あらすじ
中毒性の高さにハマる人続出中!最新刊!
既刊1集+2集の増刷が止まらない噂のマンガ、待望の新刊登場!
少しずつではあるけれど、その人となりが見えてきた
謎多き中年会社員「フジイ」。
ラーメン屋で偶然耳にした音楽があれば即購入。
夜道で桜を見つければ猛ダッシュと
そのマイペースっぷりは相変わらず--
本巻では、そんな「フジイ」の
雑誌掲載時に反響の大きかった中学時代が
けっこうな尺を使って描かれます。
「次にくるマンガ大賞2024」にもノミネートされた話題作、最新刊も必読!
周囲からは、独身で友人もいなさそうな哀れな中年男性とみられている主人公のフジイ。一見、しがないサラリーマンのフジイですが、フジイはただフジイとして居るだけで、彼と関わった周囲の人間が勝手に救われていきます。
独り身、あるいは友達がいないということで、その人の「幸せ」は決まるのか? 周囲の空気を読んでコミュニケーションをとり、周りの人たちに好かれることを第一にした結果、本当の自分自身を見失ってはいないだろうか――? 周囲にさまざまな気付きを与えながらも、ただ淡々と過ごすフジイという存在に、ページをめくる手が止まらなくなります!
どことなく日常にむなしさを感じることがある人や、人間関係で悩んでいる人、孤独感がある人におすすめしたい作品です。
感情タグBEST3
ハマる
3巻は感情の揺さぶられ方がエグい。フジイの過去や周りの人との距離感が少しずつ見えてきて、ただの不気味さじゃなく“人としての痛さ”がにじむ。読むほど深みにハマる感じ。
ハマります
フジイの中学時代のエピソードがいいですね。イケメンで性格のいい成田くん、登校拒否だったアキラくんなど、フジイの周辺人物を知れたのは良かったです。
Posted by ブクログ
昔話する割に、他人に関心がないって言うのは、痛感するし身につまされる。
フジイさんといると、自分もいい人間であろうとする。そんな人の存在に、気付くことができる自分でありたい、、
中学時代
中学時代のエピソードは、あ~この感情わかるなって心をえぐられながら読みました。
フジイの友達の成田君のエピソードを深堀してほしい。
彼も藤井に救われた一人だよね。
石川さんがおじさんのラインブロックできたの、すごいし、正直この展開はないだろうとおもってたからいい意味でびっくりした。
Posted by ブクログ
1-3巻まで一気に読んだ。
なんて言えばいいのか。決して暗い内容なだけではないと思うのだけど、日常の重みだとかしんどさだとかしがらみだとか縁だとかそうした目に見えないけども重みがあるものを感じるマンガだったように思う。
それは藤井さんの生き方や人間関係、言ってしまえばキャラの造詣によるものだろうか。
正直で飾らないでいることは世の中で生きるにはしんどいものだと思うが、藤井さんはそれを体現している。
難しいことだと自分が思うからこそ、そのあまりにものギャップに自分が勝手に重みを感じてしまっているようにも思った。
続きもあるのでまた思い切って読めたらと思います。
クラスでそんなに目立たない存在
学生時代に、クラスではそんなにも目立たない存在だったけど、なぜか気になる主人公。そんな彼を20年経っても覚えてくれる人がいたなんて。
あまりにも普通の日常が、ごくごく普通に描かれているだけなのに、今回もはじめの「田中の休日」からガツンとやられました!
特殊な日常じゃない。若い人たちだけの日常じゃない。
本当にどこにでもある、どこの家庭でも会社でも地域でもある日常のストーリーです。
今回はストレスたまっている時に読んだのですが、何かすっと気持ちが鎮まりました。
まだまだ読み足りない気持ちです。
何か良い
1年に1回行くスペシャルを食べれるレストランじゃなくて
3日に一回食べたくなる飽きのこない定食屋
よくわからないんだけど
繰り返し読みたくなる
大きな波はないけれど
読んでいてふと自分と重ねたり、これは無いなと思ったり。
そんな感想を自分なりに感じればいいんだって、思わせてくれる作品です。
Posted by ブクログ
上手く新クラスに馴染めなかった時のあの感じ、大人になってからかつての同級生と集まった際のあの感じ…小さい棘のような、できることならずっと蓋をしておきたくなるような、そんななんともいえない気持ちがリアルに蘇ってくるようでした。
それでも読後感は決してイヤな感じではなく「しみじみ」という言葉がしっくりくる感覚でした。
石川さんの話も良かった。
でも今回一番印象に残ったのは結婚を機に退職する先輩の話。
そして
「これ、ドラマ化するとしたら誰がフジイ役をやるんだろう?」
そんなことを初めて考えてしまいました。
3巻のエピソードはドラマでも見てみたくなる展開だったけど、果たして誰が適役なんだろう??
ちょっと動きが
ぼーっと読めるので好きです。
藤井くんは学生のときから変わらないね。
りょうちゃんが亡くなって馬場くんが藤井探しを決意するところがワクワクしました。続きはまた次巻みたいだけど、、
矢部さんは実はちょっとやなヤツというのが、うっすら描かれてて面白い。本人も気づいてないレベルのやなヤツ。