目が覚めたら海の上、同じ境遇の男女と突如奇妙な無人島で生活することになったナツ。
昨夜は家族とご飯を食べてベッドに入ったはずなのに…。
実はこれは「7SEEDS」と名付けられた国家的プロジェクト。
隕石の衝突で地球が壊滅的な状況に陥ることが判明し、人類滅亡を防ぐため冷凍保存されていた7人の男女。
目が覚めたのは、人類が滅亡した、未来の日本だったのです。
昨夜一緒にご飯を食べたはずの家族も、愛した恋人も、本当はとうの昔に亡くなっていて、突然突きつけられた過酷な現実の中で生き抜かなければならなくなった少年少女たちの物語です。
括りは女性マンガですが、この規模感は女性マンガだと思って読んだら衝撃を受けるレベル。大切な人を、いま大事にしたいと思えるマンガですよ。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
この人の作品は一向に褪せないな。
何度読んでも胸が締め付けられて泣けてくる。
花も安居も気の毒だけど、自分の信念が彼らの人生を狂わせた元凶だと知った百舌さんが、これからたったひとりで未来に向かって歩けるのかが分からずただただ可哀想でならない。
そして新巻さんを中心にまた一波乱がありそうで…続刊が待ち遠しい。
ツノマタ!
詩ってなかなか暗記ってできないんだけど、それは人によるのかなってこの本を見ると思えてしまう
その時の情景を有名なうたで当てはめてしまうツノマタさん、なんか人生楽しく生きてそうで良いんですけど
さてこの後どうなるのか楽しみです
Posted by ブクログ
全員が協力し始める
なんとか水を流すことに成功
一方、百舌鳥と接近した安吾＆涼は殺し合いになりそうになるが嵐が止める
安吾は必要な人間かを全員に問う
それぞれ罪があるものもいるが、赦さないまま共存していく方向へ
夏Ａチームは百舌鳥からの卒業を宣言する
百舌鳥、去る（死亡？）
角又の嫁？彼女？の遺体？と再会？？？
この巻は至宝
あんごたちの辛い過去にようやく決着が。でも一番の実物は涼のあんごへの告白！蝉経由だけど。あんご、どうか涼と幸せになって、、、！
Posted by ブクログ
この巻数で、いつもいつも泣かされるっていうのが何とも。もちろん泣く＝感動ではないけど、これは毎巻深いところを抉ってくる。
要さんや◯◯との再会、それぞれの成長、優しさ、新巻さんの哀しみ、花や桃太の心の傷、角又やくるみと流星への心配。大事なとこは蟬丸とまつりが締めたり緩めたり。ナツ（一応主役？）も頑張ってる。
頭の中フル稼動です。もうちょっと自分勝手な人間がいたっていい気もするけど、こんなサバイバルしてたら成長せずにはいられないのかな。
ここから抜け出したら完結なんだろうな。あー早く続きプリーズ！！
Posted by ブクログ
３月と言うこの時期に、この３１巻を出したのは偶然じゃないよね。
実は戦略なのかもしれんが、販売するほうの作品への愛を感じてならん。
夏Ｂの皆さんは「仰げば尊し」は歌えんくても「大地讃頌」あたりを合唱して卒業式を執り行うと良いよ。
そして音楽は’鳴らす’ものではないと解ったときに
ji ma ma の「大丈夫」とか聴いてほしいな。
■ ■ ■ ■ ■
穏やかな雰囲気とは裏腹な、荒巻さんの抱える闇の深さが表出した巻でもあったねぇ。
ひとりやったからさ、きっと何度も何度も反芻しちゃったんだろな。
凍える。
■ ■ ■ ■ ■
ワタクシ的推しメン・まつりちゃんの魅力が光った巻でもありました！
涼くん、ほんとこの娘といたほうが絶対いいって！
オバちゃんもお勧めよ？
