あらすじ
神と神、敵対す。
神の居場所が危険区域となっている東京。「神殺し」を誓う少女・和花は蛇神の襲撃に遭い、己の中にも「神」がいることを思い知らされ、動揺。どうにか脱出をはかるも、今度は医師の代里子が蛇神に拉致された。代里子の婚約者・巳波の姿に変化し、陽気に過ごす蛇神。しかし、その様子を他の神が見とがめ……?
止まらぬ、既刊重版。江野朱美の渾身作、波瀾の第4巻。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アフアズのデザインが神々しくも禍々しくて好き。時永くんは凄いよ…。
馬場さんの生存競争の話が好き。(今まで読んできた色々な作品で)人間が、人間以外の生き物に人間の法を適用して罪だとか悪だとか言っているのに納得できないことが多かったので。当事者になったときそれができるかはともかく、感情論を一切抜きにしながらニコニコと言ってのける馬場さんは凄いな…、と思った。
はぁ
美しさと凶暴さが同居してる表紙に呑まれます。
読み終わったあと、つい安堵のため息が漏れてしまった……はぁぁ…
今巻は、今巻も、ですが、本当、本当に、時永くんが、時永くんがすごく良かったです…………
はぁぁぁ……
友
絶対に言葉の通じない怪物との命のやりとりではない、というところがこの作品の良さの一つなのだな。
空気の読めない帯川に時永は本当の友情を感じていたということか。
最後のコマ、この画力ならではの表現で感服。
Posted by ブクログ
あああああ人間と異形の伝わらない伝えたい真実かどうか分からない信じたい友情がああああああああぁぁぁえもえもえもぇも散らかしてるぅあああああああ、好きぃ!!!(語彙死)
Posted by ブクログ
「はあ?私は神だぞ。何が怖くて繁殖するんだ」。
4巻も面白かったです。新しい神がでてきた…ヴォロフ、何故ぬいぐるみなんだ。
キェルケゴールが提唱した「死に至る病」は「絶望」だったけど、この神々にとっての「死に至る病」は人間への「親愛」か?って思います。
帯川、ほんとに人間側につくんだろうか。人間側、というか時永さんと代里子さんにつくという感じか。
時永さんの元上司の、馬場さんの感覚すごいな。そう、「生存競争」ってだけなんだ…基本的に、人間以外には人間の基準は通用しないので当てはめてはならない。このことすぐ忘れてしまうけど、大事。霊的なものにも動物にも、それぞれの理がある。。
難しく考え出すとこっわ、となります。「今以外のことは全部、お前が頭の中で観てる映画だ」