あらすじ
大学4年生を控え、将来を考える時期――。「紀之さん…就活どうするのっ?」 意を決して紀之に質問してみた珠子ですが返事は「する必要ないじゃん」からの「フツーに園田不動産に就職するし」。アッサリとした返事に一度は安心した珠子ですが、なぜかモヤモヤ寂しい気持ちも…。さらにバイト先では…!?
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お嬢様が主人公の少女マンガを読むと、「天然な美少女がみんなに助けられて成長!」なストーリが多いような気がします。
けれど、『ハコイリのムスメ』の珠子は一味違う。
厳しい祖父に育てられた昭和な風貌だけど、好きな男のために東京に行きたいと言い出す感情的な女の子。一方で計算高いところがありながらも、いざとなると詰めが甘くておろおろ。おっちょこちょいなのに、料理は完璧。
そんなギャップあふれている珠子は、人間臭さのある親しみやすい存在。自分がお嬢様であることを受け止めながらも、悩んでいる姿を見ていると、どんどん身近に思えてくる人も多いはず。
そんな珠子は親の命令で、紀之という同い年の男の子と婚約し、東京で同棲することに。
といっても、それは本人たちにとっては偽装婚約。お互いを利用しあうためであり、いずれ婚約は破談にするという裏の約束がありました。
大学入学と同時に始まった、憧れの東京での暮らし。しかし、早くも珠子の恋に変化が…!?
クールな紀之とのぎこちない同棲生活も含め、新たな人間関係に振り回されて、前途多難な珠子の行きつく先はいったいどこ…?
怒涛の展開の連続ですが、それぞれの人物たちの思考がリアルに描かれているので、テンポよく読み進められます!
独特の絵柄に戸惑うかもしれませんが、このテイストだからこそ成り立つ作品なので、読むほどにクセになりますよ。
感情タグBEST3
さくちゃんの気持ち、珠子の気持ち、よく分かります!
じれったいけど、人として成長の時です。
バイト終わって安心です。
面白かったです!
紀之さん、進みたい道が見え始めたような。
たまちゃんと紀之さん、別れちゃうのかな...そんな予感。
たまちゃん、そのうち敬ちゃんと会社を継いでそう。
しかし紀之さん、たまちゃんを不安にしすぎ。
本当は継ぎたくないのでは、と何度たまちゃんが思ったことか!
不本意でも、親を助けると決めたなら、最後までやり通せよ、と思う。
周りに不本意感を匂わせすぎ、それって人としてどうなのよ!
敬ちゃんの方が、よっぽど筋が通ってて潔くていいわ。
中途半端なバイトも見苦しい。
それなら、夏休みだって、タダ働きで親の店を手伝うべきでしょう、そんなにたまちゃんちのお金が嫌なのなら。
何だかどんどん紀之さんが情けない奴に思えてきてます。
紀之ファンさん、ごめんなさい。
リアルすぎる!
マンガでお話だとはわかっているのですが、リアリティーがあって本当に起こっているできごとみたいです。紀之さんは珠子が思っている以上に珠子のことが好きなんじゃないかな?って伝わってきます。大学卒業も近いので友人との関わり方とかいろいろ二人を取り巻く環境も変わりつつあって次はどうなるのか、気になりますー
珠子のアルバイト先の人たちそれぞれの性格描写、おもしろくもあり、気味悪くもありです。
バイトお疲れ様~!
あー、緑田キモかった!
でもバイト最終日、紀之さんが珠ちゃんを迎えに来てくれてホント良かった。
卓ちゃんもサクちゃんも内定出たし、サクちゃんと珠ちゃんが仲直り出来て良かった~!
紀之さんは、自分のやりたい事とやると決まっている事をわかっているからこそ、やりたい事を断った。
自分も若い頃やりたい事を夢見ていた時期があるから、やり始めたならそれだけになってしまう自分が見えてしまって諦めたっけな。
球ちゃんの笑顔がどうかこの先も続きますように。
うーん
バイトの面々が嫌な人すぎて…
おばさん陰湿すぎるし、若者1人じゃなにもできないのにチョーシ乗ってるし、なにより緑田気持ち悪すぎ…
こんなにクセのある者たち集まるか!?と思いました。
でも現実に居そうな気もする。
それはおいといて、今後の2人の未来がどうなるのか気になります!
モヤモヤする
ノリユキさんがタマコの実家の仕事を継ぐ決意を表明したのに又揺らいでますね。タマコはホントはノリユキさんが揺れてるのを感じて不安になってると思います。このまま結婚してもどこかでダメになりそうで怖いです。お互いに好きで大切に思ってるんだから2人で納得いく答えを見つけてほしいです。
なんか…
今回はすごーくモヤモヤ嫌な気持ちになるお話だった。最後スッキリしたとはいえ、ずーと緑田とかおばさんの陰湿なイジメがあったりそれを紀之さんに言えないもどかしさ…気持ちがずーんって感じだった。私だったらあんなバイト先すぐ!即日!やめる!
さくちゃんが内定決まってよかった!!!さくちゃんと珠子の仲直りと紀之さんの珠子への接し方が優しいのが唯一癒やしと救いの回だった。