残っていた魔王様や亜紀、村神ですら連携が取れていないような。
これで魔女と対峙できるのだろうか、心配だ。
かつて完結まで読んではいるのだけれど、内容をすっかり忘れているので、未読の心持ちで最終巻に挑みます。

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2022年12月03日

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