あらすじ
プリザベーション補助隊の事件をきっかけに保険会社の業務を離れた“弊機”は、強化人間を装いながら自らの大量殺人事件の真相を求め、企業リムを旅する。なぜかトラブルに巻きこまれどおしの弊機は、出会う人間たちの行動に苛立ちながらも、しだいに芽生えてくるさまざまな感情に戸惑う。そんな中で、人類の宇宙進出以前に存在した異星文明の遺物をひそかに発掘・独占しようとしている悪徳企業グレイクリス社の策動が浮かび上がる。弊機はメンサー博士のため、惑星ミルーのテラフォーム施設に潜入を試みるが、そこにはまたしても未知の危険が!/解説=渡邊利道
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Posted by ブクログ
目次
・暴走プロトコル
・出口戦略の無謀
下巻も面白かった~。
飄々とした訳文が面白すぎるのだが、原文はどんな感じなんだろう。
ダイアリーということだから日記のはずなんだけど、読者を意識した説明分及びそれに対する突込みが面白くて、思わず声出して笑ってしまうところも。
「ドラマであれば”まずいぞ!”という場面」が何度も何度も次々に出てきて、気が抜けない。
主人公の弊機はコミュニケーション障害気味の人間嫌い。
だから親しく接してくる人及びボットのことは敬遠してしまうのだ。
でも、本当は嫌いなんじゃない。
親しくなってから嫌われるより、最初から親しくならない方がいいと思っているんだ。
自分は人間じゃないから心はないといいながら、なんと人間臭いのだろう。
って言うか、それはもう、心があるのでは?
だからこそ、ミキの一件には衝撃を受けた。
え!?噓でしょ?
誰にも言わないでと頼んでいた弊機の秘密を、ミキは人間の友だち(飼い主)に話してしまった。
ミキは、それが弊機のために良いことだと信じて、最低限のことだけを話したのだけど、弊機はそれを許せなくて、ずっと口をきくことのないまま…。
それなのにまた、弊機はメンサー博士のところから逃げようとしたんだよね。
私が戦闘警備ユニットだったら、弊機のことぶん殴っていたところだよ。
「逃げんな‼」って。
実際逃げずに残ったのは、弊機も成長した、ということなのでしょうか。
Posted by ブクログ
行く先々でトラブルに巻き込まれて、全く人間はもう!ってため息つきつつ守る弊機が愛おしい。終盤で博士に吐露してしまう心の内も、居なくなろうと思って留まっていたり、思春期の若者のようで、とても愛らしい。
Posted by ブクログ
弊機が・・・
弊機は・・・
弊機の連呼がかわいかった。
終盤に向けて人との信頼を信じ始めた弊機。
この引っ込み思案の弊機がこのさきどう日常を過ごすのか。
ダイアリーの続きが楽しみ。