あらすじ
夏休みに信州にある剣菱家の別荘へ出かけた有閑倶楽部の6人。ある夜、野梨子が老婆の霊を目撃する。調べてみると別荘の前の持ち主・富水文さんらしくて…。そんな時、霊が悠理に憑依し、事件の過去が明らかに…!!
...続きを読む
超お金持ち高校生6人組、その名も「有閑倶楽部」。日本屈指の財閥令嬢、大病院の御曹司、文化人一家に生まれたお嬢様、警視総監の一人息子、宝石商の令嬢、駐日スウェーデン大使の子息。聞くだけでぎょっとするような肩書きの令息・令嬢が、いく先々で騒動を巻き起こします!個性がどぎつい6人組が幸か不幸か事件に首をつっこみ、はちゃめちゃに暴れ回っていつの間にか解決していくのが爽快!気分が落ち込んだ時に読むと、とにかくすっきりします。
私が一番好きなキャラクターは、深窓のお嬢様・白鹿野梨子。いかにもな「ですわ」口調に憧れて、姉と一緒にお嬢様ごっこをした幼いあの頃はいい思い出…。野梨子の初恋を描いたラブストーリーの回は必見です☆(ちなみに第10巻収録)コメディーがメインでありながら、アクション、ホラー、さらにラブストーリーもある大満足の少女マンガは『有閑倶楽部』だけ!
感情タグBEST3
絵もストーリーも安定してきてさらに面白い!
ミステリーにサスペンス、このメンバーがいればなんでもござれ!って感じでとことん楽しいです。
ホラー
有閑倶楽部のメンバーで信州にある剣菱家の別荘へ行く話がなかなかホラー満載でかなりびびりました。一条ゆかり先生のお婆さんの絵がなかなか迫力ありました。
有閑倶楽部はアクションものだと思っていたところ、ホラーも凄く面白い!と気づいた巻でした。また一条先生の描く美形な人間は本当に美しく うっとりしますが、こりゃあんまりだというおブスちゃんもめちゃくちゃ味があって大好き。瑠璃子ちゃんの鼻の穴…(笑)
ユウリだけ、霊が視えたり、憑かれたりする、最初のお話。
生きてる人には、めちゃ強いのに、視えない物には、気絶するくらい怖がるギャップに、萌える。
爽やかホラー
夏なのでまさにうってつけのストーリー。
みんなの結束力や自発的な行動力、何物も恐れなくなる金銭的な背景など、いつ読んでも胸がスカッとする。
美童〜〜〜!
美童ってこんなにポップでキュートなキャラだったっけ?というくらい、ここら辺のお話で美童のキャラクターが生き生きとしてきたと思う。
割と時代錯誤な表現が出てくるが、まあ前時代の漫画なので仕方ないかなと。
とにかくこの巻を読み終えたら美童が大好きになる。