あらすじ
悲劇は何度でも繰り返される
神の居場所が危険区域となっている東京。神・ヲロカピ=帯川に、自身に起きたこと全てのことを告白する時永。それは、今とは異なる「最初の世界」で、和花と出会ったことから始まった。時永は、謎めいた言葉を繰り返す和花に惹かれ、二度と出られない渦へと巻き込まれたのだった……。
巡り、戻り、繰り返される悲劇。江野朱美渾身作、記念すべき第10巻。
感情タグBEST3
カラーありがとう!!
江野先生の漫画は紙の単行本で揃えていますが、今巻だけは電子書籍もあわせて買ってしまいました。電子書籍限定とはいえ、まさかカラーのままコミック化してもらえるなんて!すごく嬉しいです。匂いや手触り、波の音まで伝わってきそうですね。
江野先生の作品は毎回、読み終わるまでずっと謎や不思議がついてまわるけれど、最終回を読み終わると「いいもん読んだ!このまま読み返そう!」という気持ちになります。アフゴンもそうなるのか、今のところさっぱり想像がつかないのでとても楽しみです。
匿名
あの…和花さん…?
遂に物語の核心というか原点に迫っていき
時永の1巡目が明らかに
ただ、あくまで時永の1巡目であって、まだまだ謎が多い…
後、これを聞かされてる帯川の心境やいかに!
Posted by ブクログ
数少ない、新刊を予約で買ってる漫画のひとつ。
本当に面白くて、美しくて、こんなに面白くて、そして絵にしづらいであろうストーリーをこんだけ魅力的で美麗な絵にできるの、すごい。
そんな物語を紡げる作者は悪魔か神様かわかんないけどそういう類のなにかではないかと思うほど。
匿名
神
1~9巻までのエピソードもそれだけで十分に面白かったのですが、10巻を読んで感動がグッと深まりました。
シリアスやコミカルの塩梅や表現が素晴らしいのは言わずもがな、随所に感じられたロジカルさの裏付けというか証明を見せていただきました。
購入日に買って読んでいる人間のレビューなのであれですが、贔屓目なしに神でした。
あと個人的に84話の髪型が可愛い。
(たびしカワラん!!から拝読させていただいていますが、なんかもう本当に良かったです。今後とも応援したい・・・。)
スケール感がすごい
無料で3巻まで読んだ後、一気に最新10巻まで。
謎が謎を呼ぶ展開で、かつどんどん予想もしなかった新事実が出てくる、非常にスケール感のある展開。
これはやはり、非常に面白い。
一方、話がややこしくなりすぎるきらいや、一部違和感のある展開・設定もあるのも事実。
(神=IPOがあまりにも人間臭く話すところなど)
これ、呪術廻戦やチェンソーマンの一番面白かった頃に近い気がする。
それ以上行くといきすぎで、わけわからなくなる直前状態。
呪術廻戦で言えば渋谷事変の途中くらいまでの、まだ考えれば話が繋がり、かつ突拍子もない展開に進む直前あたり。
アフアズの力で、人間に超能力を付与できるようになったというのも危険な兆候な気がする。
「本人の望んだ能力」という事で、予想もつかない様々なバリエーションが成立しているわけだけど、これは呪術廻戦でいう死滅回游に首を突っ込んだ状態。
まだあまりにも突拍子もない能力こそ出てきていないが、これが「都合のいい展開」「やりすぎで世界観を壊す設定」にならないかどうか危惧する。
今のギリギリの状態を保ったまま、ラストまで突っ走って欲しい。