【感想・ネタバレ】ブルーピリオド(19)のレビュー

あらすじ

高校2年で絵を描くことの楽しさに目覚め、猛烈な努力の末に東京藝大に合格した矢口八虎。
藝大で学びながらたくさんの試行錯誤や学外での経験から、次第に「作家」になる覚悟を固める。
そして3年の春、八虎たちは京都・奈良の仏閣や庭園を実際に訪れ古美術を学ぶ藝大の伝統旅行「古美術研究旅行(通称コビケン)」へ出発する。
正直、「古美術」にピンときてなかった八虎は古都で何を学ぶのか。
そしてコビケン旅行グループの人間模様にも戸惑う八虎。過去の苦い思い出が八虎の足を絡め取る。
美大に進学した青年たちの情熱や奮闘を通して、表現を志す者の歓喜と苦悩を活写する、
今までになかった美術系青春漫画、最新刊登場!!

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スクールカースト上位のリア充高校生が、知識・経験ゼロの状態から美大を目指す青春物語です。
第1巻では、それまでやりたいことも情熱を注ぐようなものもなかった主人公が、絵を描くと自分の好きなものと向き合うことができる、と気づくシーンが印象的です。
彼は、美術の授業で「私の好きな風景」という課題を与えられ、「まどろみの中で青く見える早朝の渋谷」が好きだが、それを好きと言うことを怖がっていた自分を自覚します。
そして、完成させた絵を褒められたことで、彼は美術に関心を抱き、実質倍率200倍(!)の超難関大学である東京藝術大学を目指すことになるのです。
「好きなことは趣味でいい」とよく聞く大人の理論がありますが、それを言い訳にせず、好きなことに人生を賭けようとする主人公の若さとひたむきさが眩しい作品です。

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感情タグBEST3

ネタバレはありません。

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