あらすじ
京都・祇園にある甘味処「もも吉庵」。女将のもも吉の人情の機微に通じた言葉は、悩みを抱えた人々の心の傷を癒していく――。店を訪れるのは、想いを寄せ合った末、永い春に決断を下す男と女。仕事の本質を一粒の金平糖に教えられる新入社員。娘からの結婚式の招待状への返事を逡巡する、ギャンブルで家庭を崩壊させた父親など……。花街に暮す者と、訪れる者の人生の交錯を、情趣豊かに描く連作短編集。文庫オリジナル。
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Posted by ブクログ
もも吉庵の第7巻。美都子と藤田の恋のゆくえ、なんだかなぁ、美都子が可哀想、理由に納得いかない。朱音ちゃんと夢遊さんの関係はどうなったの?このまま今回の話が進むと夢遊さんが可哀想。そして最後の新幹線のシーンはドラマのクライマックスを見ているようで胸熱なんですけれど、淳也は病気とはいえ2度も約束を破るとは、流石に反省をして心を入れ替えているとは思うが義理の父の気持ちはどうなる、少し都合がよすぎるような気もするが。今回は少し無理やり感が多かったような気がします。それでも人情噺に弱いので涙が溢れて困りました。
Posted by ブクログ
いつもスパッと迷いを断ち切ってくれるもも吉の大岡捌きが爽快なこのシリーズ。
今回は娘の美都子の悲しい別れがグッときました。やっと結婚できる所まで来たのに、スキャンダルを怖れて別れを決意した美都子と藤田。美都子には幸せになって欲しいです。
もも奈もようやく会話がスムーズになっていてホッとしました。ずっと声が出なくて切なかったけれど、良い後輩も出来そうで良かったです。
いつものんびり屋だけど、誰よりも気遣いが出来る朱音に惚れない人は居ないと思ってましたが、てっきりあの家元の元へ嫁ぐのかと思ってきたので、まさか朱音の方が直人の事を気になっていくのが意外でした。それでも、あの2人もとてもお似合いな気がしました。