ユーザーレビュー
ついに完結
よむよむ 2021年01月10日
少女終末旅行らしい終わり方でした。最後の都市を俯瞰でとらえる連続のシーンはダイナミックですごく良かったです。二人が旅した世界に行ってみたくなりました。
2人の原点と結末。
匿名希望 2020年11月10日
どこまでも続くような気がしていましたが、ついに完結してしまいました。2人が旅に出る前の様子や新たなキャラクターも登場します。
妖猫 2019年11月23日
切なくて、優しくて、静かな終わり方でした。「生きるのは最高だったよね」この台詞がこの作品の全てを物語ってますね。
Posted by ブクログ 2018年04月28日
ついに終わってしまいましたが、これ以外は考えられないと思えるラストでした。その目に彼女が映っていればそれで良かったんですね。
Posted by ブクログ 2018年04月22日
とても文学的な作品だった。
そしてとても美しい作品だった。ひたすらに。
誰もいない終わりの世界でずっと「上」にあるものを目指し続けたチトとユーリ。
そんなふたりが最後にたどり着いた「一番上」。
持っていたものはすべて使い果たして失って、たどり着いたそこには何もなかったけれど、
「生きるのは最高だっ...続きを読むたよね…」「………うん」二人がそう言いながら見上げた星空は涙が出るくらい美しかった。
私が見てきたマンガ作品の中でこんなに美しいシーン、あっただろうか。こんなに美しくて、切ないシーン。
(この巻はふたりがリッケンクラートとお別れするあたりからずっと泣きながら読んだ。)
たぶん生きるってそういうことなんだろうなって思う。この作品のふたりの旅、そのもの。
絵が細かい。
ネム 2020年09月13日
絵が繊細で綺麗で雄大な世界観を表現しているからこそ、2人の行動の何気なさが際立つ。
上を見たい、2人ずっと一緒にいたいというだけでよく食料も水ももっているなー。と感心。人がいろんな欲を持つからこそ文明を発展させて行ったのだと理解できる。2人が生きる事に執着していたら確実に違うものになってた。
Posted by ブクログ 2020年06月23日
あぁ……。
読み終えたあと口からこぼれた言葉。ハッピーエンドかと言えば決してそうは思えないけれど、バッドエンドかと言えばそうとも言い切れない。
たんたんと幕が下りたという感じ、いやまだ幕は下りていない。
二人はこれからも生きていく、そう感じられる終わり方だから。
いい終わり方だったと思う。
Posted by ブクログ 2020年03月30日
終わるまでは終わらないよ。
同人誌を出されていたこともあり、つくみずさんについては以前から知っていた。いい意味でどうしていいか分からない結末を与えてくれる著者だなと。
完結には、彼女たちには、最上層到達というゴールが必要だった。大切な本を燃やし、乗り物を捨て、食料すら底を突き、ありとあらゆるもの...続きを読むを失って最上層に到達しても何もなかった。別の道を進めば良かったかも知れない、どこかで引き返しても良かったんじゃないかと、普通なら後悔や絶望の淵に沈み続けるに違いない。
でも、彼女たちにとっての必要最低限なパーツ、お互いが残っている。
取り合えず、食べて寝て、それから考える。
そんな終わりかたでも良かったと思える。
「絶望と仲良く」に関しては、まだよくわからないが、
きっとまた、読み返したくなるに違いない。
いつもゴールに、何かが在るとは限らないのだから。
Posted by ブクログ 2019年09月22日
虚無感と希望がごちゃまぜになった少女2人の旅。
最後の2人になった少女たちはどうなるのか?
でも、地球は綺麗になったし、あまり深く考えず楽しく生きていくと思う。きっとそうだろう。
Posted by ブクログ 2018年03月31日
一つの星の文明の終わり、それはこんな風に二人の少女で閉じるのかもしれないのは郷愁でも絶望でも切なさでもなく、こんなもんなんだろう、と言う気がする。
Posted by ブクログ 2021年02月21日
最終巻。
これは、キツイ。
今までの危険がありつつも、ほのぼのーとした雰囲気を求めているなら買わない選択肢もあると思います。
読み終わって、二人の旅の意味は何だったんだろうと、しばらくぼーとしてしまいました。