あらすじ
たった一度の“レンタル”で、輝き出す“リアル”がある。
都内在住のダメダメ大学生、木ノ下和也(20)。ある日、“ワケアリ”の超絶美少女、水原千鶴との出会いをキッカケに、彼の人生は大きく変わり始めて──!?
理想の彼女と“夢の同居生活”大進行中! 遂に迎えた水原の誕生日!! 何かしてあげたい和也だったが、張本人は「お祝いは要らない」の一点張り。誕生日会、するの? しないの!? 頭を抱える和也の前に、墨ちゃんがアポ無し訪問!! そこに八重森の積極サポートも加わって、水原の“恋心調査”に早くも進展アリ……? 男と女のホンネが見え隠れする“彼女と同棲編”、大興奮の第31巻!!
レンタル彼女を、本当の彼女にすることはできるのか----!?
人生初の彼女ができたと思ったら、フラれてしまった20歳の大学生・木ノ下和也。寂しさからレンタル彼女に手を出し、超美少女の水原千鶴と出会うのだが……?
この漫画の主人公、最初は冴えない非モテ男子だと思っていたのですが……読むにつれて馬鹿みたいに真っ直ぐで一生懸命な姿にとても好感が持てました。水原が困った時も、すかさず助けに行っている姿がとてもカッコよかったです!きっといつか本当に水原と結ばれる日も来るのでは……?と期待してしまいました。水原もプライドを持ってレンタル彼女をやっていて、お金のために男と遊ぶようなレンタル彼女の既存のイメージを、良い意味で覆してくれます。
距離は近づいているようで、恋愛にはなかなか発展しない二人の関係に大注目です!!
感情タグBEST3
いい人たち
和也もだけど、墨ちゃんも八重森もいい人たちだなぁ、と思える一冊だった。
二人の仲も、少しずつ前に進んでるようだし、これらも見守りたい。
淡々と、じわじわと
同居生活編も2巻目に突入。
相変わらず淡々とした煮え切らない生活が続くが、感情の変化は明確に。
この作品は、このくらいの距離感が一番しっくりくるような気がする。
なぜ今回距離感がちょうどよく感じるかといえば、「みに」がいるから。
煮え切らない主人公とヒロインの間で、読者のフラストレーションを代弁するかのようなみにが関係促進装置として作用し、進展を引き出してくれている。
彼女の存在が無ければ、またお互いうだうだ考えているんだろうなと思われるだけに、これは大きい。
今回は久々の墨ちゃんと登場。
こんなにかわいかったっけ?と思って12巻あたりを見返したら、当時からかわいかった。
すっかりレアキャラになってしまったのがもったいない気もする。
このペースで、少しずつ進展しつつという居心地の良い流れを、もう少し見ていたいと思わせる巻でした。
最後に、今回は水原の入浴シーンが長めに存在します。
その中で、丁寧な描写ではないものの、裸の上半身が結構出てきているが、これはうまく隠すなどもっと出し惜しみすべきだった気がする。