あらすじ
「勇者召喚」に巻き込まれ、現代日本から剣と魔法の異世界へとやってきたサラリーマン、ムコーダこと向田剛志。現代日本の商品を取り寄せる固有スキル「ネットスーパー」だけが頼りのムコーダだったけど、彼が作る料理目当てで伝説の魔獣フェンリルのフェルが従魔に! さらにスライムの子供スイも加わって、ゆったりのんびりと旅を続けていた。ときには冒険者として町を危機から颯爽と(?)救い、ときには商人として奥様方のハートを掴んでいく(?)ムコーダ。そんな旅の途中で、新たな仲間との出会いが……?
一方、相も変わらず神界からムコーダへこっそりとお供えを要求する風の女神ニンリルだったが、彼女の抜け駆けがとうとう他の女神たちの知るところに! そして、あのニンリルの同僚たちがムコーダの「ネットスーパー」を黙って見逃すはずもなく……!?
「小説家になろう」年間1位のとんでも異世界冒険譚、堂々の第2巻!
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従魔のフェルとスイが魔獣を倒し冒険者のランクが上がり、「ネットスーパー」の商品目当ての女神が増えて、更にはピクシードラゴンのドラちゃんが新たな従魔になってしまいムコーダのパーティーが益々大変になるところが面白かったです。
なろうだと
50から110話くらい。
慣れていないせいか結構詰め込んでます。
カニカマでは弱いですね。
ユダヤの方々は鱗がついていない海産物は食えないそうですが、
カニカマはok、もとは魚だし。
これから、本物のカニも、タコもイカも出てくるのでお楽しみにですね。
お好みで。
Posted by ブクログ
KU。
江口連著『とんでもスキルで異世界放浪メシ2』は、異世界を舞台にしながらも、豪快な戦いや陰謀よりも、日常に根差した“食”を軸に物語が紡がれる点に深い味わいを感じさせる一冊である。
主人公ムコーダが現代日本の調味料と知識を駆使して異世界の食材を料理していく過程は、単なるグルメ描写にとどまらず、異なる世界と文化をつなぐ普遍的な創意と喜びを鮮やかに映し出す。
フェンリルやスイといった従魔たちとの温かな交流は、種族や立場を越えた信頼と共生の象徴として胸に迫り、旅路に漂う緩やかな時間は、読者に深い安堵と滋味をもたらしてくれる。
派手な事件がなくとも、香ばしい羽根つき餃子の香りや幻の竜肉を調理する音が、世界の奥行きを確かに感じさせる。
異世界の過酷さと人間の営みの尊さを、温もりある食卓を通して静かに語りかける本作は、異世界ファンタジーの枠を超えた“心を満たす物語”として重厚な余韻を残すだろう。
うまそ〜
今回も料理がうまそ〜
食欲が刺激されます。
しかし、ムコーダが半端に商売をしかも石鹸やシャンプーなどの委託販売をしているのは個人的に微妙…
半端する位ならやらない方が良いと思うけど…
残念女神様たちも増えました。
この世界は大丈夫なのか?
そして終盤で新たな従魔が仲間に。
今回はフェルやスイに比べて少食ですが、また作る量が増えて大変そう…
凄いな!
ムコーダさん、商魂たくましいな!塩、胡椒に始まり、石鹸、シャンプー、リンス….….魔物の素材も売れるし、お金が、ザックザックだな。従魔も、また増えて、三匹になったし。けど、全員、食べ物につられて、契約って、笑ってしまう。
やっぱりいい!⚅
ドラちゃんが登場するのもやっぱり突然なのね!
もう 当たりに狩りをするって感じがいい!
無駄な殺しあい戦闘でないから 駆け引きないし 我らが手こずるわけなかろうの問答無用の強さが小気味いい!
残念神様達の 下りが回数多いのが このあとどうなんだろう。ちょっとお腹いっぱい気味なんだけど…うーんどうかなぁ。