あらすじ
妖怪たちにとって最も危険な元老院最強硬派・伊予紫(いよ・むらさき)と「鬼殺し」の異名を持つ妖怪ハンター・九条院入鹿(くじょういん・いるか)が時を同じくして桜新町(さくらしんまち)を襲撃。桃華(とうか)は紫の手に落ち、恭助(きょうすけ)は天敵・入鹿の前に防戦一方。絶体絶命の状況下、更に紫は鬼の存在そのものの消滅を計る。紫の目論み通り、兄妹は、このまま闇に葬られて……!?
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ついに刀まで喋るようになるとは…。
この作者に限ってそんなことはないだろうけど、もう「何でもあり」みたいなトンデモ展開にはならないか心配。
それにつけても入鹿ちゃんがド変態で、とても素晴らしいです。ぜひ嫁にしたい。
Posted by ブクログ
鬼兄妹主体話。
出てきた敵(?)二人が濃い!
紫ただの変態ですか。
恭助の想いにちょっと幸せ気分を味わいました。
アオ頑張った!
久々にバトルがカッコ良かったです。
Posted by ブクログ
“「お願い 鬼…斬らせて がまんできない」
「ていうかめちゃくちゃ速いんだけど…なにこの子」
「だから待てと言ったろう こいつは今までの半妖とは違う
半妖になった「下地」がまるで違う」
「…名乗るのが遅れてごめんなさい
古道居合術九条院流 第十三代家元 九条院入鹿 推して参ります」”
鬼っこ兄妹話。
入鹿ちゃんが(変態)エロ可愛い。
紫君のあの笑顔すごく良い笑顔が好き。
“「臆病で内気でだが気が優しく、信心深く、礼節を重んじる
この国に住むそんな奴等が俺は嫌いじゃねえ
そんな奴等を育む空気が、風土が、「お伽噺」を生んだ
その多様さ、千態万状 八百万に収まらず
それはそのまま人々の思いの数
その思い、お前風情に踏み躙られる程 軽かねえ
この国をなめんじゃねえぞ 紫!」”[P.188]