あらすじ
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平穏を求め 不穏が渡り来る
「ただ普通に皆で笑って暮らしたいだけ」と新郷の元にさらわれたユルは自らの望みを語った。倉庫街では左右様とイワン、影森ゴンゾウ一行と新郷一派、影森屋敷では裏切者のアキオとガブちゃん達が激闘!ユルは新郷のツガイ”風神雷神”に制圧されるも、デラやアスマのツガイ”夜桜”の助けで脱出に成功。一方、囚われの偽アサの元にはアサが救出に現れ…!?身を尽くす、ただ心の為に。真贋真偽ツガイバトル、第7巻!!
(C)2024 Hiromu Arakawa
山奥の自然に囲まれた村で暮らす少年ユル。
ユルには誰よりも大切にしているアサという双子の妹がいましたが、彼女はお努めと称して座敷牢のような場所で限られた人としか会うことが許されない存在でした。
そんな彼らが暮らす村は下界(村の外)から隔離されており、左右様という神が祀られ、移動は馬だったり近代文明とは縁がなさそうな平和な場所でした。
しかし、突然その平和は打ち破られます。
空にヘリコプターが現れ、銃を持った人間や謎の能力を持った少女が襲ってきたのです。
下界との調整役であるデラに助けられたユルは、自分自身の運命を知ってゆくことになるのですが…。
『鋼の錬金術師』『銀の匙 Silver Spoon』の荒川弘先生最新作!ということで、誰しも期待値が高くなるかと思いますが、その期待を裏切らない面白さになっています!!
今回注目していただきたい面白ポイントを3つ挙げさせていただきます。
・衝撃の時代設定
時代物のような舞台設定だと思って読み進めたのですが、敵の襲来によって突然現代の物語であると解った瞬間に、そうくる!?とテンションがアガりました。
冒頭、ユルが空に引かれた雲の線を「竜の屁」と言い、結界が破られる直前にユル達が「姿の見えない竜」について話しているのですが、恐らくは飛行機のことをそう呼んでいたのだと推測できます。
物語の冒頭で、既に彼らが隔離された世界で生きておりそのすぐ隣には現代都市が存在していたことを示唆しているのには、物語の緻密な設定を感じさせます。
・ハードな展開にコミカルなノリ
荒川先生の作品といえば、随所に散りばめられたキャラクターのノリの良さやボケですよね!
1巻の前半からから、村人が襲撃者に次々と殺されていくというかなりハードな展開になるのでになるのでではありますが、ユルやデラさんのやりとりに思わず笑ってしまいます。
ガブちゃんも敵キャラではありますが、コミカルなノリで憎めないキャラクターとなっています。
登場するどのキャラクターも個性的で生き生きとしており魅力的なところは「流石、荒川先生!!」と言うしかありません。
・物語のスピード感
「東の村で夜と昼が等しい日に、日の出を境に男女の双子が生まれた時、世が割れる」
という言い伝えから、「ツガイ」と呼ばれる存在の使役、敵対する一族と支援者など、色々なワクワク要素が出てきており、1巻だけでも次から次へと舞台が移って怒涛の展開となっています。
ですが、これから更に物語が膨らみ面白くなっていくであろうと予感させる展開ではありますが、まだわからないことだらけです。
最初からフルスロットルのトップスピードのため「何が起きているの!?」と思っている内に世界観に引きずり込まれてしまうのです。
「荒川先生、やっぱり凄い…!!」と誰しもが感じる物語、今後の展開に期待が膨らみます!!
感情タグBEST3
相変わらず
面白くて、エナジードリンクたくさん飲んだ時みたいにハラハラドキドキしました!続巻が出るまでまた一から読み直して待とうと思います!
Posted by ブクログ
色々合流。
イワン対左右様の戦闘に、ユルとデラさん参入。
しかしイワン強いなぁ…
アサとユル、偽アサとダンジの座敷童子ツガイは和解…したのかな。ユルは騙されたと言うけど、ダンジは見守っていた訳だし…。
てか、座敷童子のダンジ、可愛すぎて…
ここにきてキョウカさんの存在感増し増し。
オバァも東村の村人も、敵っぽいなぁ…
Posted by ブクログ
ハラハラしっぱなしだけど面白くて一気読み。とにかくイワンが強すぎる。左右様が心配になるほど強くて、しかもユルの両親と関係があるのかないのか…気になり過ぎる。表紙画でイワンが首を押さえてる理由が読んでわかったけど、刀の力も恐ろしい。イワンの仲間らしい峰山も恐ろしい。何よりイワンの裏にいてイワンを動かせるが誰なのか気になる。偽アサたちがユルを騙した理由が切なくて、ずっとユルのそばにいて生き甲斐だった2人を責めることなんてできないよなぁ。小さくなった夜桜の姿がかわいかった。アサとユル、2人が団結したのが嬉しい。
Posted by ブクログ
7巻
アサは解の力で新郷の部下のツガイ契約を強制解除。
陰陽ちゃんで偽アサとアザミとアサを結界内にいれた。そして、後でユルとも話すために、自分(アサ)だけ外にでる。
ユルとデラも人質のいる現場に。ダンジがユルが来てくれたことに感激して泣く。
アサもユルに気がつく。
アサが人質を保護したというから、ユルは左右様の元にいく。左右様はまだイワンと戦闘中。イワンはユルに「ミネとナギサを斬ったのは俺だ」という。動揺させるための嘘??
とりあえず、イワンには逃げられた。
新郷とアスマ。
山賊のツガイ、ガニマタとウチマタを風神雷神が捕まえているうちに、アスマが夜桜で新郷を攻撃する。人質にとり風神雷神に動くなという。
新郷に入れ知恵してるのは誰だ?と問だたすが、戻ってきたイワンに夜桜ごと新郷を斬られる。風神雷神も斬られる。
アスマはイワンを問い詰めようとするが、ゴンゾウが近づいてきたから、イワンは逃げた。イワンとアサはお互い目視。
イワンは山峰という、死体処理係りに電話。山峰、女子高生風。フンコロガシが死体を団子にして小さくして壺にいれる。
山峰は西ノ村の人間。
陰陽の空間で、アサとユルとダンジと偽アサの4人だけになる。アザミはデラたちみんながいる場所に。右さんをみて気絶。偽アサの本当の名前はキリ。
むかし、東村が本城でそのまわりに枝城として小さな集落がいくつかあった。その集落の1つで奉られていた「ザシキワラシ」400年前、主が殿様と戦(関ケ原の戦い)に行くことになって契約解除。戻ったら契約し直す約束だった。東が勝ったと噂で聞いたが主は帰って来なかった。
何年もたち、田寺ロウエイが昔の言い伝えを元にザシキワラシを探し出し、キョウカと契約させた。キョウカはその頃、旦那さんと子供2人を山崩れで亡くして心を病んでいたから。
ザシキワラシをみたヤマハおばぁがキョウカを本丸で働くように誘う。
本丸で仕事をするようになってしばらくしてナギサが村に迷い込んだ。
ユルとアサが生まれると村の大人たちの目つきが変わった。
「封」が…
「解」も…
そのうち山賊が…
遅い。
いつになったら東村の覇権が来るんだ。
ひと通りザシキワラシから話を聞いて、ユルはアサと2人きりではなす。
ユルは俺はあいつらをこれ以上責められない。
アサは普通の暮らしがしたい。
アサにイワンがミネとナギサを斬ったと言ったことを話す。でも自分の目で見るまで信じるな!と励ます。4人で普通に笑って暮らすんだ。
アサはユルに次にイワンを見つけたら自分の近くにおびき出すようにいう。アサは視界に入りさえすれば、首を胴体から「解」くことができるから。
左右様がイワンの血のにおいを覚えたから俺たちに任せろ。とユル。
イワンがとにかくえげつない強さ。
もう最強じゃん…と思ったらたまたま条件が合っただけっぽい?
魅力的なキャラですね
Posted by ブクログ
荒川弘作品はハガレン、銀の匙と読んでいるけれど共通してるのは忘れてても最初読んだら思い出すこと。
銀の匙も好きだったけれど、ハガレンやツガイのようなファンタジー作品も面白い!
イワンがかっこいいので続きが気にりますね。
超面白い
毎巻面白い、意外な展開がありますが、この巻は特に面白かった。
話がさらに広がりそうで、まだまだ続く感じになってきたので期待大です!
先の見えない展開
誰が味方か誰が敵なのか判らないなか、時々表示される人情味のある話がまた良い
それぞれのツガイの能力が少しずつ明らかになって来て、展開にも幅が出てきています。
やっと村の出来事が明らかに
村で長い間続いていた妹を座敷に閉じ込めていた、その正体が明らかになった。そしてその情報を元に兄妹は自分たちの願いを伝え合う。これから平和な状況ではないけれど、何とか最後に幸せになってほしいと願う
両親の行方は…
今回も面白いけどアッと言う間に読み終わりました。
物語は少し進んだ感じ。両親についての手がかりが…
アサとユルと偽アサとダンジの絡みもあってワクワク。楽しく読みました。続きが気になる〜
匿名
新たな勢力
新たな勢力が現れた!?
イワンの所属はそこか?
ようやくザシキワラシ2人から情報も得ることが出来た。
現状ではイワンがカギか?
Posted by ブクログ
両親に纏わる謎が少しずつ明かされていく。
バトルシーンの迫力も含めて展開が軽妙。
ユルとアサ、偽アサの座敷わらしとも和解できてほっとした。
Posted by ブクログ
チカン、もとい刀のツガイ使い与謝野イワンが、いやぁ〜まさかの強すぎでしょ。アクションシーンがかっこいいね。新たな情報をもとに、次巻はどう展開していくのでしょうか、楽しみです。
Posted by ブクログ
東VS西なのかー
話が大きく動いた!
イワンVSユルのアクションに迫力がある
すっかりブラコンの権化と化したアサちゃんがかわいい
ユルはホークアイ中尉のTS、アサはマスタング大佐のTSに見えてしまう^^;
Posted by ブクログ
謎がなかなか解けなくて、しばし、イラついたりもしながら読んでました。
アクションシーンも多いし、こうした作品も好物なんですが、一度、整理してほしいなぁと思う私でした。
Posted by ブクログ
倉庫街では左右様とイワンが。
影森ゴンゾウ一行と新郷一派、影森屋敷では裏切者のアキオとガブちゃん達が其々戦う。
ユルは新郷のツガイ 風神雷神 に制圧されるも、デラやアスマのツガイ”夜桜”の助けで脱出に成功。
ユルとアサの両親の真相も掴めぬまま苦悩する。
「この世は信用できない者ばかりだ!
自分の目で見るまで信じるな!」
ユルのアサへの言葉。
父様、母様、ユル、アサの4人で「ただ普通に笑って普通に暮らすんだ」は心に染みる。