あらすじ
王都に住む子爵令嬢・クラリスは、「ファーレンハイトの宝石」とも称される美しい姉と常に比較され、家族に虐げられ、目立たないよう陰で生きてきた。クラリスが十九の歳、「人食い辺境伯」と呼ばれるジークフリート・グーテンベルグの戦果の褒賞として姉の身代わりで嫁ぐことになる。ところが辺境伯ジーンは、無口で無表情ながらもクラリスを思いやる、包容力に溢れた魅力的な人物だった。しかし「身代わり花嫁」であることに負い目を感じるクラリスは、なかなかジーンへ心を預けられないでいた。そんな折、王都より姉の結婚の知らせが届き、ジーンと王都に向かうことになり……? 不遇の令嬢が辺境の地で最愛の人と幸せになる王道ラブファンタジー! 分冊版第6弾。
※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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匿名
すき
2人が仲良くなるのが意外と時間がかかってない感じも、2人の相性が良かったんだなって感じるし何よりか合わせになってほしい!
虐げられ我慢ばかりしてきたクラリスの心が優しい穏やかな生活に癒されていくのは本当に良かった。
それを脅かす姉の婚約話は、今の彼女には不要であってほしい。
ヒロインの…
ヒロインの穏やかな生活…健気なヒロインには、こういう生活が合っているのよ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡
もう、実家のことなんか忘れて幸せになってくれぇ~‼…って思っていたら、実家からの呼び出し…
行くことないよ~😢何か一波乱ありそう!辺境伯さん。ヒロインを絶対に守ってぇ~!…って、強く思いました(笑)
匿名
ジーンがマチルダがあってしまったらと心配してしまうクラリスですけど、こういう取り越し苦労そうなのをしてしまうのもかわいいですね。
匿名
ジーン様もファーレンハイトの宝石を本当に希望していたのかはっきりさせてほしいな。
クラリスだって身代わりってところで気が引けているんだろうし…。
匿名
6
「ファーレンハイトの宝石」と称される姉のマチルダと何かと比較されながら生きてきたクラリス・ファーレンハイトは王都に住む子爵令嬢である。
ある日マチルダに来た縁談を代わりに受けることになったクラリス。
相手は人食い辺境伯とうわさされる男だったが実際のジークフリート・グーテンベルグ辺境伯はそんな印象はしなかった。
家族から疎外されて生きてきたクラリスはジークフリートがちゃんと自分の話を聞くことや領地の環境をよくしようと日々努力していることを知る。
そういった中で植物の知識があるクラリスは何気ない会話で彼の興味をとらえることになった。
そうやって少しずつ二人で会話して歩く時間が増えていきそれはクラリスの心をほぐしていくのだった…。
ヒロインは、自分はずっと身代わりでしかないって思っているのが可哀想で、ジークフリートさま、ヒロインをそんな状況にしたままに竹刀で、ちゃんと伝えてあげてって思ってしまいます。
匿名
クラリスがもっと自分が思ってることを周りに話したら、それだけで何もかも上手くいきそうな雰囲気があるのに…
でも生まれ育った環境があれだから仕方ないよね。気持ちを押し殺して生きてきたんだもんね。
頑張れクラリス
ジーンさまに何か考えがあってのヒロインの実家訪問なんだろうけれど、前にしていた政治向きの話の一巻だったりするのかな?
ヒロインと辺境伯さまの関係はゆっくりと確実に深まっているなって思うけれど、ヒロインは身代わりの花嫁としての後ろめたさを持ったままなんだけれど、辺境伯さまは何を考えて員だろう?
ヒロインがご実家に顔を出すことになりそうです。というか、ご実家さん身代わりを送り込んでいるのに、招待するなんて何を考えているんだろう?