あらすじ
あなたと生きていく。そう心に決めたとき、世界がぐるぐる回り始めた――。杜三(もりぞう)の父の葬儀の後、あかりと杜三はねぶた祭へと出かける。転職を控えたあかりは、最後の決意で2度目の告白。逡巡する杜三。しかし、ある本が二人の関係に奇跡を起こす! 二人の関係の結末は――? 人と本をつむぐ先駆的作品、ここに完結!! さらにアザーエピソード2編も収録!
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Posted by ブクログ
【あらすじ】
あなたと生きていく。そう心に決めたとき、世界がぐるぐる回り始めた――。杜三(もりぞう)の父の葬儀の後、あかりと杜三はねぶた祭へと出かける。転職を控えたあかりは、最後の決意で2度目の告白。逡巡する杜三。しかし、ある本が二人の関係に奇跡を起こす! 二人の関係の結末は――? 人と本をつむぐ先駆的作品、ここに完結!! さらにアザーエピソード2編も収録!
【感想】
Posted by ブクログ
完結。最後まで面白かった。恋愛ものとしては、特に目を引く要素もないと思われるけど、何といっても舞台は書店。本好きの書店好きにとっては、それだけで評価は五割増くらいになるかも。最終的には、どのキャラにも結構愛着が湧いてきたんだけど、名古屋店・副店長の眼鏡女子は、最後まで全然好きになれんかった。まあ好みってそんなもんですわな。
Posted by ブクログ
ついに杜三さんに“動き”が…!?
そして潮見さん“分かってる”な、彼女…。
あかり、杜三、緑そしてリカ。4人が織り成す恋模様も気になる所。
なんといっても読後は本屋へ再び行きたくなるし、登場した本も読みたくなる。
緑君派でしたが、最後は落ち着くところへ、無事に落ち着いてしまいました。
完結してしまいましたが、しっかり本棚に居を構えて“度々読み返される住人”の一員になりってます。
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まだまだ続くのかと思ったところでの、最終巻。
あかりと杜三さん、本当におめでとう☆
当初は、杜三さんは無理だな…と諦めの境地だったので、ハッピーエンドになってとても嬉しいです。
正直まだまだ、今後のあかりと杜三さん、小書店で働くあかり、緑くんや潮見さんの展開も見てみたかったです。
番外編でまた出ないかなぁ。
それ位、こちらの物語は面白くて、離れがたいです。
皆さんそれぞれ、成長していましたね。
Posted by ブクログ
とうとう最終巻。
緑くんの選んだ本を当ててくれてありがとう、という気持ちです。うまく言えないんですけど。
栞さんの短編もいい話でした。彼女もいつか幸せになるといいなあ。
あったかいようなさびしいような、独特の雰囲気を持つ漫画だったと思います。磯谷先生、連載お疲れ様でした。
Posted by ブクログ
いい完結です!
この世の本に書いてあることは、今まで私が経験したことで、これから経験することなんだと、しみじみ思う作品でした。
どんな気持ちにも、同じ気持ちの人が耐えきれずに文字にしてるなあ、と。書くこと、読むことで昇華されていくのでしょう。
緑くんにシアワセになって欲しいです…
Posted by ブクログ
急展開!まさか最終巻とは!でもあかりが幸せになれてよかった・・かな?あかりと寺山さんのやりとりのぎこちないかんじがきゅんきゅんでした。お互い敬語だし・・でも意外と寺山さんが大胆ストレートで、あと遠距離ってことは当然おとまり??っきゃーん!!とか妄想が膨らみます。もっとこの2人を見ていたかったけど‥あとはご想像にお任せ、ってところでしょうか。脇キャラもとっても魅力的だったので、番外編もとても楽しめました。緑君には幸せになってほしいなぁ。むしろ幸せにしたい!位の勢い!水原店長と塩見さんの件にはかなり笑いました。水原店長萌え萌えです。塩見さんは‥なんか他人とは思えないところがあります‥。そんなかんじで、この作品の世界が大好きで、ここ数年新しい巻が出るのを一番楽しみにしていた作品なので、これで終わってしまうのがとっても寂しいのですが、磯谷先生の次回作を楽しみにしたいと思います!
Posted by ブクログ
私はこの二人のペアを望んでいたので、その様子を見ることが出来てにんまりできる回でした。杜三さんがものすごく可愛く見えるし、緑君がとても素敵男子に見えます。
そして、栞さんも素敵でした。
恋も仕事も成就するあかりに対する「ぎりぎりのところですべて持って行くんだな」というセリフ。私はこのセリフがこの作品の深みを出しているのではないかと思います。初めて読んだ時には、まさしくそうなのよと同感してしまいました。
出てくる文学作品も手にとって見たいと思いますし、マンガ本編も何度も読み直したいと思わせてくれるシリーズでした。
Posted by ブクログ
どんな最終回を迎えるのだろうか、と連載中思いながらよんでいたのですが、あっさりというか「え、この状態で終わってしまうの」となんだか気になる終わり方でした。巻末のコメントを読んでいると、続編はなさそうですけれど。読み始めたころは自分も本屋に勤めていたので(作品中のような大規模なチェーン店ではありませんでしたが)、「あぁ、そうそう」と頷きながら読んだり、メガネ萌~と癒されたりして、とても楽しく読み始めて、そして楽しめて終わった作品でした。でも心残りは緑くんの今後が知りたいと思ったのもつかの間、最後の最後でおまけのリカさんが一番最高ですべてを持っていかれました(笑)[2012年12月15日購入]
Posted by ブクログ
番外編ふたつを含む完結巻。
↑が良かったわ。
ご無沙汰だった栞さんと、大好きな(笑)緑くん。
もちろん本編も。
寺山さんが、あの寺山さんが……! といじらしくなる。あかりとのツーショットが微笑ましい。
そしてあかりも、なんだかぐっと素敵な女性になってて眩しかった。
磯谷先生お疲れさまでした!
次の物語も楽しみ。
Posted by ブクログ
現在放映されている、NHK朝ドラの『おかえりモネ』となんだか被る。
主人公は大人しくて真面目、物事をコツコツ積み上げるタイプで少々頑固、親切というよりややお節介。主人公の相手は物静かなエリート、超頭良いけれどそれを鼻にかけていなくて、優しいけれどコミュ障。両想いなのにカップル成立までやたら遠回りし、晴れてカップルになったのにお互い敬語。
え、ありがちなのかなこの組み合わせ? 横恋慕する男性が同期(同級生)ってのも共通している。扱うテーマもマニアックだし。
人物の鼻の表現が変わったので、すごく絵柄が変わってしまった印象を受ける。それはそれでアリなんだけれど、私はあまり好きじゃない。最初から読み返したとき感じてしまう違和感が邪魔して、話に入り込めないことがあるから。この作者、絵はそれほど上手とは思えないけれど字はキレイだな。読みやすくて良い。漫画家さんの絵柄と書き文字って、相関関係なくて面白いんだよな~。(2021-08-15L)
Posted by ブクログ
たまにはBL以外の本の感想なぞ。
名古屋の大型書店がメインの舞台です。
主人公は書店員の女性。
書店ならではの悩みや出会い、恋愛を「本」をからめて描いていく内容ですね。
12巻分あるんだけど、たぶんハマったら一気に読みたくなっちゃうんじゃないかなぁ。
ちなみに、ジャンルも多岐にわたっていて
マンガも小説も洋書、童話系もでてきます。
最近は電子ばかりで(これも電子で読んだ)書店にいくチャンスはぐっとへりましたが、それでも今も本が好きであることの根幹をつくったのは本屋さんです。
多分内容としては男性も楽しく読めるんじゃないかなあ。
ネタバレを避けたいので、内容にはあまりふれませんが。
最後の空港のシーン、なんかこれまで重ねてきた物語「らしく」てとても好きです。
あ、そうそう。
韓国の書店事情もちらっとでてきますよ。
それにね、名古屋がほぼ舞台なので……
実際の書店名は違うけどリアルとリンクするところもあるんですよね。あの書店、大学の先輩がバイトしてたんだよあ懐かしいね。
Posted by ブクログ
本屋さんで働く大変さ、楽しさが伝わって来る。
これを読んだ時、実際に書店でバイトしていたので共感できるところ、働いていた書店にはないところが知れて面白かった。
Posted by ブクログ
大円団。
誰しもが収まるべき所に収まり、少女漫画的ハッピーエンドです。
あかりの転職も希望通りでした。
でも町の本屋さんの現状には憂えるものがありますね。
私は最近ほとんどネット購入です。
通勤ルートに趣味の良い本屋が無くなってしまったから。
ネット購入は楽だけど趣味が偏りがちになるのが嫌なのです。
本屋をぶらぶらしながら、新しい出会いを探すのが楽しかったのですが。
Posted by ブクログ
本好き、本屋好きとしてはたまらない作品。
紹介されている本も読んで見たいと思わせるものばかりでした。
何で学生時代に、本屋でバイトしなかったのか、自分でも不思議。
Posted by ブクログ
全12巻、読み切りました!!
もう大満足の展開&結末でした♪♪
時間を作って、またゆっくり1巻から読み直したい。
終わってしまってとても残念です(><)
一言で言うと、大型書店に勤める主人公が仕事に恋に色々と
悩みながら成長していくお話・・・なのですが、それだけでは語れない、
独特の穏やかで優しい空気が流れているような、そんな作品でした。
ふんわりと優しいタッチで日常が描かれていますが、仕事上の人間
関係の問題や、出世競争、転勤、転職・・・内容はとても現実的。
でも、毎回一冊の本をテーマにして、その本の内容とお話が綺麗に
リンクされていて、しっかりと現実を描いた話なのにどこか幻想的な、
独特の世界観がありました。
番外編で主人公のその後とか・・・あったらとても嬉しいですが、
このままふんわり幸せな気持ちのまま終わっても十分満足できる
素敵な作品でした。
Posted by ブクログ
最終巻。読み始めた当初は、あまりにも他人に無関心な杜三に「これは恋愛なんて無理だ…こいつは動かん。きっと憧れの人ポジなんだ…」と、結構本気であかりは緑君とくっつくんだと思っていた時期が私にもありました(笑)
なのでこんな風にあかりに対して一喜一憂したり、照れたり泣いたりきゅんとしたりする姿を見ると、とても感慨深い…(ホロリ) だらだら長いと言う人もいたけれど、それは杜三にとって必要な過程で、遠回りに見えるけどそんな事は決してなかった。
だからこそ!ふたりがほのぼのいちゃいちゃしてる姿をもっと見たかった…!!
もう少しだけ、見守りたかったなぁ。
Posted by ブクログ
幸せいっぱいの最終巻。
とっても良かった。
新しい場所で頑張るあかりさんに元気をもらえた。
そして読みたい本が増えてしまった…。
本のプレゼントって選ぶのは難しいけど、やっぱりいいな。
Posted by ブクログ
栞さんのエピソードが、これからを感じさせるものでとても良かった。
緑くんには幸せになってほしかったけど、新たに女性を出したり余り物でくっついたりとかなかったのは良かった。
Posted by ブクログ
本屋の森のあかり最終巻。
連載が始まった当初はまさかここまで続くとは思わなかった(笑)自分が本屋で働いているので、作中に出てくる本屋にまつわることが分かることがあって、そこが面白かった。登場人物たちも1巻と12巻では性格とか結構変わったのでは。杜三と緑くんとか特に。緑くんもその後幸せになってほしいなと思いました。
Posted by ブクログ
ついに最終巻。
あかりの恋の行方は読んでてうわああってなりました。
もう…寺山さん乙女過ぎる。この漫画で一番乙女っぽい人ですね(笑)
本屋の仕事とそれに携わる人たちの本への愛が伝わってきて、読んでいて「分かるなあ、この気持ち」となれる作品だったし、それぞれの想いと心の成長が描かれていて、続きが出るのを毎回楽しみにしていました。
個人的には緑くんに幸せになって欲しいなあと思うのです。
緑くんがあかりに渡した本が読みたい…!
磯谷さんの次回作も楽しみです。