【感想・ネタバレ】目覚めると、ひとりだと気づく 家族が過ごした最期の日々のレビュー

あらすじ

最愛の人と別れてから始まる人生がある

「悲しみこそ真の人生の始まりだ」。
月刊「文藝春秋」で反響を得た作家、著名人による最愛の人との別れの実録、ベストセレクション。


【目次】
Part1. 母との別れ
吉行和子「吉行あぐり107歳の看取り記」

Part2. 父との別れ
阿川佐和子「お父ちゃんのおかげ」

Part3. 妻との別れ
眉村卓「闘病の妻へ 一七七八の短い物語」
加賀乙彦「妻の死」
永田和宏「亡き妻・河野裕子と詠んだ相聞歌千百首」

Part4. 夫との別れ
曽野綾子「青い空から三浦朱門の声が聞こえる」
小池真理子 「『かたわれ』の死を書く」

Part5.
柳田邦男「愛する人を看取る4つの約束」
インタビュー 垣添忠生/秋山正子/樋野興夫

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Posted by ブクログ

「時間薬」「日にち薬」「時薬」
いずれも時間が癒しの象徴であることを示す言葉だ。

けれど本書の『はじめに』にある「悲しみは時が癒してくれる、というのは嘘である。これは愛するひとを喪って初めて突きつけられる真実の一つだ」という一文に触れたとき深く共感した。

本作には、吉行和子、阿川佐和子、小池真理子(敬称略)らが綴った家族との最期の日々が収められている。

読み進めるほどに喪失の重さが胸を締めつける。

父を見送って十八年。
時は流れても喪失感は薄れず静かにそこにある。

先に逝った人たちの顔を思い浮かべ忘れまいと胸に刻んだ。

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2026年05月16日

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