あらすじ
高校の文化祭が押し迫る晩秋、ラーメンはなまるにやってきたのは、チャイナマフィアの後継者兄妹。なんとミンさんの親戚だという。ミン父・花田勝の引き起こした事件をきっかけに、なぜか持ち上がるミンさんの縁談。そこで立ち上がったのは、ヒロさんだった。 「おれからの依頼。この婚約、ぶっ壊してくれ」 ヒモのくせして、ついにミンさんに本気! 二転三転の結婚騒動を描いた 「電撃文庫MAGAZINE」 掲載作と、ヒロさんの師匠初登場の書き下ろし短編 『ジゴロ先生、最後の授業』 を収録した第6弾!
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Posted by ブクログ
ナルミはもう完全にまともな社会の歯車から外れてると思う。。
アリスのデレっぷりが半端なくなってきた。死ぬほど可愛い。
花田勝は実に漢だった。
Posted by ブクログ
今回の話は、わりと先が読めるものでしたね。
気付かない部分はありましたけど……。
都合のいい電話、そして行動。
二人が生きてることは前半というか、最初らへんでわかっていました。
問題は、パパンが死んでたということ。
それもいってみちゃえば、前半のなるみの言葉で答えが出ているのだと思います。
探偵らしいことはほとんどなかったかなぁ。結局はパパンの手のひらの上。
死ぬ間際でそこまで考えられるのかは不思議ですが、火事場のクソ力ということと、
生前から気にしていたということもあるのでしょうね。
ただマフィアに対向する行動がちょっと無謀過ぎる考えだったような。
まぁその結果は出ていますが……武力じゃない力で勝利する。
智力というのでしょうかね。
利害関係があるとはいえ、できるだろうという信頼も少なからずパパンは少年らを評価してたのかな。
短編の方もそうですね。アリスがいうように14こアクセサリーがあるなら、その一つも当然と。
ジゴロの成約みたいなのにもある通りなのでしょう。
最後のはがきについてのひとりごとが、いかにもそういう風に見えて良かったです。
後味が悪いのか、いいのかあれですが。