【感想・ネタバレ】会津士魂 一 会津藩 京へのレビュー

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

“小説”は通常、「劇中人物達の何れかの“目線”で、作中の出来事、時代、劇中人物達の想いなどが語られる」体裁が積み重ねられるものであると思う。が、本作は「誰の“目線”か判然としないもの」が何となく目立つ。“神様目線”とでも言うような、「作者自身の地の文」というようなものである。
本作の「作者自身の地の...続きを読む文」だが、最終的に会津に“汚名”を着せた側への“非難”と言ってしまって差し支えない“批判的言辞”が殆どを占めている。これに関しては、「教科書等で伝えられている“明治維新”以降の歴史とは一体何なのだ?!」という嘆き、抗議というように感じた。更に「日本の人達にとっての、所謂“近現代”とは何だったのか、足下をもう一度じっくり見て考えてみるべきではないか?!」という痛切な訴えのようにも思える。

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Posted by ブクログ 2010年12月20日

会津藩主松平容保が京都守護職に就き、会津藩士を率いて上洛。小説なので、ただ歴史をなぞっているだけではなくドラマがあると思う。
2010/12/20

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ネタバレ購入済み

1-13巻についての感想

2017年05月28日

会津側からみた歴史小説はあまり本にされていなく、とても興味深いテーマであることと、他の方のレビューが良かったので一気に全巻購入しました。
しかし、すぐに後悔しました。
内容がとにかくくどい。何度も同じエピソードの繰り返しや、薩長に対する恨み節や、会津こそ正義で藩士は領民からも深く愛されており、会...続きを読む津には卑怯者は一人もいないというような内容が延々と書かれています。とにかく、偏った視点で書かれています。
また、鮎川兵馬という架空の人物が主人公のように物語が始まるものの、いつの間にか、兵馬が物語から消え、忘れた頃にちょっとだけ現れ、当初の目的であった仇討ちもうやむやのままで、作者が何を意図しているのか、まったく理解できませんでした。

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