感情タグBEST3
Posted by ブクログ
5巻は鞄商の御隠居クッカリーニ老に難題を押し付けられる「バッグと若旦那」編である。スーツと鞄のマリアージュを取り扱い、そこにジラソーレの陰謀家の彼女が裏から煽っている筋立てである。
描き下ろしでさらに追記を行っている形式はこの回からだ。紳士服の取り扱いを啓蒙する本作は、さらにその傾向を強めている。
その一方で物語そのものは、テーマに沿った内実を揃えている。この辺の物語る達者さは本当にお見事だ。
星四つ半相当と評価している。今回も楽しませていただいた。
Posted by ブクログ
シリーズの最初に靴磨きの小僧はパートナー(居候?)になりましたが、今回鞄職人の隠居さんは好敵手ですか?
まぁ、スーツには靴が無ければ始まらないけど、かばんは必須ではないものね。お話にあるように、お貴族様はかばんを持たない。召使が持つものだ、ということで。
日本人としては、スーツは仕事着なんですが、この話ではスーツはもっと幅広いんですよね。
でも今までの話の中で、いろいろな小物との組み合わせがありました。
時計、ベスパ、カフス、靴下うんぬん。
鞄がなかったのがびっくりなのかもしれない。
ご隠居は似非隠居でレギュラーですかね?
元気のいいおじいちゃんです。そういう人多いね。生きがい大切。