【感想・ネタバレ】下鴨アンティーク 暁の恋のレビュー

あらすじ

京都、下鴨――。慧に告白してから、関係がぎくしゃくしてしまっている鹿乃。そんななか、知人に若い男性を紹介される。佐伯稜一というその青年は、実は蔵の着物の関係者で、大伯母の椿柄の振袖について訊きたいのだという。該当する着物を蔵から出してきた鹿乃だったが、描かれた椿すべてが落花してしまい……? そして鹿乃と慧、ふたりの関係の行方は――?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

やっと…!と思ったらそんなすっとばして!と突っ込みたくなる展開。

前巻のラストで告白した鹿乃に対して、妹みたいに思ってると返す慧。

出生という、本人にはどうしようもできない所を蔑まれて育った慧には、世間体が悪く、普通の人から祝福されない恋(別に祝福されない訳じゃないけど、同じ屋根の下で暮らす10代の子と付き合う大学助教授、は知らない人が聞くと外聞は悪いかもしれないなぁ)をするには覚悟がいるよね。

打ち明けることができるのは、相手を信頼して、心をさらけだしてくれたときだ。

相手を信じること、相手を欲しいと思う心、打算がある心とも向き合っていく…本気の恋をした人は、こういう体験をしてきてるから泰然と物事を受け止められる強さを持てるのかな。
慧の父もやったことは世間的にNGではあるけど、自分の思いを貫き、想い続ける態度は凄いと思う。

そしてデートもまだなのに一足飛びにプロポーズしちゃう慧w
覚悟が決まったら行動が早(笑)

そして春野君本当にただの当て馬じゃないか…。
大学では女泣かせなのかもしれないけど、恋愛が絡まなければめっちゃイイヤツだ。彼にも幸せになってもらいたい。

鹿乃ちゃんおめでとう。

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2018年08月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このシリーズはいつも、妹からの譲受。

前作からの急展開しましたが、今後は別々に暮らすので(←普通と逆!)
謎解きのときは、デートなんでしょうかね。

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2017年12月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

下鴨アンティーク、前回が鬼切りだったので、今回はすごくどきどきしながら読みました。結論から言って、良かったのは良かったんですが、良くないのは良鷹お兄さん………。この際鹿乃ちゃんにはお嫁に行かずに婿取りしてもらって(不都合なさそうだし)、自分の役目を果たしつついて貰うのが一番なのではないかと思います。でないとお兄ちゃん廃人になりそうだし嫁を貰う甲斐性(というか気力)なさそうだし。何というかあの家の二人は鹿乃ちゃんに宝石だの光だのを見いだしすぎてます。これで終わりとかはないと信じているんですが(でないと良鷹兄が心配)。。。

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2017年06月28日

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ネタバレ

下鴨アンティークの5作目。

鹿乃がほろりと告白してしまったことに対して、
慧は「妹みたいに大事に思っている」と言ってしまう。
慧の父が手を怪我してしまったこともあり、
二人の家を離れる慧。
もちろんここで、春野、登場。

前を向こうと春野と出かけることにした鹿乃に、
鹿乃の親友たちも良鷹も、慧に知らせにいくのが可笑しかったし、
親友たちは、
鹿乃が妹扱いされてしまったことにぽろぽろ泣いてしまって、
かわいらしかった。

結局、結婚する話になってしまって、
後は、良鷹と骨董屋の娘真帆は仲良くなれるのか?

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2024年08月08日

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ネタバレ

シリーズ第6弾
鹿乃と慧が落ち着くところに落ち着いてホッ。
着物の不思議を紐解くことが、それぞれ自分の心と向き合うきっかけになっていて、ストーリー展開が巧みです。

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2024年01月02日

ネタバレ 購入済み

良かった。

二人が並んで歩ける様になって ホントに良かった。
お話によっては、すれ違いをし続けて進むものもあるから、ホントに良かった。

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2020年06月14日

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ネタバレ

鹿乃と慧。お互いに相手を気遣うあまりに遠慮してすれ違いもあったけど、想いが叶って良かった。ほっこり。
しかし、鹿乃のお兄ちゃん良鷹パートは怖い。祟りとか呼子鳥とか、怖いわー。

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2020年02月20日

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ネタバレ

ついに鹿乃と慧が両想いに……!!
ここまで、長い道のりだった。。。
結構濃密に時間が流れているから、シリーズ開始から6作で1年くらいしか時間が経ってないんだよなあ。

●椿心中
義理の兄と妹の禁忌の恋……からの心中。
椿の花にこめられた相手を思う気持ちが、椿の花を落とす。
椿姫。

●月を隠して懐に
笛の先生とお弟子さんの恋。
妻の気持ちのとおり、笛が大好きな猿の羽織。

●暁の恋
慧の父が怪我をして、慧は田村の家に。
そして、慧がついに自分の気持ちに向き合って二人は両想いに。
付き合ったらもう、慧ちゃん鹿乃が大好きなんやんか……。
結婚後の姿が目に浮かぶわ……。

●羊は二度駆ける
良鷹目線。
慧に鹿乃を取られて淋しい良鷹。
彼の傷を癒してくれる人は真帆なのだろうか。
しかし、奉公人にひどい仕打ちをした祟りと、遺産相続に絡む殺人未遂が交錯するという、相変わらずの本格ぶり。

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2019年08月19日

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ネタバレ

すれ違う鹿乃と慧。アドバイスになるような不思議な着物に助けられて、ようやく思いが通じ合いましたね。お互いを思いすぎて言えなくなったり、離れようとしたり。でも、きちんとまとまって本当に良かった。最後のはお兄ちゃんで一編。身近な人に大切にされて、真っ直ぐ強く育った鹿乃はそれは人に好かれるでしょうね。まさか終わり?と思いましたが、帯にもどこにも書いてないのでまだ続くのかな? 是非まだ終わらないで欲しい。

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2019年03月05日

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ネタバレ

鹿乃の成長が目まぐるしい。
今回は良鷹と一緒に蔵の着物の謎に探る。

慧と無事上手いこといってよかった。
春野さん可哀想やったけど。

義理の兄妹の話よかったなぁ。
泣けた。

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2018年05月03日

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ネタバレ

全体的には鹿乃ちゃんと慧のお互いが大事に思うがゆえに遠ざけてしまう、それをどうやって距離を縮めるかというテーマに思えた。
ようやく二人が結ばれたと思えば、良鷹!
良鷹!お前、真帆ちゃんいてくれて良かったな!
男女二人いれば恋愛感情でくくりつけるのではなく、まさに情で繋がるというのが新しい。
というか、こういう展開も大ありです。
素晴らしい!マーベラス!

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2018年02月11日

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ネタバレ

シリーズ6作目にして、とうとう!!という展開です。でも誰かが幸せになると寂しい人もいるわけで(←シスコン兄)。
鹿乃は年上殺しの可愛い妹キャラだったのが、ここにきてじわじわと女らしい魅力を発揮し、幼女の頃から破壊力抜群の上目遣いに悩殺されてきた二人の男が今後も翻弄され続けるのは目に見えている。女の私ですら鹿乃の魅力には抗えない気がするのです。単に私の好み。
相変わらず着物に纏わる怪異的ミステリーは面白く、人物の心象表現もお見事。面白いシリーズで今後も楽しみです。兄も幸せになれますように。

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2017年09月02日

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ネタバレ

この恋の行方は、想いの行きつく先は。

ひとつ前で告白して終わった鹿乃ですが、慧の返事はNOという。読者はその理由も知ってますけど、まあ、なんというか。慧の気持ちはわからないでもない。でもなあ、と思う。いや、それが少女漫画的な演出効果でもあります、となんだか結末を知っているつもりになって読んでいく。結局、慧と鹿乃は落ち着くところに落ち着いて、さあ、めでたしめでたし、だろうか。まだ続くみたいだけど。できれば、春野主人公で番外編など読んでみたいな。

「椿心中」義兄との恋に破れて心中した姉。妹は何を思ったか。そしてまた、義理の兄妹の恋。妹のように大事に思っている、という慧のことば。衣通姫伝説か、椿姫か。うだうだしている場合じゃないよ、慧ちゃん、と読者は言いたい。

「月を隠して懐に」母の十七回忌に、田村先生と出かける慧。その間に鹿乃はまた謎に取りかかる。春野も自分のことがよく分かっていないのかもしれない。着物を取り巻く人の想いから、鹿乃は自分の生き方を学んでいく。傷つきながらも進もうとしている。ほら、慧ちゃん、置いていかれますよ、と言いたい。

「暁の恋」田村先生の怪我は命に別条なく、でも慧はお世話の為に黒谷の方へ。この距離が二人にもたらすものは。鹿乃のために、奈緒と梨々子が行動を起こす。良鷹もアシスト。春野は負けっぱなしというか、辛いよね、少女マンガのこういうキャラは、とメタなことを言ってしまうか。そして、慧ちゃん、腹を括りました、おめでとう。ああ、すごく、コバルト的。

「羊は二度駆ける」良鷹と真帆の話。この二人の関係性は、慧と鹿乃とはまた違う、恋でもなく名の付けにくいもの。良鷹、ずるいなあ、とまた思う。

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2017年12月31日

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