あらすじ
「タチアオイ児童図書館」の名物は、キノコ頭で口の悪い司書・御子柴。そんな彼を慕い多くの人々がこの図書館を訪れる。それぞれの人生が交差し、そして紡がれる優しい世界。新たなキャラも登場して、ますます世界が広がる「児童書のソムリエ」御子柴の癒やしの物語、第3巻。
...続きを読む
「全国書店員が選んだおすすめコミック2013」15位の作品。
私設の児童図書館を舞台に、メガネでキノコ頭という地味な風貌の青年司書・御子柴(みこしば)が、個々人に合った児童書との出会いを提供することで、人々に影響を与える心温まるストーリー。御子柴がぶっきらぼうに、児童書の中に隠されたメッセージを伝えるシーンは好みの分かれるところですが、児童書を大人の視点で読み解くことによる奥深さ、楽しさを提供してくれるという点は既存の作品にあまり例が無く、面白いと感じることができるハズ。
子供の頃に出会える児童書は数が限られていると思うので、この『図書館の主』が、昔読むことのできなかった児童書に出会ったり、子供に読み聞かせたい本を見つけたりする一助になってくれるかもしれません。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この作品の中で出てきて読みたいと思った本
・絵のない絵本(アンデルセン)
・ぐるんぱのようちえん
・クレヨン王国シリーズ
・ドリトル先生シリーズ
Posted by ブクログ
さらに御子柴のキャラが大人しくなっている。
さすがに最初のあれはなあと言うことなのか、単に話のためか。
宮本との関連性も少し出てきた。
クリスは……そのオチはなあ。
意外なところが繋がってくる話もあるが、こんだけ拗れた相手と再会しても、なあ……。
Posted by ブクログ
御子柴の妹が登場する話が目立つ第3巻。家を継ぐこととやりたい仕事をやること…夢を追うことと、宮本もふくめて「仕事」ということに対する展開が増えてきた印象。なんとなくこの作品のやりたいことが見えてきた気がする。
ただ、個人的にはやはり子供に対して道を指し示すような話の方が面白く感じる。外国人のクリスと翔太の交流を描く話はこれまでの中でも一番良かったかもしれない。
Posted by ブクログ
御子柴くんはものをはっきりいういい人やなぁ。
「作者の文を直に感じるには書かれたままの書物を読むしかない」
それは思う時があります。
外文の本を読むとき、よく思います。
本当に本によって感じ方が違います。
同じ本を題材にしてるのに、本によって感じ方がとても違います。
だから、自分で和訳しながら読んでみると、また感じ方が違うんです。
これが本当に不思議で面白いです。
だから、同じ題材の本でもいろんな本で読んでみたいと思います。
そして、原書も読みたいです。
・・・でも、物によっては古文の域に達するから、辞書で単語を検索かけても出てこないのよね。
本当に困るわ、シェイクスピアww
Posted by ブクログ
ぐぐい、と面白くなった、と上から目線で語る。
これまでは、本が主役で、それにあわせて出てきたように感じた登場人物たちが、それぞれの個性を発揮しているからそう思うのかも。
いいなぁ、これ。
Posted by ブクログ
御子柴さんやっぱりいいな。
なんだかんだ言って面倒見がいい人し、本に関しては熱くていい。
この漫画を読むと児童書を読みたくなってウズウズする。
Posted by ブクログ
自分が読書好きになったのは多分に親の影響があり、
海外の作品は訳者の違うものも読んでみるよう言われたので
ヘンゼルとグレーテルの話も知っていた。
思えば親が司書のようなものだったのかもしれない。
御子柴の妹のキャラは結構好きだ。
流石にクリスマス・キャロルは早すぎると思う。笑
Posted by ブクログ
妹ちゃんが思った通り御子柴大好きでニマニマしちゃった
貝殻のエピソードは可愛いけど切なくもあるな…
そして夏夜さん元自衛官か
かっこいいなおい!
Posted by ブクログ
一話完結より数話でていねいに人を掘り下げた方がいいと思う。今巻ですでに登場した人物のつながりも見えて、面白くなってきた。
でも、設定が少女漫画っぽい。
Posted by ブクログ
ヘンゼルとグレーテルがこんな怖い話だとはすっかり覚えてませんでした。アンデルセンとグリム童話、幼いころに読んだ気がしているだけですっかり忘れている気もしてきました。児童書が気になりはじめました。