あらすじ
「フィーアはサザランドに、おとぎ話のような魔法でもかけたというのか?」
薬の効かない黄紋病が流行り、死を待つだけの住民たち。
憎しみと悲しみに閉ざされ、騎士たちとの溝は深まるばかり。
そんなサザランドに、大聖女と認められたフィーアは、優しく劇的な変化をもたらす。
「ああ、私たちは何度、大聖女様に救われるのだろう」
300年前から受け継がれる住民たちの想いと、フィーアの打算のない行動により、頑なだった住民たちが、フィーアとフィーアに連なる騎士たちに心を開き始める。
そして、全ての住民がフィーアに最上位の敬意を捧げた瞬間、王都にいるはずのある騎士が現れて―――!?
書き下ろしは、アルテアガ帝国編、300年前の過去編に加えて、『カーティス団長三番勝負』
(VSシリル、VSクェンティン、VSサヴィス)ほかを大ボリュームでお届け!
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Posted by ブクログ
サザランド完結編。
フィーアの巡業回になるのかな?
大聖女としての能力浸透回というべきか。ここでの出来事が後々フラグになってきたりするのかも。
初めての前世仲間加入編でもある。団長なのに僕。あっもう既にクェンティン団長がいたか…。
気になったのが、クェンティン団長やザカリー団長の理解者っぷりを思うと、能力的には更に高いはずのシリス団長やサヴィス総長がえっその程度なの??ってとこ。
特にサヴィス総長…あなた多分あのひとですよね??違うんか?
フィーア信奉者増加。
サザランド編が完結です。
シリル団長が心から笑う事が出来て良かった。
フィーアはポヤポヤしているけど大事な場面では選択を間違わない。やっぱり大聖女様ですね。
カーティスも前世を思い出し今世こそはと強い想いが凄いです。
私的にはシリウス様は誰?とドキドキです。シリル団長かなーと思っていますがどうでしょうねー。楽しみです!
面白さが止まらない!
4作目ですが、ヒロイン・フィーアの活躍は止まるところを知りません。
300年前の護衛騎士だったカノープスとの会話では、王女時代そのままの天真爛漫さを発揮していました。
こういう主を持つと、転生しても再び仕えたくなるのでしょう。
加筆部分では大聖女の並外れた能力も垣間見せてもらってワクワクしました。
騎士団長達へのお土産の話も本当に面白かったです。
楽しかった
今までの1から3巻も楽しかったですが、この回はゲラゲラ笑ってしまいました。
ストーリーの進む速度もちょうど良く、登場人物も鮮やかにイメージでき、自然に世界に入り込めました。
思いっきり笑ったたとは、感動というか、こころにグッとくるところもあり、大満足でした!
黒騎士はやはりあの方なのでしょうか?
は、はやく続きが読みたい!