あらすじ
愛されて大反響! 不器用な青年×世話焼きの拾い猫、ヒトと猫それぞれの目線で想いあうW視点の物語。ミステリー作家・朏 素晴(みかづき すばる)は、創作の邪魔をする他人が苦手。そんな素晴の元にやってきたのは、1匹の猫・陽(ハル)。素晴、はじめてのサイン会。隠すつもりはなかったけれど、作家であることが押守さんにバレてしまって! 素敵な偶然に勇気のひとこと。素晴も陽も成長する、第4巻の登場です。
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自身のペースを乱されるのが嫌いで、人づきあいが苦手なミステリー作家である主人公・素晴(スバル)とその飼い猫となった陽(ハル)との日常を描いた作品。
給餌や頭を撫でるなどの日常のやりとりを通じて、人と猫、認識のしかたは違っていても、徐々に心の距離が縮まっていく様子にきゅんとしてしまいました。
同じストーリーが人間側の視点と猫側の視点の双方で描かれているのもとてもいい! あのときの行動にはそんな意味があったのか!と補完して読み進めることができ、納得&充実した読後感が得られました。
これからどんな出来事を通して1人と1匹の仲が深まっていくのか、続きが楽しみです。
感情タグBEST3
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ハルちゃんの姉御はだな感じがプライドがあっていいです。今日もご飯が食べられるという幸せをかみしめている、ひたむきな生き方が、すばる君の閉ざした心につかず離れずでいて、思いはずれながらも、噛み合いだしてきて温かい物語です。
脱引きこもり
はる(猫)とであって、引きこもりだったすばるにも変化が!
人との関わりが増えたり表情が豊かになったり
それでも、頑張って作った手作りごはんを食べてくれないのは猫あるある
後々はるの盗み食いに気付き、あの落ち込んだ表情が晴れると信じてる!
そして、また作ってくれると信じてるっ!