「全国書店員が選んだおすすめコミック2013」15位の作品。
私設の児童図書館を舞台に、メガネでキノコ頭という地味な風貌の青年司書・御子柴(みこしば)が、個々人に合った児童書との出会いを提供することで、人々に影響を与える心温まるストーリー。御子柴がぶっきらぼうに、児童書の中に隠されたメッセージを伝えるシーンは好みの分かれるところですが、児童書を大人の視点で読み解くことによる奥深さ、楽しさを提供してくれるという点は既存の作品にあまり例が無く、面白いと感じることができるハズ。
子供の頃に出会える児童書は数が限られていると思うので、この『図書館の主』が、昔読むことのできなかった児童書に出会ったり、子供に読み聞かせたい本を見つけたりする一助になってくれるかもしれません。
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Posted by ブクログ 2019年07月27日
宮沢賢治『貝の火』を御子柴は父親ウサギ目線で読めばどうだ?と言う。ちょっとドキッとした。本の読み方って誰目線で読むかで感じ方が変わるわけか。
Posted by ブクログ 2013年02月21日
金子と夏夜の境遇が私と似通って驚いた。
私も大学に進学したかったけれど、出来なくて、あしながおじさんがいるジュディーにすごく憧れたし、夏夜の父に対する複雑な心境にも共感できてしまった。
Posted by ブクログ 2014年04月26日
こんな風に本と触れ合える生活いいな。本には思い出があるっていう人も多そうたけど、自分が小さい頃に読んだり読み聞かせてもらったものはほとんど忘れてしまった。実家に帰ったら本棚の絵本を見てみよう。
Posted by ブクログ 2013年06月20日
わりとベタ。だけどところどころハッとさせられる。おじいさんの友人の話し、ホームレスのお父さんの話、絵本作る話がよかったな。あと絵がきれいで好みです。
Posted by ブクログ 2012年02月26日
やはり原作知っている話の方が安心して読める(ネタバレがないので)。そのせいか、物語に集中できて読めた。
キノコあたまキャラが美味しいポジションすぎてねたましいw イケメンに見えてきた。
Posted by ブクログ 2014年01月17日
絵本作家をめざしている伊崎くん登場。あっつい本やさんでちょっとおもしろいな~と。
そして、クリスマスキャロルを読んだことなかったので気になりはじめました笑