あらすじ
鏡水会党首・大滝淳は、「やまと」艦長・海江田四郎と北極海で会見。「やまと」保険構想を明らかにし、海江田の承諾を得る。その足で大滝は英ライズ保険に乗り込み、保険の成立を認めさせる交渉を成功させ、選挙戦が激化する日本へ帰国した。そして、投票日を間近に控えた1月3日、大滝を含めた主要4党首によるテレビ討論会が開かれる。
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匿名
政治
少し戦闘から離れて政治的な動きが活発になってきます。
鏡水会党首・大滝淳は、「やまと」艦長・海江田四郎と北極海で会見するあたり戦闘だけではない本作の奥深さがあります!
Posted by ブクログ
「日本は断じて軍事に介入すべきではない!」
「生身のアメリカをその欠点を含めて認めようということだ!」
「だが資本主義はその本能に於いて新しい理念を受け入れることができる!」
「でなければ人類は永遠にナショナリズムの束縛から逃れることはできない!」
「常設国連軍とは世界正義を行使する軍隊でなくとも良い。あくまで紛争そのものを圧倒的な軍事力で抑え込むことのできる軍隊です!」
「一人でも多くの生命を守ること。それが政治です」
「政治とはルールを設定し、それを守るということだ
「政治とは“神”の代理行為ではない…政治家に“私”などあり得ん」
「わかりません。だが、考えつづけます」
「戦闘には必ず明確な目的を与えるのだ!そうすれば艦長のあらゆる操艦が敵には人間離れした神業の如く映る!」
「政治の現実は複雑に見えて実はイエスかノー白と黒との組み合わせに過ぎん」
離れてみていた私にはよく分かる。カイエダと話してからのあなたは口とは裏腹に攻撃を躊躇っている…あの男にあなたは一体何を見たのだ!?夢か希望かそれとも愛か!?