【感想・ネタバレ】初代北町奉行 米津勘兵衛〈十〉 幻月の鬼のレビュー

あらすじ

怒髪天を衝く勘兵衛。
忽然と消えた凶賊を地獄に送ると誓う。
激震の“鬼勘”犯科帳!
『信長の軍師』シリーズの著者が贈る江戸黎明期の壮絶捕物帳!

北町奉行所が権威を脅かす失態を犯した。日本橋の薬種問屋で家族奉公人合わせて十七名が皆殺し、六千両を奪われたのだ。
非道の予兆を見逃した痛恨の極みであった。米津勘兵衛は凶賊を大所帯と睨み、浅草の女歌舞伎に的を絞る。
ところが一座は京への道行きで同心たちを手玉に取り、忽然と姿を消してしまう。
窮地の勘兵衛は威信回復をかけ、執念の一手を打つが……。

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Posted by ブクログ

一段と分厚いシリーズ大10弾。
今回は、女歌舞伎の河原芝居を隠れ蓑にした盗賊一味。
安価で、色も売る女歌舞伎。
京から流れ流れて日本中を回る。

女の絶対数が著しく足りない江戸では、金を持たない男たちに大人気!

小屋とも呼べないような場所に裏口から出入りする不審者。
目をつけた隠密同心、執念の捜査

友人の盗賊仲間から、北町奉行、勘兵衛の怖さを得々と知らされた小五郎。
初めはバカにしていたが、慎重を重ね、まんまと大きな仕事をする。しかも十七人皆殺しという極悪非道!

勘兵衛ら北町奉行所は、本拠地を突き止め、京都所司代の援助を求め一網打尽にしようと・・・・

分厚さも関係なく読ませてしまう筆力!

0
2024年03月27日

Posted by ブクログ

江戸時代の初期というのは、あまり資料がない、とはいえ、「本当かい?!」と言いたくなる箇所が随所にあった。まあ、「言った者勝ち」ということか⁉️

0
2024年03月12日

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