【感想・ネタバレ】浅草鬼嫁日記 四 あやかし夫婦は君の名前をまだ知らない。のレビュー

あらすじ

前世にまつわる嘘の一つが明かされて、すれ違っていた想いに再び向き合った真紀と馨は、約束していた江ノ島デートへ! その頃浅草では、元あやかしの友・由理彦の妹の若葉が、怪我をしたあやかしと出会っていて……

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ネタバレ

切なさが止まらない展開。
由理の「嘘」が明らかに。
その嘘は、暴かれたら一大事の大きな大きな嘘だった。
本当に切ない…。

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2023年07月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あやかし夫婦第四弾。

今回は、あやかし夫婦の親友、浅草老舗旅館「つぐみ館」の息子、
継見由理彦のお話。
その正体が知られ、大事にしていた家族を失うのだが、
あやかし夫婦のもとへは、転校生という形で帰ってくる。

その合間に、江の島デートや、前作で世話になった津場木茜へのお礼にも行って、
また津場木家の呪いというややこしい案件を拾ってくる。

一応、浅草が舞台の場面もあって良かった。
でもちょっと、鬼嫁の暴力的シーンが少ないのが気になる。

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2018年11月29日

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ネタバレ

ついた嘘は、ひとつの我儘と矜持。

京都から帰った最強あやかし夫婦、次に明らかになる嘘は、鵺の由理の嘘。彼女の妹が鍵となる。由理の正体は、前巻ラストで示されていたのですが、なるほど、そういう感じで人間の世界にいたんですね。妹ちゃんはほとんど今回初登場に近い状態で、いきなりこんなに大きな役割なので、正直あまり深く共感できなかったけれど。むしろ、凛音とか茜の方が大きく心に残ったかもしれない。凛音これもう絶対いい人だし。立場は同じにできないけれど、最終目標は近いところにあって、ただし手段に問題アリ、という。彼だけに限らず、前世と関係したり、またはあやかしと人間の関わりに関して意味を持つキャラクターが増えたので、彼ら彼女らの抱えている葛藤とか事情が語られてきて、さらに続きが気になります。あと、いつでも手鞠河童はかわいい。

ラスト、由理の選択に安心。こういうタイプの小説で、よもやサヨナラはないと思っていたけれど。

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2019年04月07日

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