【感想・ネタバレ】図書館の主 15巻のレビュー

あらすじ

タチアオイ児童図書館が閉館の危機!? 御子柴たちがオーナーの友人から突然告げられたのは、驚くべき言葉だった。迫られる大きな決断に彼らが選んだ道は…!? 「図書館のソムリエ」御子柴が活躍する癒やしの物語、堂々の完結!!

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「全国書店員が選んだおすすめコミック2013」15位の作品。
私設の児童図書館を舞台に、メガネでキノコ頭という地味な風貌の青年司書・御子柴(みこしば)が、個々人に合った児童書との出会いを提供することで、人々に影響を与える心温まるストーリー。御子柴がぶっきらぼうに、児童書の中に隠されたメッセージを伝えるシーンは好みの分かれるところですが、児童書を大人の視点で読み解くことによる奥深さ、楽しさを提供してくれるという点は既存の作品にあまり例が無く、面白いと感じることができるハズ。
子供の頃に出会える児童書は数が限られていると思うので、この『図書館の主』が、昔読むことのできなかった児童書に出会ったり、子供に読み聞かせたい本を見つけたりする一助になってくれるかもしれません。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

色々散々引っ張ってきた話も最後にきちんと回収されて、いやなーんやそれというところもありつつ完結。
ただそれは無理だろうとしか。
関係者にまで嘘つくとか出来るわけがない。
大問題だよ。

結局御子柴は性格のきつさが消えたと言うより途中からただの解説役にしかなっていなかったとか、司書の娘はほんとにそれだけの登場で御子柴とのフラグが立つでもなく。
ほぼ使われず意味もなかった元カノとか、後から考えると消化不良な部分も多かった。
美談ぽく終わっているけど、クリスのことも今さら予定変えるの大変だろうとか、色々ご都合過ぎて興が醒める部分もある。
悪い話でもないけど徹しきれていない部分もあって、やっぱ色々勿体ないな。
板谷のキャラはわりと好きだったけど、この娘はこれからどうなるのやら。
案外あっさり恋愛して旦那掴まえてくるかな。
そういう方向の奔放さも見たかったな。

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2025年09月29日

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