【感想・ネタバレ】幼女戦記 12 Mundus vult decipi, ergo decipiaturのレビュー

あらすじ

戦場で勝利し、戦場で勝利し続け、しかし帝国は破滅へ一直線。
爛れ切った愛国心と、残酷な現実の抱擁を経て
ゼートゥーアは「世界の敵」たるべく舞台を作り上げていく。
死に逃げることも出来ない参謀本部の責任者として
ゼートゥーアが求めるのは『最良の敗北』なのだ。
言葉よりも、理性よりも、ただ、衝撃を世界に。
世界よ、刮目せよ、恐怖せよ、そして神話に安住せよ。
我こそは、諸悪の根源なり。

なお。付き合わされる幼女曰く、大変辛い。

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ネタバレ 購入済み

ゼートゥーア大将がカッコいい。

ゼートゥーア大将の「敗北を受け入れる覚悟」に痺れます。
イルドア侵攻の理屈が明かされた時、正直言って、舌を巻きました。戦後交渉まで視野に入ったゼートゥーア大将の視野の広さに。(正確にはカルロ氏の筆ですが)
あと、正統派主人公気質のメアリー・スー中尉がイラつきます。ぜひターニャちゃんの鉄槌をスー中尉に。と願ってしまいます。
これから物語をカルロ氏がどう料理してくれるのか、続きが気になって仕方ありません。

1
2021年03月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初っ端からロリヤさんの取り乱しっぷりに吹き出してしまいました。それは置いといて、かなり良いところで終わってしまいましたね。スーさんが帝国軍とぶつかりましたが、あんなに都合の良い話ではないのでは…。とにかく次巻も楽しみにしています。

0
2021年11月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主役はゼートゥーア大将、智謀に底なし、あらゆる
手段を振るう様は、何もかも不足している疲弊した
帝国という前提を忘れるほど痛快に進撃していく
ターニャを使い倒すうちに、軍隊を振り回すコツを
発揮し始め、練度不足の帝国軍も生き生きと躍動し
てみせる再生屋としても有能な大将だった
負け方を探る大将に何も制約はなくなり、元々制約
を屁理屈で越えて見せていたターニャもタジタジす
る戦略が発動してきた(´・ω・`)

0
2023年08月09日

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