あらすじ
王都に住む子爵令嬢・クラリスは、「ファーレンハイトの宝石」とも称される美しい姉と常に比較され、家族に虐げられ、目立たないよう陰で生きてきた。クラリスが十九の歳、「人食い辺境伯」と呼ばれるジークフリート・グーテンベルグの戦果の褒賞として姉の身代わりで嫁ぐことになる。ところが辺境伯ジーンは、無口で無表情ながらもクラリスを思いやる、包容力に溢れた魅力的な人物だった。しかし「身代わり花嫁」であることに負い目を感じるクラリスは、なかなかジーンへ心を預けられないでいた。そんな折、王都より姉の結婚の知らせが届き、ジーンと王都に向かうことになり……? 不遇の令嬢が辺境の地で最愛の人と幸せになる王道ラブファンタジー! 分冊版第5弾。
※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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匿名
かわいい
ジーン様の優しさにキュンキュンしちゃってるクラリスもかわいいし、この2人の醸し出す空気感がホワホワしてて好き!
メアリーの正反対な「リスト」入りしたジーン様とシド様、幼なじみで乳兄弟、遠慮ないからこそのつっこみ、「カッコいいのに女性にはポンコツ」、でもクラリスはそんなこと気にしてませんよ。大丈夫、大丈夫!
メイドさんの…
メイドさんのリスト…面白すぎる~( ´艸`)
でも、ヒーローはメイドさんのハナシにもちゃんと耳を傾けてくれるなんて…いい人なんだなぁ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡
こういう人は、今まで不遇な幼少期を過ごしてきたヒロインにぴったり(⋈◍>◡<◍)。✧♡
早く、主人公達が、もっと仲良くなるといいなぁ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡
匿名
ファーレンハイトの宝石を辺境伯様が希望してきたっていうのがどこかで行き違えて間違って伝わったって事なのかな?
ふたりの空気感がやわらかくなっていい感じ!
匿名
5
クラリス・ファーレンハイトは王都に住む子爵令嬢である。
姉のマチルダが「ファーレンハイトの宝石」と称される美しさをもつ一方、クラリスは平凡な容姿をしているので両親の対応に差があるという育て方をされていて自己肯定感が低いままだった。
そんなある日姉の縁談を代わりに受けることになったクラリス。
相手は「人食い辺境伯」とうわさされる男だったが実際に会ったジークフリート・グーテンブルグ辺境伯はそんな印象が全然しなかった。
彼はクラリスを気遣い、領地をよりよい環境にしようと日々模索しているのがわかり、クラリスは彼のことをより知りたいと思うようになった。
しかし彼はもともとファーレンハイトの宝石である令嬢を妻にしたいと言っていたので自分ではいいのかという思いもあり…。
ジークフリートさま、ヒロインのことを思いやっているのはわかるけれど、周りの人にはわかることでも、ヒロインにはもっとちゃんと伝えた方がいいのにって思ってしまいました。
辺境伯さまの得意な政治の話をしようってところ、ヒロインの告白と関係があるんだろうなって思います。辺境伯さまの思惑は如何に?って感じです。
匿名
良かった。初デートでの話題がトイレ事情だった事に突っ込んでくれる人がこの作品にもいて(笑)
でも良いなって思った。
昔のパリもそこら辺に💩がたくさんある花の都とは程遠い惨状だったって言うもんね。
💩を川にそのまま流してたのは実話なんじゃないかな。こうあう地に足ついた?ストーリー好きよ。
ラスト、そんな風に笑うんだなって言っていたから、以前ヒロインのことを見知っていて笑顔が知りたいとか思っていたのかな?って思いました。
辺境伯さまは何を考えているんだろう?ヒロインのことを好ましく思っているんだろうことは読んでいて伝わってくるんだけれど、ヒロインには伝えないのかな?
辺境伯さまが結婚相手として望んだ表現が受け取った側とでズレ違いがあったんだろうなって感じでした。でも、結果良ければすべてよしな感じですね。