あらすじ
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある――。全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載! 旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の第7巻!
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Posted by ブクログ
身分違いの恋。
やはりというか、要はすごいところのお坊ちゃん。
要の親族は、2人を別れさせたい。
美音に対する、店に対する嫌がらせ。
でも、美音の芯の強さとお客さんたちの結束で打ち勝った。
Posted by ブクログ
ぼったくりの危機を常連さんたちが救うストーリーがよかったです。本当に、こんなお店が近所にあったらいいのに、と思います。
そしてその危機をきっかけに美音と要の仲が深まり、馨と哲にも進展がありそうな予感…
一人暮らしのお爺ちゃんと、離れて暮らす家族の介護問題をテーマにしたストーリーにも、考えさせられるものがありました。
Posted by ブクログ
遠く離れた家族の介護問題が身にしみました。明日は我が身かもしれないので。
オンノベの流れをそのままにしているならば、一番大きな山は過ぎたのでこの後は2人は問題なく…でしょう。
やっぱり、食えない祖父さん。
Posted by ブクログ
美音・馨姉妹も要も常連客たちも、相変わらずこそばゆいくらい情に厚く、それこそお腹いっぱいですわ。まあ、要に関しちゃ、かねてから正体というか性格を知るほどにどこか好きになれんのだけれど。佐島の祖父と兄は一概には悪モノでないやな評価に落ち着いたが、なにがなにが、大バカどもだぞ!身内の要とは直に話し合いもせず、つましく暮らす美音に対し人物評価抜きで身分違いと言わんばかりの別れの切り出し。しまいにはネットでの誹謗なんざ、サイテーの所業なり。それこそ偏見だろうけど、そんな一族で育った男と…やめたがいいって。
Posted by ブクログ
シリーズ7作目。
美音と要さんの山場的なストーリー展開。
SNSでの風評被害とか、この時代だからこその内容でした。
『ぼったくり』を愛する常連客のおかげで乗り越えることのできた今回の危機。
下町の熱い人情劇にはやっぱりどこかほっこりとさせられました^^
美音は相変わらず、何でも自分で解決しようと抱え込んで・・
いったい自分は何様だと思ってるんだろうっていうくらいに、抱え込んでしまって。
でもこれが美音の性格なんだろうなぁとモヤモヤもどかしく読むシーンもありました(笑)
物語もそろそろ佳境??なのかしら??
ぼったくりの今後を見届けたいと思います♪