あらすじ
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マンガでよくわかる「小学生のための実用書」シリーズ!
文章を書くのが苦手になる要因は大きく2つあります。
ひとつは「準備の不足」です。正しい準備をしてから書き始めることで、途中で書くことがなくなったり、伝えたいことが抜けてしまうことを防ぐことができます。
もうひとつは「工夫の不足」です。読み手の感情を想像しながら自分なりに表現を工夫することで、文章を書くことの面白さを味わうことができます。
本書では、この両面のコツを織り交ぜて紹介しています。
以下は15巻についてのレビューです。
天国にいる数字の神さまとカモさまとそのしもべ達が、人間界の五つ子たちに数字の大切さを教えるという構成が工夫されているうえ、登場人物がめちゃくちゃかわいくて面白い。数学の解説はわかりやすいだけではなく、繰り広げられる会話が笑えて、こんなに楽しく数学を学べるなんて日本のマンガの奥深さに感動しました。
漢字にはルビがついているので小学生の学習書としても使えますし、マンガとしてよくできているのでふつうにコミックとして大人も楽しめます。
私は子供の頃から数学が苦手で、高校受験の時、数学のテストが始まって5分位で具合が悪くなりそのまま保健室で寝て受験しなかったほど(学校には合格)数学を避けて生きてきましたが、社会に出てから数字の大切さを実感することが多くあり、この本にもっと早く出会っていればきっと運命が変わっていたに違いないと思いますので、子育て中のお父さんとお母さん、数字に苦手意識のある社会人の方は必見です!
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Posted by ブクログ
この漫画のあらすじ!?(ネタバレ注意)ここは文房具の魔人が暮らす国 のブング王国の魔人たちが子供に作文を教える。でも思わぬ展開が⁉︎
Posted by ブクログ
漫画で分かりやすく『文章の書き方』について書かれてる。子供向けなので難しくないけど、ポイントはしっかり押さえている。
文章は『事実』と『気持ち』を書くものという事を初めて知った。なるほど、そういうものなのか。言われると、確かにそう!と頷いてしまう。
必要なのは
・まとめる力 (どこで・何を・いつ・だれが・どうした)
・表現する力 (語彙力。知っている言葉の数を増やす)
・伝える力 (原稿用紙の使い方と、誤字脱字など)
この三つを基本にして、そのあと読書感想や自由研究など身近な題材を基に、タイトルの付け方、テーマの見つけ方なども含めて説明してある。
五感を使って表現することや、たとえを使おうというポイントもしっかり押さえてあるのいい。
一番面白いのは、最後まで『文章書くのが嫌い』という主人公が、最後まで「面倒だから嫌だ」とごねる。最終的に「ご褒美をやる」という強硬策で作文を書かせるところ。文章嫌いキャラが変わらないの好き。
「嫌いだし、書きたくない」と言い続けて、『読書感想文には付箋で気になったページに印をするといい』というアドバイスも付箋で遊び始める。そっちが楽しいって言いだすのも好き。キャラが一貫してるのすごく気持ちいい。そして、リアル。
文章嫌いが中途半端にいい子になって書き出したりしないのよ……ここで、いい子になるのは大人の都合でしかない。
最後の『ご褒美(お宝)が文房具』というオチも……好き。文房具の国の魔人たちが『文章を好きになってもらうために画策する』というストーリー仕立てだと、こうなるなと思えた。
文章のポイントはもちろん、キャラもストーリーも面白くて楽しかった。
ごちそうさまでした。