あらすじ
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千の時を越え、呪いが再び目を覚ます…!!
アサの壮絶な過去を知り、ユルが沈痛な思いを抱える中、影森家にデラがやって来た。東村と影森家、各々の主張が飛び交うも、すべての敵を迎え討つと宣言してみせたユルは、影森家を後にして、デラのねぐらに移動した。しかしそこで凶悪なツガイ「手長足長」に遭遇する！左右様VS.手長足長、戦闘開始…!!血縁は血煙を結ぶ。新王道ツガイバトル、第４巻!!
(C)2023 Hiromu Arakawa
山奥の自然に囲まれた村で暮らす少年ユル。
ユルには誰よりも大切にしているアサという双子の妹がいましたが、彼女はお努めと称して座敷牢のような場所で限られた人としか会うことが許されない存在でした。
そんな彼らが暮らす村は下界（村の外）から隔離されており、左右様という神が祀られ、移動は馬だったり近代文明とは縁がなさそうな平和な場所でした。
しかし、突然その平和は打ち破られます。
空にヘリコプターが現れ、銃を持った人間や謎の能力を持った少女が襲ってきたのです。
下界との調整役であるデラに助けられたユルは、自分自身の運命を知ってゆくことになるのですが…。
『鋼の錬金術師』『銀の匙 Silver Spoon』の荒川弘先生最新作！ということで、誰しも期待値が高くなるかと思いますが、その期待を裏切らない面白さになっています！！
今回注目していただきたい面白ポイントを３つ挙げさせていただきます。
・衝撃の時代設定
時代物のような舞台設定だと思って読み進めたのですが、敵の襲来によって突然現代の物語であると解った瞬間に、そうくる！？とテンションがアガりました。
冒頭、ユルが空に引かれた雲の線を「竜の屁」と言い、結界が破られる直前にユル達が「姿の見えない竜」について話しているのですが、恐らくは飛行機のことをそう呼んでいたのだと推測できます。
物語の冒頭で、既に彼らが隔離された世界で生きておりそのすぐ隣には現代都市が存在していたことを示唆しているのには、物語の緻密な設定を感じさせます。
・ハードな展開にコミカルなノリ
荒川先生の作品といえば、随所に散りばめられたキャラクターのノリの良さやボケですよね！
1巻の前半からから、村人が襲撃者に次々と殺されていくというかなりハードな展開になるのでになるのでではありますが、ユルやデラさんのやりとりに思わず笑ってしまいます。
ガブちゃんも敵キャラではありますが、コミカルなノリで憎めないキャラクターとなっています。
登場するどのキャラクターも個性的で生き生きとしており魅力的なところは「流石、荒川先生！！」と言うしかありません。
・物語のスピード感
「東の村で夜と昼が等しい日に、日の出を境に男女の双子が生まれた時、世が割れる」
という言い伝えから、「ツガイ」と呼ばれる存在の使役、敵対する一族と支援者など、色々なワクワク要素が出てきており、1巻だけでも次から次へと舞台が移って怒涛の展開となっています。
ですが、これから更に物語が膨らみ面白くなっていくであろうと予感させる展開ではありますが、まだわからないことだらけです。
最初からフルスロットルのトップスピードのため「何が起きているの！？」と思っている内に世界観に引きずり込まれてしまうのです。
「荒川先生、やっぱり凄い…！！」と誰しもが感じる物語、今後の展開に期待が膨らみます！！
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
田寺家のツガイ、マヨイガ。
襲ってきた手長足長と、左右様のツガイ同士の戦い。
デラさんは銃器で戦うんだね。
そして、先代田寺の子供？ケン登場。
ハナちゃんちの居候が増える！
刀のツガイ持ち、与謝野イワン登場。
影森家を襲って、今度は東村襲撃。
どんどん人が死ぬ〜
Posted by ブクログ
4巻
影森の追手、おばちゃん。気絶してた。
あとの2人は手長足長に殺された。おばちゃん手長足長の主ではなかった。手足足長は人間を食べる悪いヤツだから、病悩山に封印されていたが、最近、封印を解いた主がいた。左右様と知り合い。
おばちゃんはアスマの雇われ。ツガイは置いてきてる。
手足足長は強いから主を探す。
ユル、デラ、左右様で何とかて手長足長を倒す。
手長足長の主は軒下に隠れていた。
田寺ケンという子供。母・アベバ・タフファイ。エピオチア人。先代田寺の子供。
やっとハナのもとに帰宅。
ケンによるとユルの両親が村から逃げる手引きをしたのが先代田寺だった。先代田寺、田寺ロウエイ。
ケンも現在のユルの両親の居場所は知らない。ロウエイの居場所も知らない。
マヨイガも先代のもの。
ケンは母が死んで、強くならないと1人で生きていけないと思い、強いツガイ手長足長と契約したが、いうことを聞かないから、この世界に野放しにするわけには行かないと思ってマヨイガに閉じこもることにした。餓死する気で。
デラが先代から仕事を引き継いだのは10年前、ちょうどユルの両親が村から逃げた頃。ナギサがロウエイは下界人だと見抜いて脅迫まがいの揺さぶりで脱出方法を聞きだした。
ハナはケンを疑う。ユルは殺気がないから大丈夫というが、実際に殺気はないハナがユルの首をへし折れる体勢になって、「ここから私の気が変わって君を殺そうとしたらどうするの？」
と諭す。ケンは母が貯めてくれていた貯金があったからハナは面倒みることに決める。先代からもつい最近養育費が振り込まれていたから、先代は生きてる。
ケンは母の骨壺を持っていた。デラがハナにお墓を作るように頼む。頼むよ『墓掘りハナちゃん』
影森家。ジンが立川マコトを仕事で呼び出した。まずは西門の検証。やはりない。門の幅くらいの線がかすかにあった。
アスマが伯父・新郷に呼び出されて新郷の部屋にきた。ユルを逃したことを怒られる。お前の母親と一緒で使えねぇな！
トイレに部屋に刀二本の男がいた。会わずにアスマは帰った。尾行の蝶を斬る。
ハナが行方不明者リストを調べて、金城ナギサが旧東村登山口ポストに入山届けあり。沖縄に行こうとしたということはユルに祖父母のどちらかがいるんだ。
アスマはジンにマヨイガで部下が2人死んだことを報告。19歳と40歳。共に男性で天涯孤独。背乗りに使えるから生きてる人間として戸籍は残しておくよ。
アサの元に沖縄の祖母から電話がかかってきていた。祖母は人面蜘蛛のツガイに操られている？一言一句変わらないとこしか言わない。
デラが祈祷師に会いにいく。
祈祷師は村に「祈祷」と言って予防接種とかしてた。村が影森に襲われたことを報告。ユルは下界にいる。
祈祷師は刀二本男と接触していた。間合い詰められたと思ったら気絶していた。
祈祷師はデラに頼まれて村に薬とか届けに行く。祈祷師ヤマさん。山賊をユルの元に送り込んだ村人と繋がってた。今まで5人。話していると祈祷師の腹から刀男が現れた。その代わり祈祷師のお腹に空間ができてる。祈祷師は生きてる。
刀男、与謝野イワン。ツガイ『マガツヒ』は刀。だから村人に刀は見えない。
ダンジが村の外に出た。オシラサマが現れて乗ってく？
ユルデラ左右様VS手長足長
４対１でも苦戦する辺り強さが窺い知れるが、現代兵器の強さも分かってツガイの強さが何となく理解できて良き。
現代兵器も現代を生きるツガイだと対策されそうなので、最初の強敵として手長足長を出した荒川先生の話作りのうまさが光る。
匿名
オシラサマ
最後のオシラサマが可愛すぎる。ごつい馬に乗ってる美女の絵はやはり素晴らしい。そしてまたもや攻撃に遭う東村。でも東村の人々は正直同情できんと思う。
まよひが
はデラさんちの技、もといツガイという設定、これも上手い。
どうしてもスタンドを思い出してしまうが、知性のありそうなのも
あるしどこまで応用が利くのか。
4巻も面白いーー
アニメ化して欲しいなあ
どんどん面白くなってるけど勢力図がわからなくなってきた
誰が味方で誰が敵なんだっけ？また読み直そう
匿名
はいわかってました面白いって。
はいわかってましたよ。面白いって。3巻から話が急展開！！！新キャラ登場とともにデラさん動揺回ですね。かわいいです。
親探し
主人公の親がどこにいるか分からずヒントを元に探していく。
かなりの人々が色々な勢力で動いているのでかなり複雑で理解するのに何回か読まないと難しいが面白い。
話が重なるごとに謎は深まるし
人物も増えて(誰が誰？ってならない)
面白さが増します！
これから増えていくだろうツガイ達の能力と名前も楽しみの一つ
最後、いいところで終わったなぁ
5巻楽しみにしてます！
Posted by ブクログ
手長足長戦が終了、デラさんの異母弟が登場してきて、どうやらデラの父親がキーパンのよう。今のところ、主人公も読者も何が何だかさっぱり判らん状態が続いてるなぁ。
世界観が広がる
襲って来たヤツらは敵のツガイでは無くて、古くから恐れられてきたものたちだった。そのものたちに立ち向かう味方のツガイだが、敵はなかなか倒せない。結局は、現代兵器と主人公のはったりで倒せたって言う連携がすごいね。
匿名
早く次を読みたい！
夢中で読んでます。新刊が出るたびに1巻目から読み直して、ともかく面白いです。
ツガイの種類が多くて楽しい
コスパ良すぎ
今回も面白かったんですが、コスパ良すぎませんか？
こんなに面白いのに、550円とか……。
クーポン使えば、さらに安くなるし、3巻まで購入した方は4巻も是非に。
Posted by ブクログ
アサの抱えているものがわかってくる。
偽アサよりもとても強い人だ。
そうせざるをえなくなったとも言えるが。
脇役まで全員キャラが立っているのが流石。
Posted by ブクログ
さすがの荒川弘作品、敵も味方も混在しててみんな魅力的、読んでてとっても楽しい。
先が気になるから最近は完結してるマンガしかサブスク利用しないようにしていたのに、どうしても読みたくてつい手を出してしまったけど、後悔無し！
次巻を追いかけるのが楽しみ。
レベルの高い少年漫画
ユルの現代社会慣れしていない様は相変わらずギャグ的に面白いが、一人で戦える知恵と力を持って戦う姿に痺れた。村と関係者の相関関係が複雑になってきて後半の場面転換後は少し話を見失いかけたのでこれまでの巻の復習を推奨。ギャグの挟み込み方は相変わらず絶妙。
Posted by ブクログ
最新刊。
何が何だかよくわからないけれども色々な所で戦闘があり、犠牲者が出る。
主人公の兄妹も巻き込まれ系だから、何をどうすれば現状を変えられるのかわかってないので、当然読者も分からない。その割に敵か味方かわからない人物だけが増えていき、ちょっとストレス。まぁ明確に善も悪も無いのだろうけれども、兄妹で争うのはあまり楽しい展開ではないかなぁ。
Posted by ブクログ
アサの過去を知って、ユルは・・・。
影森家にデラがやって来て、東村と影森家の主張が飛び交う。
ユル、影森家を後にして、デラのねぐらに移動した。
そこで凶悪なツガイ「手長足長」に遭遇。左右様VS.手長足長、戦闘開始…!!
ユルを庇うためにデラが指揮を取り、手長脚長のツガイ使いを探し出す。
封の型を想像、模倣してみて。左右様に隙を見せて、デラの銃で御神体に戻したユル。
そして見つけたツガイ使いは「田寺ケン」。
正真正銘、デラの腹違いの弟。
アスマの追っ手の蝶を潰す。
影森家では立川マコトが再登場。狐と狸のツガイ使い。
朝の元には沖縄のばあちゃんから電話。いつもと同じ、変わらぬ内容で。
東村の様子を見に、祈祷師に頼むも、刀のツガイを使いが祈祷師に潜り込み東村を襲う。
名を与謝野イワン。
東村を命からがら抜け出した少年の元に謎の少女が馬に乗って現れる。
「乗ってく？」と笑顔で。
さて、基本的に人数も多くてややこしいけど、
どうにかついていけてるぞー。
本当にユルとアサの両親に会えるのかなー？
Posted by ブクログ
日本のとある山奥、結界に閉ざされた村で夜と昼を別つ双子として生まれた少年ユルと妹のアサ。ツガイと呼ばれる２体で一組の妖？神様？を使役する「ツガイ使い」たちによって繰り広げられるダークバトルファンタジーです。
前巻はデラさんのねぐらで凶悪そうなツガイ「手長足長」と遭遇したところで終わったので、バトルからスタート。さらに登場人物が増えて複雑になってきました。まだまだ謎だらけ、そして今回も次巻へ引っ張るラスト…早く続きが読みたいです。
