【感想・ネタバレ】マーブル館殺人事件 下のレビュー

あらすじ

若手作家エリオット・クレイスが書き継いだ〈アティカス・ピュント〉シリーズの新作ミステリ『ピュント最後の事件』。編集者のわたし、スーザン・ライランドは、登場人物とエリオットやその家族との間に多くの類似点があるのを知る。エリオットは途中まで書かれたこの新作で何を企んでいるのか? 世界的な児童文学作家だった、彼の祖母の死にも何かがあったのだろうか? 調べを進めていると、なんとエリオットが……。『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』に並び立つ、犯人当てミステリの傑作登場!/解説=吉野仁

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ネタバレ

犯人がかなり以外だったが、確かに犯人を示唆している部分もあった。
エリックを殺した殺人犯にされるスーザン。
イアン警部も出てきて、すこし恋の要素もあっておもしろかった。
エレイン怖すぎる。。。

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2026年05月26日

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ネタバレ

『カササギ殺人事件』からのシリーズ作品下巻!
やっぱりこのシリーズは面白い!

《アティカス・ピュント》シリーズの作品もスーザンの生きる現実も、どっちも驚きの結末だった
まさかエリオットが……あの優しくしてくれていたあの人が……。

解説によると次回作もあるかもだから、今から待ちきれない!

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2026年01月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「名探偵ピュント」シリーズ(って言っていいのか「体当たり編集者スーザン」シリーズのほうが適切かうーん)第3弾後編。

<読み手の教養が試されちゃうーと思った点>
今回作中作の舞台がフランスで、作者(エリオット)もネタバレしてたけどフラ語の言い回しも鍵になってる。
もうすぐ世を去るのピュントの最後の台詞、「また会いましょう、友よ」に対し、警部の返し「お別れですね」って、嘘でもいいから「ええ、きっとまた」とか言わないんだーとか思ってたらルビが振ってあるじゃありませんか。"Au revoir(オールヴォワール)”と"Adieu(アデュー)"って。どちらもこれ「さようなら」のあいさつなんだけど、前者はまた会うことが前提、後者は二度と会わない(会えない)場合に使うので、警部の「アデュー」は読者からピュントへの最後のお別れでもあるんだよなーと。(妻に先立たれ残されたやもめ刑事にラストを書かせたのもうまい。エリオット版だったら違う形になってた気がする。)「カササギ殺人事件」の時には助手ジェイムズの新聞告知だけだったから、本作がちゃんと別れを告げたかったファンへのアンコール的位置づけでもあるのかなー、説明しすぎもダサいしここの翻訳って難しかっただろうなーとつらつら。
しかしみんな中国語が分からなくても「ニイハオ」なら知ってるってレベルで、フランス語には「さようなら」が2つあってニュアンスと使えるオケージョンが違うんだよ~って知ってるの?もしかして映画や推理小説で元ネタあるの??そういうの全然分かんないんで、ちょっとした所からも読み手の教養が試されちゃうなーと思った。

<ちょっと不自然じゃない?と思った点>
作中作の変装アイテムについて。1950年代のヨーロッパのシューケア事情は知らないけど、「えーそんなんアリ!?」と思った。普通に不自然で目立つし、短時間とはいえ肌に塗ったらかぶれそうだし、1度シャワー浴びたくらいじゃ臭いが取れなくて周囲に違和感アリアリじゃ?と余計な心配をするんだけど、こっちが知らないだけで染色力があってオーガニックで違和感ない香りのする製品もあるのか謎だ。

・総評
小説の書き手が代理の代理になったり、とんだ所から逆恨みされたり、彼女の息子が彼だったり、後半も「マジで!?」が盛りだくさんでした。でも一番びっくりしたのは出版社を立ち上げちゃった所。(そんで旗揚げ早々仕事相手と付き合っちゃうのどうかなーとは思うが)。
今までとは違う苦労が待ってると思うけど、まぁよくも悪くも自営業は自分の裁量100%だし、本づくりが好きなら仕方ないよね~。

そしてこんなにきれいに大円団したのに、シリーズの続きがまだできるらしいのマジで!?続きが出るのは嬉しいけど、きっと面白いんだろうけど、今度はどんな手をひねり出してくるのか予測不能だわー。

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2026年01月04日

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ネタバレ

アティカス・ピュントシリーズ3作目。個人的にホロヴィッツ&ホーソーンシリーズの方が好きなんだけど、それでもやっぱりアンソニーホロヴィッツはハズレがない。今回もおもしろかった。
しかし作中作の登場人物やらが現実世界の人物のアナグラムなせいで最後まで登場人物が脳内でまとまらないままだった笑 
ローランド…どっちで出てきた誰だっけ?と笑
あと島国の人間としてはイギリス人だとかフランス人だとかみんなまとめてヨーロッパのひとたちなのでヘルだとかミスターだとかムッシュだとか敬称を分けてバチバチやってると、え、みんな似たようなもんじゃん…と思ったけど、作中作がまだ戦後まもない?と思うとああいう確執もやむなしなのかな?
ピュントとヴォルテールの関係はすごくよかった。二度と会うことはない友人のふたり。

クリスティのオマージュが今回も使われてて、読んでいて気持ちのいい作品だった。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

下巻に入り、エリオット・クレイスの書く『ピュント最後の事件』が待ってましたとばかりに再開。
こっちの世界の登場人物とあっちの世界の登場人物の繋がり、共通点が次第に明らかになってくると共に2つの世界線が溶け合うようなある種の混乱が生まれる。
小説の中で現実世界の人物や出来事を模すというのは間々あるけれど、作中作の中で小説世界の人物達を模すというのがこのシリーズの特徴であり、ときに「あれどっちのことだっけ?」となり(特に今回はあっちに行ったりこっちに行ったりが多いので)、わけわからなくなるのだが、その感覚に酔わせてもらうことがこの作品の楽しさ。

舞台で起きている事件や筋自体はクラシックオマージュとばかりにありきたりで陳腐とさえ言ってしまって良い類のものなのだが、この枠組みの中ではそれが逆に良い。
そこが混み入り出したり、凝り始めたらやり過ぎ感が出るところ。
陳腐な筋をホロヴィッツの飄々としたユーモアのある語りが演出することで絶妙なバランスのリーダビリティと惹き込み、気安さを備えた読み心地となっていると感じる。

あらを探せば、スーザンととある人物の関係性の発展に「そんなことなるかね」と安易さ軽薄さも感じたりもしたし、スーザン側の悪意ある人物は「まぁそうだよね」ではあったけれど、全体としては満足。

途中で解説読んだのだけれど、″見事なアガサ・クリスティへのオマージュ″がどこなのか感じられたときの驚きと嬉しさもあって、改めてこのシリーズ、娘にお勧めしたいなーと思うのだけれどアラン・コンウェイの悪意の強さが引っかかるんだよなぁ。
シリーズ進むにつれてマイルドになってはいるような気はするものの。。
この入れ子構造のミステリは知って欲しいんだよなぁ。。

anthonyhorowitz.comを覗くとホーソーンシリーズの最新作『A Deadly Episode』が発刊されている模様。
順調に筆が進んでいるようで何より。
邦訳が楽しみ。

このミス2026年度版海外編第2位。

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2026年05月09日

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ネタバレ

作中作アティカス・ピュントを産み出した作家は既に亡くその続編を書き継いだ若手作家も殺されるという驚くべき展開。若手作家の担当編集者であるスーザンは自らの容疑を晴らし更に続編を完成させることが出来るのか。下巻からが圧倒的に面白い。

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2026年04月26日

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ネタバレ

ピュントシリーズ3作目
作中作形式だったのも相まって、翻訳小説特有の誰が誰だかわからない現象に最後まで翻弄された。
エレインがスーザンの家を荒らしたのは分かったんだけど、最後の事件とチャルフォント殺害の部分は全然わからなかった。みんながグルだったのね。

カササギやヨルガオほどではないと感じたが、それでもめちゃくちゃ面白かった。ホロヴィッツは海外ミステリー作家で1番面白いかもなぁ。

もう流石に続編はない…んだよね?

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2026年02月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前二作は面白かったけど登場人物の多さや文体に馴染めずかなり時間をかけて読んだので、今回もドキドキしながらページを開くとアレ?なんだか読みやすい!
作中作の執筆者がアランコンウェイじゃないから!?
あっという間に上巻を読み、下巻の途中では「あ〜なんか犯人わかっちゃったわハイハイ」と思っていたのに、しっかりそれだけでは終わらない展開!
三作目にしてやっと手放しで「面白かったー!」と思える読後感でした。

やっとアンソニーホロヴィッツに目が慣れてきたようで、次は『メインテーマは殺人』を買ってみました。楽しみ〜。

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2026年02月14日

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