あらすじ
本行への気持ちを再認識し、長谷とのおつきあいを解消した亜希。本行と向き合いたいけれど、どうすればいいの…?と思っていたところで「本行が、亜希に対して持っている気持ち」を聞いて…!? そんな中、1ヵ月後にシェアハウス解散が決定! シェアハウスの住人4人の“これから”は…!? そして中学時代から連なりもつれた亜希と本行の関係はどう着地するーー!?電子から人気爆発! ドラマ化もされたいろいろやっかいな大人のももいろラブストーリー、ついに完結!!!
※電子版限定! 雑誌Kissの表紙やカラー扉として掲載されたイラストをカラーで収録!!
趣味も夢も特技もなく、就活にも失敗して今はコンビニバイトで生活している寺田亜希は、同棲していた彼氏の浮気で、ついに彼氏も住むところも失うことに。荷物ごと部屋を出たのはいいけど、フリーターなくらいだからお金もないし…と友人たちに相談すると、友人の1人から今住んでいるシェアハウスに自分と入れ替わりで入ることを提案され、足を運んだ先の住人として、中学時代のクラスメイトで「諸々の初めての相手」である本行智也に再会する。ふとしたことから、ここ2年ほど「たたない」ことに悩んでいる智也が亜希には反応することがわかり、「絶対ヘンなことはしないから」治すのに協力してほしいと頼まれて…と始まる、何とも不思議で複雑…なのに身につまされるラブストーリーです。
悶絶したくなるような恥ずかしい「黒歴史」は誰にでも何にでもあるもので、もちろん恋愛にだって思い出したくない”若気の至り”はありますが、大人になって「そんなこともあったよね」と遠い目ができるようになったあなたにこそ読んでほしいのがこの作品。中学生のときに持っていた根拠のない万能感とか、それが少しずつ削られていく感じとか、好きだからドキドキするのかドキドキするから好きだと思うのかとか、思い当たる節がある人もない人も、読んでいろいろと考えさせられてみてほしいです!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
やっと二人一緒の表紙。
本行の”好き”じゃないと思う理由を聞いてたら、”好き”
って何だろう?と少し考え込んでしまった。
そして、一緒にいたいと思うかどうかじゃないかとい
う結論に辿り着いた。恋愛には関係なく。
恋愛の”好き”になるのは、その上で”触れてみたい”、
”触れられたい”と思うかどうかかな。シンプルに。
好きな人の”色んな表情が見たい”と思うのも自然な事
だと思ってる。
本行の小説を読むと、その点本行はとんでもないサイ
コパスに思えるけど、実際の本行は人に嫌われるのが
怖くてオドオドしてるし、寺田に対しても嫌がること
はしないし、承諾を得ない限り行動に移さない。
でも中には、否定的な表情さえも”自分”が原因である
ことに満足感を得る人もいるから、怖いことでもある。
まぁ”好き”の色々を考えるより、本行が今、照れる寺
田の表情に喜び、手を繋いだり散歩を楽しんだり、待
ち合わせを望んだり、楽しそうにしていることが全て。
付き合ってた中学の時にしたかったこと、これから二
人でたくさん実現して欲しい。
ちょっと気がかりなのが、これで本行の作風が変わる
のではないかということ。(変わっても良い作品が書け
れば問題ないけど)
あと、いつか寺田には、中学の時に無視した本当の理
由を本行に話して欲しい。嫌われたと勘違いさせたま
までは可哀想すぎる。
長谷も目が覚めたようで良かった。(本行への子供っぽ
い暴言はウケる)
可か不可か…先のことはわからないので、今を一生懸命
自分に誠実に生きるしかない?
それぞれ
みんなそれぞれの道を進み始めましたね❗みんなシェアハウスをしてすごく成長して、変わっていったけど、長谷さんが一番、かわったんじゃないかなって思った。
本行の執着を性欲としてTLに!
みんな自分の欲求に正直になれてよかった。本行と寺田さん、全く良さの違うところが噛み合ってて良い二人。中学時代だけじゃなく、これからの二人も惹かれ合いそう。
長谷のこれからを想像するのが楽しみ。ピュアを覆ってる殻が剥がれて、新生長谷がめちゃ一途に誰かを心底好きになるのか、やっぱり信用できなくて二転三転するのか。勝手にどんなタイプが合うのかなーと想像してみます…。
あと、本行の寺田さんへの執着を性欲で表現してくTLとかも見てみたい!
匿名
一気読み
して良かった。連載中だったらウダウダが焦ったくて読むのやめてたかも。
コミュ障で中二病の本行と、母親の過干渉で女性に対する感情を拗らせてしまった長谷、その間でフラフラする自己評価低めの卑屈女子寺田さん。胸キュン展開の恋愛模様に発展するはずもなく、ずっとモヤモヤ…
でもリアルな恋愛もそんなもの。みんな自分がいいように相手のことを見てる。好きって何?考えるとわからない。結局理屈じゃなく動物的なものだったりする。そんな寺田さんの葛藤に共感できました。
あとなにげにあかりさんが超重要人物!あかりさんいなかったら三すくみでしたね。
この先の展開も気になりますが、特に長谷さんには幸せになってほしい!
こういう終わりなんですね
どういう形で終わるのかなと思っていたのですが、みんなが少しずつ前向きに、気持ちのいい終わり方ですね。
カカフカカもこういうことだったのか、と思いました。
モヤモヤしない完結で良かったです。
好きなのか?好きじゃないのか?好きってどういうことなのか?付き合うって?・・・と、毎回気持ちがあっちに行ったりこっちに行ったりしながら、ゆるゆると続いていた物語がついに終わってしまった。
学生時代の黒歴史とかあるあるすぎて身につまされる思いだったし、シェアハウスの四人みんなが個性的だったけど、割とあかりさんのキャラは好きでした。
Posted by ブクログ
ハッピーエンド。かな?
うだうだもだもだが長くて人を選ぶ作品ではあると思うけど、個人的にはとても好き。
漫画だけど文学作品だな、と感じます。
好きとは何か?恋とは何か?恋愛とは?
普遍のテーマなんだと思いました。
匿名
自分の価値がある程度の歳になると分かって、昔を思い出して恥ずかしいのってすごく良くわかる!自分はその歳が中学で、そこからは自己肯定低いまま成長してしまった。この主人公はいい方向に進めて良かった。
最後までいい意味で綺麗な終わり方をしなかったです。いい意味で!!
男女の恋愛のうだうだの部分やキャンとする部分、自分も相手もトキメクばかりじゃなくグルグル考えたり、ズルい部分上手に描いている作品でした。
アキがすごくリアルな女の子でキラキラ可愛いだけじゃないのが好感持てました!
そして本行のあの空気感!ズルい。
ああいうタイプは何してもときめいちゃうゎ。
ズルいズルい。
最後、本当に可愛かった!
最高でした!
一時期はまりまくって掲載紙も購入してました。カカフカカ、ついに完結ですね。石田先生の作品が好きで結構読んでるんですが最後は少しはしたなくてごめんを彷彿とさせました。長谷さんのくだりとか。
始まった頃は迷走を極めていた4人がそれぞれ少しずつ解放された感じで、爽やかなラストでした。
それにしても大輔は最後までなんかむかつくな笑
絵が好みじゃないけど
設定がおもしろそう!と思って
読み始めましたが本当に
読んで良かった面白かった!
本行がどんどん愛しくなってきて
最後には大好きになってました!
Posted by ブクログ
完結。ぐるぐるぐるぐるして、やっとかあという気持ち。結ばれるのを待ち望んでました。キャラもみんな好きでよかったなあ。主人公と長谷さんのカプも好きだったから、長谷さんにはこの先良い事がありますように。石田先生の描く人の心理にはとても惹き付けられるので、次回作も楽しみです。
ふわっとした、でもすっきり
リアリティがある部分とない部分と併せ持つ感じで話が進み、内容としては結構もつれていたけどスッキリと結末を迎えた感じ。でも続きがあるならもっと嬉しい。
いい意味で期待を裏切られた作品!
Posted by ブクログ
完結!「好き」って気持ちはたくさんあって、どれを選び取るかは人それぞれ。考えれば考えるほど訳がわからなくなるその感情に、1人1人向き合っていて、みんな不器用だなぁと思ったり、でもそれが人間らしいなぁと思ったり。可も不可も自分次第。
(11巻)
「私の欲しいものって、行きたい場所って、どこだ?」──裏表紙に書いてあるこのセリフでやっとかい!て叫んだ。欲しいものも行きたい場所も一つしかないんじゃないのかな…!?と。それに気づくまでの10数巻だったのかなーと…。
あとやっぱり本行派です。
(1巻)
漫画喫茶でなんとなく気になって読んだらいつのまにかハマってました。恋愛部分以外もけっこう考えさせられるセリフが多いです。どう終わるんだろう……。
最終巻
毎回毎回もどかしく、なかなか話が進まなかったけどやっとまとまった…のか?本行は一生あんな感じだろうからまた悩む事はでてくるだろうけどその度にカワイイ事言ってくれるだろう。自分がどれだけあきが好きか全くわかってないまま過ごすんだろうな
Posted by ブクログ
この方の漫画はふらりと読んでしまうことが多いけど、どれもこれも曖昧で不明確で、恋愛と性欲が絡んでて、正直似たり寄ったりな印象。つまらないわけではない。この作品も長々と続いた割には最終的にはっきりせず、まあそこが良いところなのかもだけどモヤモヤも残る。
それにしても恋愛脳未発達者みたいな人が多過ぎて。でもなんかノリが読みやすいのか読んじゃうのよな笑。
結局性的に興奮するからそれでいいでしょ、みたいな感じもなあ。いいけど。うむむむ。
私的に楽しく読めたのは4巻まで
なんだかなーーーー。
4巻以降はしばらく購入してなかったが
最終巻なんだ!と気づいて折角4巻まで
買ってたしと思い残り全巻購入したものの
5巻からはズルズル〜と
本行と寺田さんの間でフラフラ。
付き合って…別れて…兎に角グダグダして
最終的に本行とやっとくっついたと思いきや
最終巻のほぼ終わり。その後、
ビックリする程あっさり終わる。
こんなに引っ張ったのなら
本行とくっついた後の話しを
もう少し読んでみたかったな。
読みながらこんなにワクワクしないのも
この漫画が初めてでした(*´д`)
好きな作家さんだっただけに
とても残念。
次回作に期待します。