あらすじ
「6年生を送る会」のとちゅうで、とつぜんはじまったチョコの黒魔女さん卒業試験。
試験内容は、第一小学校6年生全員の魂をぬきとり、魔界に贈ること。
しかも、拒否すれば、黒魔女さんを卒業できないのはもちろん、
ギュービッドさまが幸せになれないとわかり、なやむチョコ。
サタンさんからは「白魔女になればいい」とささやかれたけれど……。
いったい、どうしたらいいの!?
<すべての漢字にふりがなつき 小学中級から>
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
前回の続きだった。
いきなり始まった卒業試験は、黒魔女さんの知り合いの元天使の おばあさん(通称 桜里おばあさん、魔界では「チェリー・ブロッサム」という名前)が、特製の桜石を使って卒業試験を緊急中止にした。
黒魔女さんのまわりに、鬼がでて卒業試験どころではないと、桜里おばあさんが判断したためだった。
黒魔女さんにもう一度、卒業試験を受けさせるために、特製の桜石を使って卒業試験を緊急中止しただけでなく、黒魔女さんの卒業試験に関わる全ての人間、魔界の人の卒業試験についての記憶をリセットし、3日後の小学校の卒業式に、もう一度卒業試験をすることを黒魔女さんに伝えた。
そして当日、卒業試験が始まる直前、卒業試験で不正が発生したことを知らせるLINEが届いた。
要するに、自分の弟子の大形京が合格できるように、黒魔女さんの卒業試験を不合格にして魔力をすてて普通の人間に戻れるように、インストラクター黒魔女は、皇太子からプロポーズされる噂がでているため、インストラクターを解任して嫁入りできるように、そして黒魔女さんと同じタイミングで卒業試験をうける大形京は、合格できるように暗御留燃阿が色々裏で手を回していた。
それに気づいた黒魔女さんは、「不合格になるにも、笑われたり恨まれたり、だれかを悲しませたり、そんなかっこ悪いことはしたくない!」と思い、行動する物語だった。
次回が最終巻。
どうなるか楽しみだ。