あらすじ
帝国という国家の砂はいずれ尽きる。
遺された時間は、あまりにも少ない。
砂時計の砂が尽きるまでに、人はそれぞれの決断を迫られる。
ある者は、そんなはずがないと運命に目を瞑る。
ある者は、破局を拒絶する道を選ぶ。運命だとしても、大人しく滅ぶ道理があろうか。
活路を求めて彼らはあがく。
そして、ターニャもまた『愛国者』という仮面の裏で誓う。
己は、絶対に沈む船から逃げ出す、と。
「……転職だ。転職活動しないと」
しかして、社会的動物に逃げ道は乏しい。
帝国軍とは必要の奴隷なのだ。
彼らは、手段をえらばない。
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Posted by ブクログ
暗号通信が見破られていて、ロメール将軍の大作戦
連合王国強襲作戦はバレて待ち伏せを喰らう
幸い戦闘意欲ゼロの海軍は引き返して無傷だが、中
佐率いる第二〇三魔導大隊は「素人へ一手指南」と
喧嘩を売って切り込み、支援部隊のドレイク中佐と
対決して破っている(死んでない)
急激に練度少ない兵士が増えた中で、ターニャ大隊
はネームドばかりになっているのがずるい(*´▽`*)
Posted by ブクログ
やっと終戦に向けた動きが見えてきたかなぁ。確かに面白いんだけどちょっとライヒも状況的に厳しくなってきたよね。負けない為にどうやってこの戦争を終わらせるか。やっと外務省の使えそうな役人『コンラート参事官』も登場したし、今後の展開に期待。
個人的にはメアリー・スー中尉にもう少し焦点を当てて欲しいいんだけど、あえて筆者は外しているよね(笑)。
今回は、ターニャとヴィーシャのツーマンセルでの活躍にスカッとした。