【感想・ネタバレ】Missing9 座敷童の物語〈上〉のレビュー

あらすじ

「ようこそ、みんな。“ここ”では久しぶりだねえ」
“魔女”十叶詠子が聖創学院に帰ってきた。異様な雰囲気を醸す“使徒”を引き連れて。
その帰還にあわせるように、『異界』の存在が欠けたものを補ってくれるという〈儀式〉が学園で流行り始める。
真相の掴めぬ〈儀式〉、敵対する“魔女団”の出現により、混乱を極める状況の中、空目恭一ら文芸部の面々の間に微妙な亀裂が入り始める――。
鬼才、甲田学人が放つ伝奇ホラーの超傑作、第9弾。新装版限定書き下ろし掌編付き。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

友達がいないと言い出せなくて事態が悪くなっていくの、過去の自分を見るようで痛かった。
分かりすぎて。
文芸部の面子が団結しているようで個人戦しているのも不安を誘う。
この巻に限らず、ちょっと前からその傾向ではあるが。

魔王様が完全に様子見、待ちの後手だし。
亜紀じゃないけどもどかしく思う展開。

一方で魔女の使徒たちが今読むと痛々しい厨二病患者にしか見えなくて、ちょっと笑ってしまった。
後々の彼らのことを思うと余計に哀愁が……

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2022年08月02日

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