【感想・ネタバレ】マーブル館殺人事件 下のレビュー

あらすじ

若手作家エリオット・クレイスが書き継いだ〈アティカス・ピュント〉シリーズの新作ミステリ『ピュント最後の事件』。編集者のわたし、スーザン・ライランドは、登場人物とエリオットやその家族との間に多くの類似点があるのを知る。エリオットは途中まで書かれたこの新作で何を企んでいるのか? 世界的な児童文学作家だった、彼の祖母の死にも何かがあったのだろうか? 調べを進めていると、なんとエリオットが……。『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』に並び立つ、犯人当てミステリの傑作登場!/解説=吉野仁

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ホロヴィッツのもう一つのシリーズ「カササギシリーズ」の3作目、入れ子構造を堪能する本シリーズ、せやけど入れ子にする作品ピュントシリーズの作者は死んだし、出版社は焼け落ちたし、続編てどうするんやろ?

って思ったら、別の作家と別の出版社でピュントを引き継ぐことになるという設定で復活、まぁそういう世界は現実にあるし(ホロヴィッツもクリスティや007など各種シリーズを書き継いでいる作家)、作品内の前作からの経過年数を考えると強引ではないわな。

詠ませ処は今まで以上に、作中作の展開と主人公がリアルに生きている世界の展開がシンクロしているところ。そのシンクロもあえてそうなっている状況をきっちり設定できているのでこれまた無理やりではない、強引に見える部分すら「これも必然の設定」と思わされてくる(実際に設定に無駄はない)。

ホロヴィッツ作品なんで滅多なことはないという安心感はあるが、その上を行く展開はさすがの一言。
1人だけ「あぁ、こいつが絶対怪しいな」ってヤツがいるんだけど、こいつのせいや…ってこと自体も全体の謎から目を背けさせるトラップになっていて、油断ならない。

下巻になってからの展開の凄まじい勢いと、伏線回収が見事。シリーズとしての捨て作みたいなものはないんだろうか?

ラスト2行の自虐感、押すなよ押すなよ展開で次回作に期待したい。

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2026年07月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いつも通り面白くて大変満足。
シリーズの中でも作中作と現実のリンクが強くて、一つ一つ重ね合わせてあれこれ考えながら読むのが楽しい。
なんとなくアンソニーホロヴィッツの勘所が分かってきたのか、色覚異常が鍵だってのはピンと来た。いかにもなんでもないようなところに重大なヒントが隠されている。今回は割と分かりやすかったかも。
スーザンの巻き込まれ体質、トラブルを巻き起こす性格には正直苦笑してしまいつつも、今作で一件落着、これでシリーズ終わりかと思ったら、続編があるようで首を長くして待ちます。

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2026年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

犯人がかなり以外だったが、確かに犯人を示唆している部分もあった。
エリックを殺した殺人犯にされるスーザン。
イアン警部も出てきて、すこし恋の要素もあっておもしろかった。
エレイン怖すぎる。。。

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2026年05月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『カササギ殺人事件』からのシリーズ作品下巻!
やっぱりこのシリーズは面白い!

《アティカス・ピュント》シリーズの作品もスーザンの生きる現実も、どっちも驚きの結末だった
まさかエリオットが……あの優しくしてくれていたあの人が……。

解説によると次回作もあるかもだから、今から待ちきれない!

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2026年01月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

下巻は次々と物語が展開して、目が離せなかった!エリオットの破滅的行動、ジリアンのこと、チャールズとの面会、新しい出会い。新しいピュントの作品も面白かった。続編が楽しみ。

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2026年06月13日

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ネタバレ

アティカス・ピュントシリーズ3作目。個人的にホロヴィッツ&ホーソーンシリーズの方が好きなんだけど、それでもやっぱりアンソニーホロヴィッツはハズレがない。今回もおもしろかった。
しかし作中作の登場人物やらが現実世界の人物のアナグラムなせいで最後まで登場人物が脳内でまとまらないままだった笑 
ローランド…どっちで出てきた誰だっけ?と笑
あと島国の人間としてはイギリス人だとかフランス人だとかみんなまとめてヨーロッパのひとたちなのでヘルだとかミスターだとかムッシュだとか敬称を分けてバチバチやってると、え、みんな似たようなもんじゃん…と思ったけど、作中作がまだ戦後まもない?と思うとああいう確執もやむなしなのかな?
ピュントとヴォルテールの関係はすごくよかった。二度と会うことはない友人のふたり。

クリスティのオマージュが今回も使われてて、読んでいて気持ちのいい作品だった。

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2026年05月17日

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ネタバレ

下巻に入り、エリオット・クレイスの書く『ピュント最後の事件』が待ってましたとばかりに再開。
こっちの世界の登場人物とあっちの世界の登場人物の繋がり、共通点が次第に明らかになってくると共に2つの世界線が溶け合うようなある種の混乱が生まれる。
小説の中で現実世界の人物や出来事を模すというのは間々あるけれど、作中作の中で小説世界の人物達を模すというのがこのシリーズの特徴であり、ときに「あれどっちのことだっけ?」となり(特に今回はあっちに行ったりこっちに行ったりが多いので)、わけわからなくなるのだが、その感覚に酔わせてもらうことがこの作品の楽しさ。

舞台で起きている事件や筋自体はクラシックオマージュとばかりにありきたりで陳腐とさえ言ってしまって良い類のものなのだが、この枠組みの中ではそれが逆に良い。
そこが混み入り出したり、凝り始めたらやり過ぎ感が出るところ。
陳腐な筋をホロヴィッツの飄々としたユーモアのある語りが演出することで絶妙なバランスのリーダビリティと惹き込み、気安さを備えた読み心地となっていると感じる。

あらを探せば、スーザンととある人物の関係性の発展に「そんなことなるかね」と安易さ軽薄さも感じたりもしたし、スーザン側の悪意ある人物は「まぁそうだよね」ではあったけれど、全体としては満足。

途中で解説読んだのだけれど、″見事なアガサ・クリスティへのオマージュ″がどこなのか感じられたときの驚きと嬉しさもあって、改めてこのシリーズ、娘にお勧めしたいなーと思うのだけれどアラン・コンウェイの悪意の強さが引っかかるんだよなぁ。
シリーズ進むにつれてマイルドになってはいるような気はするものの。。
この入れ子構造のミステリは知って欲しいんだよなぁ。。

anthonyhorowitz.comを覗くとホーソーンシリーズの最新作『A Deadly Episode』が発刊されている模様。
順調に筆が進んでいるようで何より。
邦訳が楽しみ。

このミス2026年度版海外編第2位。

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2026年05月09日

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ネタバレ

作中作アティカス・ピュントを産み出した作家は既に亡くその続編を書き継いだ若手作家も殺されるという驚くべき展開。若手作家の担当編集者であるスーザンは自らの容疑を晴らし更に続編を完成させることが出来るのか。下巻からが圧倒的に面白い。

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2026年04月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ピュントシリーズ3作目
作中作形式だったのも相まって、翻訳小説特有の誰が誰だかわからない現象に最後まで翻弄された。
エレインがスーザンの家を荒らしたのは分かったんだけど、最後の事件とチャルフォント殺害の部分は全然わからなかった。みんながグルだったのね。

カササギやヨルガオほどではないと感じたが、それでもめちゃくちゃ面白かった。ホロヴィッツは海外ミステリー作家で1番面白いかもなぁ。

もう流石に続編はない…んだよね?

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2026年02月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前二作は面白かったけど登場人物の多さや文体に馴染めずかなり時間をかけて読んだので、今回もドキドキしながらページを開くとアレ?なんだか読みやすい!
作中作の執筆者がアランコンウェイじゃないから!?
あっという間に上巻を読み、下巻の途中では「あ〜なんか犯人わかっちゃったわハイハイ」と思っていたのに、しっかりそれだけでは終わらない展開!
三作目にしてやっと手放しで「面白かったー!」と思える読後感でした。

やっとアンソニーホロヴィッツに目が慣れてきたようで、次は『メインテーマは殺人』を買ってみました。楽しみ〜。

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ずっと読みたかったけどやっと読めたー。
シリーズの中ではあまり自分の中で盛り上がらなかったかも?
終盤になって一気に色々動き出した感じでそこはよかった。
スーザンとイアンはなんだか相性が良さそう。
このままうまくいくといいなあ。

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2026年06月26日

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