あらすじ
小林さんちでメイドをするドラゴン娘・トールは、家事はもちろん、海水浴やコミケもドラゴンパワーでお手伝い。ロリっ子・カンナや根暗執事(?)・ファフニールなど他のドラゴンも巻き込んで、すっかり人間の世界に馴染み初めていた。しかし、突如トールの父親が元の世界に連れ戻すために現れて…!? 大人気人外系コメディ、第2巻!!
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日常、時々、シリアス
小林さんとトールを中心に何気ない日常かと思いきや急にシリアスになったりと、絶妙な緩急の差がある。この作者さんの書き方と思うけど、塩梅が完璧すぎるな
馴れてきたと思ったら
初巻に続いて登場のこの二巻では、いきなり登場人物の対人(対ドラゴン)関係が浮き彫りにされていく内容なので、飽きが来ず読者を引き込む魅力があると思います。特にトールと父親の話はシリアス回なものになってます。
普通に良い
アニメから漫画も見始めました。漫画を読んでからアニメを見ると切られてる部分が気になると思うので、個人的にはアニメから見たほうがいいと思います。
2巻も良い!
ふわふわとした日常の中に大切なものが色々詰まっている!
トールと小林の信頼関係がどんどん深まっていくのがとても良い!
Posted by ブクログ
待望の二巻
他の青年漫画と比べてしまうと、薄い感じもするが、内容は分厚い
あえて、もう一度、声を大にして言うが、この『小林さんちのメイドラゴン』は私の中で殿堂入り作品である
何故か? トールさんはメイドだし、可愛いし、おっぱいは大きいし、ちょっとおバカだし、しかもさぁ、ドラゴンなんですよ!! こんだけ、好みをピンポイントで刺激される作品が殿堂入りにならない訳がない
今イチ、注目を集めていないのが悔しい一方で、私らだけが判っているんだな、と言う漫画読み独特の満足感も与えてくれる
トールさんに負けないくらい、人間の世界に馴染みつつあるカンナちゃんや、ルコアさん、ファフニールさんの個性もまた強く、親近感もますます湧いてきた
ファンタジー系のコメディ感こそ色濃いのだが、最強の一角たるドラゴンの目線で脆弱な人間を上から見ているからこそ、読み手一人ひとりが抱える、今現在の問題に解決の糸口を与えてくれている気がする。自覚がないだけで、この作品の好さが心に響いている私も、いつのまにか負っていた傷を、この作品っつーか、トールさんに癒してもらっているに違いない(笑)
ドラゴン達を、自分達とは思考や寿命云々の前に、生物としての存在感が絶望的に異なる、と理解している上で、まるで抵抗なく、気持ちのいい友人かつ家族の一員として受け入れる、心の強さをすんなりと奮っている小林さんや滝谷さんは、実に人間らしい
トールさんとカンナちゃんは小林さんちに、ファフニールさんも滝谷さんと同居を始めた。さて、残るルコアさんは、どんな人物と暮らし始めるんだろうか? それとも、まだ、クール教信者先生が私らを焦らしているだけで、実は既に人間の家に転がり込んでいるのか?
トールさんと家族の問題が一つ片付いた事で生じる変化も含め、その点も楽しみになる、次巻の。やや、腐完全寄りな私としては、滝谷さんとファフニールさんの日常を、ちょっとシリアス気味ながらも、面白可笑しく、ラストでファフニールさんが自然な柔らかい笑顔を浮かべる感じで描いて欲しいな、と期待してたり
滝ファフ(リバも可)派な私としては、一推しはやはり、第15話の『トールと家探し』だが、カンナちゃんが学校に通いだす第13話『カンナと学校』や、トールさんの親父さんに小林さんが啖呵を切る第20話『トールと父親』も捨てがたい。ま、ぶっちゃけ、この『小林さんちのメイドラゴン』にゃ、面白くない話は一つとしてないんですがっっ
この台詞を引用に選んだのは、今の私にトールさんと同じコトを言える自信が、はっきり言って無いからだ
コミケ、水着回
色々な伝承を巧みに混ぜて、面白おかしく描いています。リヴァイアサンの所の会話はクスリとしました。
絵柄も大分シュッとしてきてより読みやすくなってます。
アニメでも人気のあった(と、思われる)海とコミケ回が好きです。最後にはトールのお父さんも出てきて、人間とドラゴンの関係性そのものにも少し触れてます。
作者さんはこの辺りの設定というかお話を作るのが非常に上手いですね。トール父に「起こりうる事象」について指摘された小林が感情を出して反論し、トールの必要性を話す所はグッとしました。
メイドラゴンはこのまま……
海に行ったりと、割と普通に日常生活を過ごしている感じですね。
ただ、小林さんとメイドラゴン等との絆、やはり徐々に強くなっているとは感じます。
絵柄はライトで可愛らしいのですが、異世界ものについても作者、けっこう色々と考えて描かれているのでしょうね。
巻末にトール(メイドラゴン)の父親がこちら側に来て一悶着ありますが、このままが良いと言いつつも、そもそもこちらにがいつまでいられるか⁇というのも出てきますね。
コミケ会場に作者他作品のキャラクターがいたのはご愛嬌でしたね。
シリアス展開が多めの2巻
トールとカンナが可愛すぎるなぁ。世界の終末をもたらす程のドラゴンが健気に小林さんを慕ってるところとか、ぼーっとしてるカンナとか。
ドラゴンが人間世界で生きるということの難しさに焦点を当てたシリアスな展開が印象的。小林さんという人の懐のデカさに感服する。いつもおちゃらけた感じのトールも色々考えて人間の生活をしているんだなぁと思わせる内容。
トールは人間を下等と思っているにも関わらず、人間に負けたくないとか小林さんを慕っていたりとか、一部の人間が持つ「何か」に惹かれているのだろう。