【感想・ネタバレ】迷うな女性外科医 泣くな研修医7のレビュー

あらすじ

佐藤玲は三一歳の女性外科医。恋人と会うより手術の腕を上げることに夢中で、激務の日々も辛くない。そんな中、玲はある男性患者の主治医を命じられる。彼は、玲が新人時代に憧れた辣腕外科医。病名は直腸癌、ステージ4だった――。現役外科医が命の現場をリアルに描くシリーズ第7弾、雨野隆治の頼れる先輩・美しくクールな佐藤玲の物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ


(外科医としてなんだろうけど)淡々とクールに振る舞う玲。

その玲が人間らしく感情を吐露する東凱先生とのくだりと、一番最後の両親との対話のあたりでも胸がいっぱいになって涙。

とりわけ、専業主婦であった母親を『 自立していない』という理由で蔑んていた様子がみられていたので、最後のお母さんの言葉に涙する玲の姿が見られて嬉しくて、玲と一緒に暖かい涙を流した。


それにしても、東凱先生は人としても外科医としても男としてもかっこ良すぎる。
玲の元恋人には悪いが勝ち目は1ミリも無い。
東凱先生、最後玲になんて言ったんだろうね。
愛してた、かな、どうかな?

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2025年05月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

雨野医師の先輩外科医、佐藤玲。研修医の頃から世話になり尊敬する東凱ドクターが自分の患者になる。しかも自分の専門の大腸がん。医師が病気になるのは状況がわかるだけに辛いだろうな。東凱ドクターは後輩に自分をみせ学ばせながら亡くなった。フィクションだとしても素晴らしいな。更に玲の父親も脳梗塞で倒れることで患者側の気持ちを味わう。体力的に女性はハンデがあるけど応援の気持ちでいっぱい。 期待の凛子のストーリーが楽しみ。

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2025年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

外科医の仕事の大変さは、私などでは想像もつかないのだろう。妊娠や出産は体の限界もあるから、悩む佐藤先生の気持ちもわかる。東凱先生の、仕事を辞めるのは死ねと言ってるのと同じ、という言葉は心強かったろうなと思う。惹かれるのもわかる。佐藤先生が悔いなくやりたいことを日々進められたらいいなと願う。
次作も楽しみ。

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2025年06月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「泣くな研修医」シリーズ7作目。
シリーズは3までしか読んでいなかったが、気になっていた女性外科医の佐藤が主人公ということで先に読んでしまった。

タイトルに反し、佐藤が外科医としての自分、女性である自分についてひたすら悩みまくる内容。
医師ではなくとも女性なら共感できる部分が少なからずあると思う一方、わりとありきたりな内容に終始してしまった印象も。

元上司である東凱とのやり取りは読み応えがあり、東凱の優しさや想いが伝わってきた。
が、単なる恋愛感情ではないというものの、最後にそんなことになるなんて意外だった。
もっと、医師としての純粋な気持ちで…と思っていたので、私の抱いていた佐藤のイメージがちょっと崩れた感じ。

それにしても、雨野目線で「先輩」と感じていた佐藤が、実は自分よりも年下だったことに驚く…。
医師の31歳ってこんなに頼れる感じなんだ。凄い。
シリーズの未読本、読みたい!

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2025年05月09日

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