あらすじ
40地味女の夜の顔はベリーダンサー!
40歳処女友達無し、地味な経理部員の田中さん…でもその正体は、超セクシーなベリーダンサーだった!その秘密を知った朱里は、すっかり田中さんのファンとなる。
昭和的男尊女卑脳・笙野に侮辱されたり、元カレ(?)進吾にかき乱されたり、笙野の同僚・小西に言い寄られたりと色々あるものの、自分らしく生きる田中さんにいつも力づけられる朱里。しかし、既婚者・三好にずっと片想いしている田中さん、三好の元カノ!?なんと還暦越えのダンサー・愛子の出現に大ショック!そしてさらに大きな事件が持ち上がり…!?
「砂時計」「Piece」などの大ヒット作を輩出し、純愛からサスペンスまで幅広い作風で知られる巨匠・芦原先生が放つ、オトナのぐっちゃぐちゃなラブストーリー、第4巻!
23歳の派遣OL・朱里は、「普通」の人生を求め続けて、
合コンに明け暮れ、腐れ縁の男友達を家に泊める日々を過ごしていた。
幸せにならなくていいから、不幸にならない「普通」が欲しい。
それが一番難しいと気づきながらも、立ち止まることはできず…。
そんな朱里が気になって仕方ないのは、ある男性…
ではなく、会社の冴えないアラフォー独身女性の田中さん。
ひっつめた黒髪のポニーテールに、真面目なメガネの田中さんは
いかにも"地味"な女性。
けれど、田中さんはある意外なセクシーな趣味を持っていた!?
安定とリスクヘッジを追い求めることに疲れた朱里は、
田中さんを追いかけて、一歩踏み出してみることに。
やがて見えてきた素顔の田中さんも、実はあれこれ模索している最中で…。
自分を思いっきり発散できる居場所があること。
人生プランが多様化する現代で、迷える女たちが体当たりで挑む、
意外な自分探しから目が離せない!
感情タグBEST3
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田中さーーーん
セクシー田中さん好きすぎて一気に購入アンドフォローアンド読破です。最後なんだか、田中さーーーん大丈夫だから頑張って!!と言いたくなりました。
愛子先生!
愛子先生すごすぎる!年関係なく積み上げられ洗練されたものはいつまでも美しい。ほんとにこれに尽きる。そして田中さんとうとう社内でバレてしまったのか?!ってかまず本人に確認しろよなぁ!!!
匿名
ところどころ良い言葉が(刺さる言葉)あるのでちょっと泣きそうになる。おもしろいなぁ。田中さんの素性がバレちゃったけどどうなるのか展開にそわそわする。人の本質というか中身に焦点が当たっていてとても面白い。
小西が
意外と人のことちゃんと見てるなというのと、あかりは昔からそうだったんだな、そんな笑顔になるよなと思ったら切なくなった。
田中さんは両親にちゃんと愛されていて羨ましい。でも、好きな人には簡単に振り回されるし、最後のこの展開は、正直心配。
みんな頑張れ
登場人物がみんな魅力的で、説得力があります。男受け狙いの主人公も、それを媚びビッチと言う笙野も、二股かけのチャラリーマン小西も、根暗AIの田中さんも、ダンススクールの皆さんも、愛子先生も。底意地の悪い悪役になりそうなメンバーも残らす魅力的に描かれていて、読んでいてスカッとします。あ、サークル男友達だけは普通に描かれていて、すっかり存在を忘れてました!
60歳超えてもセクシー!
凄く年齢の幅が広い魅力的キャラがいっぱい出てくるこの本好き!!
田中さん、私も好き過ぎる。絶対幸せになってほしい
愛子先生
いいね(≧∇≦)b
こんな人間に私もなりたい
もっとどっぷりこのキャラクター達に触れたい。
次巻が楽しみ
星20個
止まらない。読むと何度も読んじゃう。
あかりのモヤモヤ、自分のために変わろうとしてくれる人がいる羨ましさなのかな、単純に。それとも笙野が好き(まだ気づいてない)なのか。
小西もよーーくあかりのこと見てるから、いいんだよなぁ。しんごは今後もたまーに出てくるぐらいでいい。でも、あんまあかりのこと、刺激すんな。
Posted by ブクログ
コミックなので、1〜4巻までサクッと読めました。
特に3巻が秀逸です。笑えるし、はっ、と思い当たることが多くて!!
地味で美人でもなく友達もいないけど、仕事はAI並み、40歳独身の田中さん。
でも、ベリーダンスを踊る田中さんは美しくてセクシーで別人。
そんな田中さんに傾倒していく、若くてかわいくて、モテて友達も多くて人気者の朱里。
私は田中さんに寄って読んでて、輝ける場所があるなんて羨ましいと思い、
でも、田中さんは料理も節約もしっかり出来てて
やたら経験値ないぶん純粋で素直。輝くための素地は出来てるんだよなって思います。
髪のお手入れとかも、田中さんは素敵な女性です。
なーんもせずに、輝きたいーなんて、そりゃ虫が良すぎるよね、と自分を省みました。
調子よく見えた朱里も、子供の頃からたくさん傷ついてきて、笑顔も自分を守る術だった。
こうなると、美人は幸せとは限らないんだなって思います。朱里が悪態をつくのは痛快。
笙野、チャラリーマン、三好さん、しんご、みんなのキャラがいい。
朱里の悪霊祓いのヘッドバンギング、田中さんの四十肩には笑いました。病院のハシゴは、身に覚えありです。(4件はないけど。。)
私には、叱咤激励してくれて病気のときに検索して調べてくれた、朱里みたいなカワイイ後輩がいたことを思って、ぐふふふと笑って読みました。
ジムの人の、これから歯茎はさがり、血糖値はあがるのに骨密度はへっていく、というセリフには、ヤバっ!!!です。
愛子先生はすてきで、もう歳だからとか年齢の呪縛に囚われてるのは、たしかに自分自身だなと思いました。常識ってヤツもそうですね。無意識に囚われてます。
どうでもいい人が何を言っても無視できるけど、
好きな人(男女問わず)の言葉は、良くも悪くも心に刺さる。寂しさも嫉妬もでる。落ち込むし傷つく。そして、その人のためなら頑張れる。
「人は本気になると、誰かのために自分自身を変える努力をする」、という言葉や、
「自分の言葉で説明できなきゃ相手に届くわけない」、心にグサッとくる言葉いっぱいです。
この本は、読むと、なんか行動したくなります。まずは姿勢をピンとしないと。
田中さんも朱里も、すてきです。
会社のみんなにバレてしまい、どうなるんだ!!
田中さーーーーん!!!
5巻が楽しみです。