あらすじ
文明が崩壊した終末世界。ふたりぼっちになってしまったチトとユーリは、愛車のケッテンクラートに乗って広大な廃墟をあてもなくさまよう。日々の食事と燃料を求めて移動を続ける、夢も希望もない毎日。だけどそんな「日常」も、ふたり一緒だとどこか楽しそう。一杯のスープを大事に飲んだり、まだ使える機械をいじってみたり……何もない世界だからこそ感じる想いや体験に出会える、ほのぼのディストピア・ストーリー。
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最終回まで観たものです…
二人の少女が上を目指して進むというシンプルな内容で道中の人や機会と出会い、生きるとはどういう事なのかを二人が知って行く話です。この話のテーマは生きるということの意味と大切さを改めて知ることのできる作品となっています。世界の終末の中で繰り広げられる日常は現代と違っていても、どこか共感できて、クスッと笑える内容となっています。このご時世だからこそ読んで欲しい漫画なので是非読んでみて下さい。
作品の雰囲気が好みでした
アニメにてチトの声をあてた水瀬いのりさんがきっかけでこの作品に興味を持ち、
独特な世界観と登場人物どうしの掛け合いに惹かれ、いつかアニメを観ようと決めていた。
原作はアニメを見終えた後に読もうと考えていた。
そうした中、キャンペーンでこの1巻が値引きされていたので、いつか買うのだから、と購入した。
その勢いでそのまま読み進めたが、やはり作品の雰囲気が好みと合ったようで、読み終えて、とてもいい買い物をしたと満足している。
購入を考えている方には、この作品を読むことで登場人物たちと共に、ゆったりとした時間が過ごせますよ、と薦める。
作中にて何度か話題にあがる哲学的な話の中に、いくつか心に響くものがあったので、この点でも薦める。
Posted by ブクログ
雪に埋もれた崩壊した文明や廃れた信仰とかを、女の子2人がゆっくり旅をしている話。
2人ぼっちの女の子2人を通して遠目にぼんやりと終末を眺めてる作品。巻数がすすむにつれ、終末が少しずつ近づいてきて、ちょうど行き止まりで2人の世界が終わるような読後感で、大好きな作品
こういうの好き
ここ最近、終末世界を題材にした作品をみるのが大好きで、読んでいると何か大切なことを気づかせてくれます。
アニメも観ました!漫画とアニメ!両方一緒にみるのがオススメです!
終末世界と旅ってやっぱりエモくて、
そしてセットになっているところが素敵です!
匿名
良い
静かな雰囲気のある漫画
2人の女の子が終末の旅をしていて文字が読めなかったり食べ物が缶詰だったり文明の終わりを感じた。悲しい気持ちにもなるが今できることで工夫して生きていて元気をもらえた。
シュールな哲学漫画
アニメが面白かったので読んでみました。
終末の世界を淡々と?生きる二人の少女の物語。
廃墟となった人工物の世界、物語の世界観も面白いし、
主人公二人の会話が、哲学っぽくて好きです。
ドラマも恋愛もチートもない物語だけれど、深い。
Posted by ブクログ
都市の残骸のなかを放浪するふたりの少女の物語。
絶望と紙一重のこの奇妙な幸福感なんだろう?
だってもうとっくに世界は終わってる。
生産性を上げる必要も成長しようと頑張る必要もないのだ。その日その時をただ生きていけばいい。
キリキリ働き、満員電車で帰って疲れた週末に、私は終末を読みたくなる。
Posted by ブクログ
戦争かなんかで文明が崩壊した後の世界を二人の少女がケッテンクラートという渋い乗り物で旅をするポストアポカリプス日常漫画。アニメを見てハードな世界観の割に凄まじくゆるい雰囲気がツボったので思わず原作購入。当たりだこれ
Posted by ブクログ
終末ということで、重い世界を想像していたが、主人公たちの掛け合いでそんなこともなく、終末をむしろ楽しんでいる独特な世界観。世界に何があって終末を迎えたのか。それが気になります。
地図を生きがいに生きている人が登場しましたが、終末を迎えたとき人は何かにすがらないと生きていけないのでしょうか。もしもそうだとしたら、彼女たちは何にすがりついて終末を生きているのでしょうか。そもそも彼女たちは何を目指して旅をしているのか。
Posted by ブクログ
終末後の世界。愛車のケッテンクラートと共に巨大都市の廃墟を徘徊する女の子二人のお話。終末感を感じさせない二人の軽いやりとりと、どうあがいても絶望しかない終末的な背景のギャップが素敵なお話。ストーリーを持っているようなないような、少なくとも目的なんて無い旅をどう持って行くのか、先が気になります。
Posted by ブクログ
引用あり。
「記憶は薄れるから記録しておくんだよ」
「記憶なんて生きるジャマだぜ」
どっちもありだよねー。
生きるの意味ってなんだろ!?
なぜ生まれてきた?
なぜ、生き続けている?
失われる命が日々あるなかでなぜ自分が生き残ってるんだろう…彼女たちのように旅を重ねるしかないのかな。
アニメから
アニメが素晴らしかったので、原作もチェックしておこうと購入しました。
緩やかなディストピア、という印象でした。生々しい描写はあまりなく、淡々と日常を描いていますが絶望が常に同居している。大きな希望を持つでもなく生きる少女2人には共感できるところもあったり。
好きなほのぼのダーク系です
ウスズミの果てみたいに、世界が終わっているかもしれないのにほのぼのとしたペースがとても心地よいので、二人の旅がずっと続いてほしいのですが、これからどんな展開になっているのか、きっとちょっとずつ分かっていくんでしょうね。
Posted by ブクログ
文明滅亡後で食料もまともにない中2人だけっていう冷静に考えたら絶望的でしかない状況なのに、ゆるい日常的な雰囲気が出てるのがすごい。
一応上層に向かっていくという縦軸のストーリーもあるのでそっち方向も進んでいくんだろうか。
廃墟好きにはたまらない
廃墟と化した世界を少女二人があてもなく旅する話。過酷な環境だけど重い話では無く、二人がおしゃべりしながら廃墟を進んで行く感じが好きです。息抜きするのに丁度よい作品です。
ゆるいけど伝わってくる終末感
まぁ面白かったです。値引きされてる2巻も買いました。
でも続刊は買わないかな。
雰囲気はいい。世界も面白い。ギミックも面白い。表現も面白い。
ただキャラや世界設定に共感を持てるところがどこにもなくて引き込まれるものがない。
Posted by ブクログ
登場人物二人がかわいい。
最後の最後に男が出てくるのが残念
深いストーリーがありそうな、壮大な世界だけど、
おそらく今後も大した説明はなさそうな系。
Posted by ブクログ
ほのぼのディストピアって帯に書いてあったので読んでみました。どうやら日本語、しかもひらがなしか残っていない文明の生き残りの少女二人。世界観は階層都市なかんじ。それが弐瓶勉『BLAM!』に似てるかも。でも、もっとほのぼのしてる。これは好きですね。2巻が待ち遠しいなぁ。。
Posted by ブクログ
☆3.0
1巻だけ読んで保留している
アニメがストーリーも曲も良くって。
静謐で先の無い世界観と明るい曲のマッチングがね。 終わった世界の残り火での生活。
アニメから入ってマンガを読んだけど、アニメの終わり方以上にハッピーの気配がないのでビビって読むのとめてる。
みなさんの感想を読んで、心身ともに体調いい時かな。
Posted by ブクログ
人の大半が滅亡した終末世界を旅する女の子2人の物語。
設定に反して2人に悲壮感はあまり無く、緩めの雰囲気。
とはいえ、周囲を冷静に見れば絶望的な状況ではあるのだが。
まだ盛り上がりには欠ける印象。
Posted by ブクログ
多層構造都市の描写がすごく好きでロマンを感じた。見慣れたようで見慣れぬ建造物が、生物の気配が皆無の空虚な空間内に連なっている光景を見ていると、なんというか。大自然の中とも違う、しんとした侘しい静けさに一緒に包まれている感覚になる。
映像研の影響か、背景描写やメカの描写に以前よりも目が行くようになった気がする。
Posted by ブクログ
週末世界だが、シンプルでラフな絵で、ウエットさがなくかと言ってドライでもないゆるさがある。何か大きなことが起こるでもないが、ゆるキャン△みたいな感覚を覚えた。
Posted by ブクログ
“「ねぇ知ってる?死後の世界ってあったかいんだって」
「だったら私たちは…まだ死んでないみたいだな」
「寒いね…」”[P.46]
web連載読んでて好みだったので。
彼女たちは何をして今いるのかとか、どうして漢字が読めないのかとか。
文字が簡略化されてるのかな。
地図が落ちるシーンは改めて読んでもどきっとする。
“「この階層型の都市を作ったのはもっと古い人間だよ
僕たちの祖先はその古代人の作ったインフラに住み着いたにすぎないとーー
僕は思うけど」”[P.120]
Posted by ブクログ
「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」を見たときに一瞬だけめまいがした。
終末ののちに少女たちが学校に棲んでいる、と。
この作品もテイストは似ているかも。