あらすじ
茨木真紀と天酒馨。千年前に悪名を轟かせた鬼の夫婦“茨木童子”と“酒呑童子”の記憶を持ち、浅草であやかしを守って暮らす。今世こそ幸せになるために。やがて前世の嘘を暴き、また恋をして、地獄をも越え――二人は再び、浅草で巡り会う。
異様な妖気に閉ざされた浅草。原因である宿敵ミクズを止めるため、真紀と馨は浅草の地下へ向かう。そして千年前から二人を見守る“安倍晴明”こと叶冬夜もまた、ミクズと対峙するのであった――。
宿命が集う地で、彼らの物語に幕が引かれようとしていた。
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最終巻前半戦!
目覚めた真紀ちゃんは一足早く浅草へ
その後を京都から馨くんが追いかける
地獄で再会をしてはいるけれど、久々の現世での再会は良いものだ
興味深かったのは、叶冬夜先生とミクズ様の過去
今までのことは良い行いとは言えないけれど、ミクズ様はミクズ様で過去の辛い思い出があるのだと
何千年をかけて成し遂げたいという思いを持って
誰かを傷付けてまで成し遂げようとするその思いはやはり、恐ろしくもある
冬夜先生は……えっ、ミクズ様からしたら義弟だったんかい!と
そして、冬夜先生の悔恨も
常世での彼の存在、彼の行い
自らを犠牲にしてるようだが、どうなってしまうの!?
続いては…本当の最終巻……決着!!!!
Posted by ブクログ
いよいよのクライマックスに向けて、一丸となっている様子を全力で応援したくなる内容でした。
ようやく真紀ちゃんと会えた馨くん、SS級の大妖怪とも決着をつけながら物語が進みます。
由里彦視点の話は思わずホロリとしてしまうし、叶先生の話は気が遠くなるような大昔からこの決戦に至った経過がわかり、今までの話が繋がってきました。そして、本当に真紀ちゃんと馨くんを大事に思っている様子が伝わります。
次巻で最終巻なことは寂しいですが、みんな幸せになってほしいです。
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展開が面白いですよね。今回もイッキ読みでした。
真紀と馨を今世こそ幸せにすると頑張った人がいます。
意外な人…目的は無事に達成するのでしょうか?
そして、意外な人はどうなるのでしょうか?
下巻も読まねば…貸出中?予約つけて来ました。
「只今3人の予約が付いています!残念だったね」の声を背に帰って来ました。
読んでのお楽しみですよ‼︎
Posted by ブクログ
いよいよ最終決戦。浅草が大変な事になって、真紀と馨の戦いもミクズを止める為に大きく動き始めましたね。
由理彦と若葉も、妖を見る事が出来る様になった若葉が由理彦を認識出来て良かったです。記憶も戻って強くなった若葉と由理彦の今後も楽しみです。
次巻はついに最終巻。続きが楽しみです。
鬼の夫婦が再び結ばれますように
9巻まで読破し、現代で酒呑童子と茨木童子ならぬ馨と真紀がどうぞ結ばれますように、と願いながら10巻上巻を読み始めたら、由理彦と若葉、叶先生の切ない物語までてんこ盛り!
下巻でどんな大団円を迎えるのでしょう⁉︎
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ラスト盛り上がってきましたねー。ミクズと晴明の関係、過去と思い。ミクズのしたことは許されないけれどミクズなりの思いはあったのね。真紀と馨、ミクズと叶のシリアス部分とカッパーランドでのちょっと気の抜けた感じがしないでもない戦い。手毬カッパは相変わらずあざとい奴らだ。叶先生最後全部持っていっちゃいましたね、流石は安倍晴明!
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あやかし夫婦第十弾。
とうとう最終決戦。
ここのところ息苦しい話が続いていたので、
浅草に平安が戻ってきて、良かった。
が、その後のお話がちょっと重かった。
下巻の途中で無事戦いが終わってから、
主要登場人物たちのその後の話が続く、続く。
(下巻へ続く)
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いよいよ最終決戦!
中ボスをひとつひとつ倒していく展開の中で、叶先生がめちゃくちゃ頑張る。地獄の獄卒の仕事というか力というか、馨ホントにいい修業してきたね。個人的には由理と若葉の話もよかったです。そうだ妹は強いんだぞ。とうとうラスボスが最終形態を見せて真紀と馨がその元に辿り着きましたが、ここで下巻へ!